技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ものづくり人材を育て成果を出す組織をつくる技術部門マネジメント

確実に成果を出す組織に変革させる

ものづくり人材を育て成果を出す組織をつくる技術部門マネジメント

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、テーマ創出ノウハウ、事業創出スキル、仮説構築スキル、計画策定スキル、モチベーションマネジメント、コミュニケーション、情報共有のノウハウについて、体系的に分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2025年3月12日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 開発部門管理者、マネージャー
  • 管理者候補のリーダー
  • 新事業、新商品開発、企画等に携わる方

修得知識

  • テーマ創出
  • 事業創出スキル
  • 仮説構築スキル
  • 計画策定スキル
  • モチベーションマネジメント
  • コミュニケーション、情報共有

プログラム

 VUCAの時代と言われ、激烈に変化する社会やニーズ対応するには、成長はもちろん、現状維持ですら新技術、新商品を生み出していかなければなりません。この中核を担うのが言うまでもなく、技術部門であり、企業の存続・成長のためには技術部門の活性化、効率化が欠かせません。
 ここで重要となるのがマネジメントですが、技術部門マネジメントは、研究開発業務をマネジメントすれば良いわけではなく、蓄積した技術や人のマネジメントはもちろん、マーケティング、人材育成など多岐にわたる複雑なものです。そして、技術部門の業務は他の部門のような「できて当たり前」を前提したものとは大きく異なり、リスクを取ってチャレンジすること、ある意味では失敗も織り込んだマネジメントが求められます。
 また、技術者は個性や信念が強いという側面も持っており、さらにこれらも時代と共に変化しています。そのため、技術部門のマネジメントには他部門とは異なる考え方、対応が必要となります。
 本講演では、複数企業でのテーマ創出から具現化、指導育成、マネジメントの実務経験、様々なケース、規模、目的に合わせたコンサルティングによる知見をもとにした、実践に即した新事業、新商品開発のアイデア創出から開発実務、人材育成といった技術マネジメントについて技術者目線、技術者の立場で詳細に解説します。

  1. イントロダクション
    • 企業においてものづくりとは何かという基本と共に、そこで求められることについてイントロダクションとして整理します。
      • Not Academia
      • 演習
      • 必要な要素
      • 魔の川・死の谷・ダーウィンの海
      • 三位一体
      • 結果を成果へ など
  2. 実務マネジメント
    • まずマネジメントの基本として技術部門はもちろん、全ての部門、業務に共通するマネジメントの考え方と遂行について重要ポイントを中心に解説します。
      • 3つのマネジメント
      • マネジメントの必須ポイント
      • 3つの想定
      • ターニングポイントとクロージング
      • 判断のルール
      • 3つの制約
      • 管理する項目
      • 監視すべき項目
      • ドライビングフォース
      • 管理者力
      • チームビルディング など
  3. 技術部門マネジメント
    • 他部門とは異なる技術部門のマネジメントは何か、そして、人を育て、成果を出すためのマネジメントの考え方について、技術部門マネジメントの特徴も踏まえつつ解説します。
      • 技術部門のマネジメントとは
      • 技術のマネジメント
      • 人材のマネジメント
      • 組織のマネジメント
      • 環境のマネジメント
      • ミッションマインド
      • チャレンジ環境
      • アウトプットスキル
      • グランドルール など
  4. 技術部門マネージャーが求められること
    • 技術部門を束ねて成果を出すために、技術部門のマネージャーが求められる現場マネジメントのポイントについて解説します。
      • 3性
      • 演習
      • 説明力
      • マルチコミュニケーション
      • 現場コミュニケーション
      • 店仕舞い
      • 商品化 など
  5. テーマ創出
    • 開発部門がその役割を果たすために必須のものであるテーマ創出をどうマネジメントするかについて解説します。
      • マネージャーの役割
      • そもそも開発テーマとは
      • 空から地上へ
      • コスト問題
      • ブレインバランス
      • あれも、これも? など
  6. 目的と目標
    • 商品開発、技術開発はもちろん、業務を行う上で基盤となるものであるにもかかわらず正しく理解されていない目的・目標について改めて解説します。
      • 即答できなければいけない質問
      • 目的と目標の関係
      • 技術部門における目標の条件
      • 目的・目標のマネジメント など
  7. 計画
    • マネジメントの中核をなすものの一つである計画の考え方と遂行について、マネージャーの役割も含めながら解説します。
      • マネージャーが示すべき計画の基盤
      • チェック&フォロー
      • 優先順位
      • リソースマネジメント
      • 予算計画
      • スケジュールの条件 など
  8. モチベーションマネジメント
    • 成果のレベルを決めるものとも言えるモチベーションについて、その基本からマネージャーの役割も含めて解説します。
      • モチベーションの重要性
      • 演習
      • 2.0から3.0へ
      • モチベーションを決めるもの
      • モチベーションへの影響要因
      • 能力とモチベーション
      • 演習
      • 内的要素と外部要因
      • モチベーションへの影響
      • 褒美 (インセンティブ) と罰
      • 期待理論 など
  9. 技術マネジメント:創出・継承
    • 研究開発テーマの推進以外の技術部門マネジメントに求めれる重要なものである技術の継承と共有化について解説します。
      • ベンチマーク
      • 要求
      • 継承とナレッジの共有化
      • 演習
      • 継承することの本質
      • 二つの成長
      • OJTが機能しない理由
      • 良い訓練とは など
  10. 技術部門の評価
    • マネジメントの重要な要素である評価について、広く取り入れられている目標管理、成果主義の課題、技術部門特有の難しさも踏まえつつ解説します。
      • 目標管理と評価が失敗する理由
      • 目標管理と技術部門の関係 (成果主義の影)
      • 技術部門の目標管理と評価に必要なこと
      • 評価の基盤
      • 技術部門の評価でマネージャーに求められること など
  11. 技術部門における指導と育成
    • 時代・社会の変化とともに変わる指導
    • 演習
    • 指導は失敗の価値を見いだすことから始まる
    • スキル、知識の先にある指導のゴール
    • ソクラテス式教育法
    • 現在から未来へと繋ぐ指導
    • 成長イメージが育成を具現化する
    • 技術部門にこそ求められる冷暖熱
    • 声かけのポイントと雑談の価値
    • 冷暖熱
    • 声かけ など
  12. 指示の出し方
    • その一つ一つが成否を左右するとも言える日々マネージャーが発する指示について、どのような指示が求められるのか、どうすれば部下が自律的に動くのかといったことも含めて解説します。
      • 演習
      • 指示の内容
      • ???指示
      • 目安
      • 2つの指示
      • 技術屋の特性
      • 説得と納得
      • 納得の基盤
      • ダメ出しが仕事ではない
      • 以心伝心 など
  13. まとめと質疑

