技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧米における食品包装・容器の最新法規制動向

欧米における食品包装・容器の最新法規制動向

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年6月28日(金) 12時30分16時30分

プログラム

 食品包装・容器の法規制において、欧米は永年の経験よりそれぞれが独自の法体系を作り上げ、都度改正を進めている。基本的なコンセプトは類似点が多いが、具体的な規制の方式、申請方法と承認制度、安全性評価方法等に関し幾多の相違点があるのが現状である。米国では従来の化合物登録に代わり個別製品登録制度が完全に主流となり、EUではポジティブリストが法律となりプラスチック施行規則による溶出試験等の改正が進行中である。
 これらの欧米の法規制の最新動向及び調査・照会方法、化学物質の関連情報を紹介し、欧米との整合化を検討中の日本及び進展の目ざましい中国との相違点に関しても触れたい。

  1. 初めに:包装を取り巻く環境
  2. 米国の法規制の最新動向
    1. 米国の法律とFDA (食品医薬品局)
    2. 連邦規則集の概要と各材料の規則
    3. プラスチックの規制の状況:従来からの化合物登録制度
    4. プラスチックの新制度の状況:食品接触物質の上市前届出制度 (個別製品登録)
    5. 新規化合物の申請方法:業界のためのガイダンス
    6. FDAの調査と照会の方法
    7. 食品安全近代化法の概要
  3. 欧州 (EU) の法規制の最新動向
    1. 法規制統合の仕組みと組織
    2. 各材料の規制状況:プラスチック・紙、統一ポジティブリスト、機能性バリアー
    3. プラスチック施行規則の動向:規格と試験条件の改正、ガイダンス
    4. 新規化合物の申請方法:
    5. 各国の法規制と欧州安全条項
    6. EUの調査と照会の方法
    7. ROHSとREACHの現状と包装への影響
  4. 日欧米中の現状比較
    1. 日本の課題と改正に向けた最新動向:溶出試験方法、業界自主基準方式
    2. 中国の最新動向
  5. まとめ ―企業としての品質保証の進め方と留意点―

講師

会場

連合会館

4階 404

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)

割引特典について

  • S&T出版からの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • STbook会員登録を希望する: 1名 39,900円 (税込)
    • STbook会員登録を希望しない: 1名 42,000円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/8 無菌充填包装技術・無菌化包装技術について オンライン
2025/9/9 PFAS規制強化と事業継続のための実践的アプローチ 東京都 会場・オンライン
2025/9/9 ASEANにおける医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント オンライン
2025/9/10 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/9/12 海外 (EU、米国・カナダ、アジア・豪州) の難燃剤規制 (ハロゲン系・リン系) の最新動向・地域別状況 オンライン
2025/9/16 日米欧における食品包装規制の最新動向の把握と対応 オンライン
2025/9/16 医薬品包装工程のバリデーション (PV) の重要性と工程トラブル改善事例 東京都 会場・オンライン
2025/9/16 ゼロカーボン時代のプラスチックのリサイクル オンライン
2025/9/18 生成AIを使用した戦略的な内部監査・供給者監査の実施方法 オンライン
2025/9/19 食品の「一括表示」及び「栄養成分表示」の基本と具体的な作成手順 東京都 会場・オンライン
2025/9/22 食品の「一括表示」及び「栄養成分表示」の基本と具体的な作成手順 オンライン
2025/9/24 健康食品GMP 基礎と実務対応のポイント オンライン
2025/9/25 バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向 オンライン
2025/9/25 食品照射の概要と海外における利用動向および国内での将来展望 オンライン
2025/9/25 ASEANにおける医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント オンライン
2025/9/26 健康食品GMP 基礎と実務対応のポイント オンライン
2025/9/26 食用油脂の基礎と応用技術 オンライン
2025/9/26 企業対応の具体化に向けたEU化学物質規制の全体像 オンライン
2025/9/29 バリアフィルム作製の基礎とガス透過性メカニズム・評価技術および最新技術動向 オンライン
2025/9/29 食用油脂の基礎と応用技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/7/28 プラスチックリサイクル
2021/6/30 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2021/2/10 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019
2017/8/31 製品含有化学物質のリスク管理、情報伝達の効率化
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2014/2/28 排煙脱硫・脱硝技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/28 排煙脱硫・脱硝技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/10/28 新・機能性表示制度への準備
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/9/4 食と健康の高安全化
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック