技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

臨床研究のためのサンプルサイズ設計入門

臨床研究のためのサンプルサイズ設計入門

オンライン 開催

配信期間

  • 2025年9月30日(火) 13時00分2025年10月10日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年10月8日(水) 16時30分

受講対象者

  • 医学・看護・薬学など、臨床研究に関心のある方

修得知識

  • 臨床研究の問いを「リサーチクエスチョン (PICO/PECO) 」として明確にする方法
  • 自分の研究に適した研究デザイン (単群・2群比較・観察・介入など) の考え方
  • サンプルサイズ設計の基本的な4要素 (α、β、効果量、症例数) の意味と使い方
  • ツールを用いた実際のサンプルサイズ計算方法 (簡単なコード実演あり)
  • サンプルサイズを設定した後に、検出力を確認するためのシミュレーションの活用法
  • GPTなどのAIを用いた、研究設計の効率化への展望

プログラム

 臨床研究において「どれだけの症例数が必要か?」という問いは極めて重要です。この講演では、研究デザインの基礎から、実際にサンプルサイズを算出する方法まで、一貫して丁寧に解説します。また、基本的に無料ツールを使った計算方法も紹介し、さらに計算後のシミュレーションの意義やAI (GPT) を活用した設計支援の可能性にも触れます。
 本講習は、統計が苦手でも大丈夫なように構成されており、明日からの研究設計に役立つ知識が身につきます。

  • 導入
    • 講演の目的と全体構成の説明
    • サンプルサイズ設計は、その前段階が重要
  • 第1部:リサーチクエスチョンの構築
    • CQ→PICO/PECO・FINERで問いを絞り、RQに繋げる
  • 第2部:研究デザインの選択と構成要素
    • 単群/2群比較
    • 介入/観察
    • 適格基準など
  • 第3部:サンプルサイズ設計の基本理論
    • サンプルサイズ設計の意義
    • 4つの要素 (α、β、効果量、N)
    • 計算以外で考慮する要因 (資金・時間・希少疾患など)
  • 第4部:統計ソフト/計算ツールによる実演
    • 統計ソフト/計算ツールでの具体的計算例
    • 計算後シミュレーションの勧め
  • 練習問題
    • 例題を用いて実際の計算
  • 第5部:GPTsによる研究支援の可能性
    • サンプルサイズGPTの紹介
  • 質疑応答

講師

  • 三橋 利晴
    岡山大学 学術研究院 医療開発領域 新医療研究開発センター
    助教

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年9月30日〜10月10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/8 生成AIの活用×ガバナンスの最前線 東京都 会場・オンライン
2025/9/9 研究開発テーマの費用対効果算出と経営層への提案・説明の仕方 オンライン
2025/9/10 経営視点で磨くコア技術と新規事業開発の実践手法 オンライン
2025/9/11 特許情報調査の基本と調査精度の高め方、および競合他社調査、技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2025/9/11 分析法バリデーションにおける基準値設定と分析法変更時の同等性評価およびOOS・OOT対応とその統計学的視点 オンライン
2025/9/12 新事業における技術ロードマップの作成と活用 オンライン
2025/9/12 技術開発、研究開発者のためのマーケティングリサーチ オンライン
2025/9/12 2024年診療報酬改定の振り返りと2026年診療報酬改定の方向性 東京都 会場・オンライン
2025/9/15 技術開発、研究開発者のためのマーケティングリサーチ オンライン
2025/9/16 特許調査への生成AIの活用 オンライン
2025/9/16 ケモインフォマティクスと機械学習による化学データ解析 オンライン
2025/9/16 技術者・研究者のための新規事業創出と成功の具体的方法 オンライン
2025/9/17 ケモインフォマティクスと機械学習による化学データ解析 オンライン
2025/9/17 Excelを用いるビジネスシミュレーション オンライン
2025/9/17 IPランドスケープとAI オンライン
2025/9/17 AI時代の知財実務と戦略を再構築するための視座 東京都 会場・オンライン
2025/9/18 研究開発へのAIエージェント・生成AI導入と活用のポイント オンライン
2025/9/18 生成AIを使用した戦略的な内部監査・供給者監査の実施方法 オンライン
2025/9/18 Excelを用いるビジネスシミュレーション オンライン
2025/9/18 IPランドスケープとAI オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/30 AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
2025/3/31 生成AIによる業務効率化と活用事例集
2024/11/30 技術マーケティングによる新規事業・R&Dテーマの発掘
2024/10/31 自然言語処理の導入と活用事例
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/28 プラントのDX化による生産性の向上、保全の高度化
2022/1/13 DXを未来のビジネスに結びつけるための情報収集利活用ノウハウ
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方