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

受講者の声

  • 企業内での経験からの知見が多々あったのでとても参考になりました。内容が多かったことと、咀嚼できていない点がるので復習して理解を深めます。
  • 細かい気になった点はありますが、ほぼ期待通りの内容で勉強になりました。
  • 網羅的に、幅広く説明があり満足している。
  • 非常に聞き取りやすい講義で理解が進みました。多くの内容を勉強できたので、実務にいたしたいと思います。

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/7 武器になるプレゼンテーション技術 東京都 会場
2025/1/7 シナリオプランニングを活用した事業成果を生みだすロードマップの策定・実行のプロセスと具体的な手法 オンライン
2025/1/8 武器になるプレゼンテーション技術 オンライン
2025/1/10 新規事業テーマの探索とテーマの特性に沿った評価の考え方 オンライン
2025/1/10 新規事業を生み出す社内起業家の育成と必須スキル オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/20 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (基本理論編 & 実践編) オンライン
2025/1/20 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (基本理論編) オンライン
2025/1/23 人の力を最大化する組織を作る、職場リーダー・管理職のための対話力・聴く力 オンライン
2025/1/23 ステージゲート・プロセスを活用したR&Dテーマ評価・選定のマネジメント オンライン
2025/1/24 新商品アイデア創出・選別の方法と仕組みづくり オンライン
2025/1/24 5つのビジネススキル 徹底解説 オンライン
2025/1/27 研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 (実践編) オンライン
2025/1/27 経営意思決定に必要な「原価計算」入門 オンライン
2025/1/28 イノベーションを生む研究・開発現場のリーダーシップとチームマネジメント オンライン
2025/1/28 少人数知財部 (10名以下) における知財業務の効率化と連携、運営のポイント オンライン
2025/1/29 武器になるコミュニケーション技術 オンライン
2025/1/29 研究開発テーマ、プロジェクトの費用対効果の算出と見える化 オンライン
2025/1/30 デザインレビュー (DR) の基本とすすめ方、抜け漏れ防止策 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/3/31 研究開発部門の新しい "働き方改革" の進め方
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2013/7/12 「事務総合職」育成プログラム
2013/4/26 新米管理者としてマネジメントの原理を知ることで不安解消しよう
2013/4/25 初公開 10分間面接メソッド
2013/2/16 心に響く対応で確実にファンを創る!クレーム対策術