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日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について

日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について

~バリデーション回数、再バリデーション、変更時のバリデーションなどの注意事項とプロセスバリデーション事例、原薬の開発・製造と承認申請書類・CTD-M3への落とし込み~
オンライン 開催

視聴期間は2025年1月14日〜27日を予定しております。
お申し込みは2025年1月14日まで承ります。

概要

本セミナーでは、バリデーション指針と改正されたGMP省令、ならびにバリデーションの目的と検証対象などの規制面の解説から、バリデーションの実践に当たって、その回数、再バリデーション、変更時のバリデーションなどの注意事項、ペプチド合成工程実施のプロセスバリデーション事例、原薬の開発・製造と承認申請書類・CTD-M3への落とし込みなどについても、あわせて解説いたします。

配信期間

  • 2025年1月14日(火) 10時30分2025年1月27日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年1月14日(火) 10時30分

修得知識

  • 技術移転/移管について
  • バリデーション指針
  • バリデーションのリスク管理の重要性
  • 2021年度改正GMP省令
  • 2022年版GMP事例集
  • ICH Q7, ICH Q8, ICH Q9, ICH Q10, ICH Q11

プログラム

  医薬品・医薬部外品GMP省令に規定するバリデーションについては、品質リスクを考慮し、「バリデーション指針」に基づいて実施しなければならない (GMP省令第13条) 。また、医薬品の製造業者等があらかじめ指定した者に行わせるバリデーションについては、「バリデーションの対象となる構造設備、手順、工程等に関して熟知している職員を当該バリデーションの責任者としてあらかじめ指定し、その職責及び権限を含め、GMP省令第6条第4項の規定による文書に適切に定めておくことが求められる」 (バリデーション基準) とある。
  バリデーションとは、「製造所の構造設備並びに手順、工程その他の製造管理及び品質管理の方法 (以下この基準において「製造手順等」という。) が期待される結果を与えることを検証し、これを文書とすること。」である。その結果、バリデーションが目的とする品質に適合する製品を恒常的に製造できるようにすることが出来る。そのために、医薬品開発、日常的な工程確認及び製品品質の照査を含む製品ライフサイクルを通じて集積した知識や情報を活用すること。また、医薬品開発あるいは技術の確立が当該製造所以外で行われた場合には、必要な技術移転を実施することが必要である。
  各種のGMPバリデーションの中でも医薬品開発、承認申請にとって必須要件となるプロセスバリデーションについて、日米欧のプロセスバリデーションへのQトリオとの関連性を含めた要求事項、継続的ベリフィケーション (CPV) 、Q11に対応する管理戦略、CTD作成上の留意点、そしてライフサイクルマネジメント等ついて詳しく解説する。

  1. バリデーション
    1. GMP省令第13条及びバリデーション指針 (3極バリデーション)
    2. バリデーション指針と改正されたGMP省令
    3. バリデーションの目的と検証対象とは
      • 製造設備・環境制御設備、製造用水、製造工程、製造設備の洗浄作業
      • 原料・資材及び製品の試験検査の方法、
      • 輸送バリデーション
    4. バリデーション計画書
    5. バリデーション責任者と業務
    6. バリデーションの種類等
    7. バリデーションの実践に当たっての注意事項
      • バリデーンの回数
      • 再バリデーション、変更時のバリデーション
      • 洗浄バリデーション
    8. バリデーション報告書
    9. 新たなバリデーションの考え方と継続的ベリフィケーション (CPV)
  2. バリデーションを実施する前の設備適格性評価
    1. 設備適格性評価 (DQ, IQ, OQ, PQ) について
    2. 適格性評価の実際
    3. 対象と重要工程
    4. 適格性評価の業務フロー
  3. プロセスバリデーション
    1. プロセスバリデーションとは
    2. 3極 (日本、PIC/S GMP、FDA) のプロセスバリデーション
    3. プロセスバリデーション (ペプチド合成工程実施事例)
  4. ICH Q11 ガイドライン
    1. 原薬の開発と製造ガイドラインと承認申請書類・CTD-3への落とし込み
    2. QトリオとQ11 について
    3. プロセスバリデーション/プロセス評価
    4. コモン・テクニカル・ドキュメント (CTD) 様式での製造開発情報及び関連情報の提出
    5. 管理戦略
    6. ライフサイクルマネジメント
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年1月14日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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