技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

製造工場における毛/虫/ペストの混入防止対策と原因究明手法

製造工場における毛/虫/ペストの混入防止対策と原因究明手法

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年10月17日(水) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 毛髪・カビ・虫・ペストの混入対策が必要な製品の担当者
    • 医薬品
    • 化粧品
    • 食品 など
  • クリーンルーム、フィルタに関連する技術者、品質担当者

プログラム

第1部. 発生源調査とライブラリ作成による異物 (毛髪・虫) 混入防止対策

(2018年10月17日 10:00〜12:30)

 異物混入を原因とする医薬品の回収は、各社の様々な取り組みにも係わらず毎年報告されています。外観検査工程の強化で、不良品の流出を防止しているのが現状であるが、検査結果のフィードバックにより問題点の改善を行うことが重要である。 最近の医薬品工場では、防虫対策が進んでいるが、原材料、製品の入出荷の際、外部との開放が避けられない倉庫エリアでは、深刻な問題も潜んでいるのではないだろうか。一時的な駆除対応のみでは、「いたちごっこ」であり、継続的かつ根本的な昆虫相調査に基づく通年的な予防措置をとる必要がある。

  1. 異物は、どこで発見されるのか?
    1. 医薬品の回収事例から見る望ましくない不良
  2. 虫の侵入を防止する対策 (調査と改善)
    1. 虫を知る&侵入ルートを知る
    2. 防虫モニタリング方法
    3. 防虫モニタリングの基本的な考え方と評価
    4. 定期モニタリングとアクションプラン
      1. 屋内発生虫に対する清掃の基本
      2. 飛来侵入虫を入れない (侵入防止対策)
      3. 排水系発生虫対策 (排水口の管理)
      4. 歩行侵入虫対策 (緑化ゾーンの考え方)
      5. 付着侵入虫対策 (持込品の管理)
  3. 毛髪/体毛の混入を防止する対策 (調査と改善)
    1. 異物混入防止対策における外観検査の考え方
    2. 異物のトレンド分析 (調査)
    3. 異物ライブラリ作成の考え方
    4. 毛髪/体毛の検査方法
    5. 毛髪 (体毛) モニタリング (事例)
    6. 作業者の衛生管理 (教育訓練)
    7. 調査に基づく毛髪/体毛異物低減対策
    • 質疑応答

第2部. 毛髪 /体毛混入経路の原因究明と対策

(2018年10月17日 13:15〜15:00)

  • 食品工場の危機管理の考え方
  • 安心、安全とは
  • 毛髪混入防止の基本的考え方
  • 誰でも出来る仕組みを作り上げるためには
  • 明確なルーを作り上げる必要性
  • 個人衛生の考え方
  • 服装規定について
  • 制服の管理について
  • ロッカーの管理について
  • 工場への入場方法
  • 作業中の管理について
  • 休憩時の管理について
  • 外部からの異物持ち込みについて
  • 毛髪に間違えられる異物ついて
  • 従業員教育の重要性
  • 食品工場は誰のもか
  • 質疑応答

第3部. ペスト、虫類の異物混入対策と再発防止

(2018年10月17日 15:15〜17:00)

 ゴキブリが製品に混入した写真が、ネット上にアップされてしまうと具体的な対策が完了するまで、工場の生産を止める時代になってきました 。 異物対策の中でペスト、虫類の混入クレームは、確実な対策を行うことで混入クレーム発生率を確実に下げることができます 。 今回のセミナーでは 、具体的な現場写真を用いて対策を解説します

  • 方針の重要性
  • 品質管理の重要性
  • 安心と安全
  • 24時間365日考えること
  • ネット時代の危機管理
  • モニタリングの数値を明確に
  • 工場敷地の管理
  • 排水の封水の必要性
  • 虫カメラでの確認
  • 製造現場での管理
  • 鳥類の対策
  • 吸排気での対策
  • ネズミ対策
  • ゴキブリ対策
  • メイガ類の対策
  • 企業文化の重要性
  • 会社は誰のものか
  • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/13 GMP文書・当局査察・監査時の英語表現と効果的な説明のポイント オンライン
2025/2/13 化粧品開発における感性価値の定量化と官能評価体制の構築・運用および商品開発への活用の勘どころ オンライン
2025/2/14 外観目視検査の正しい進め方と精度向上すり抜け防止の具体的手法 東京都 会場・オンライン
2025/2/14 国内・外における食品包装の法規制と実務対応のコツ オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/14 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/14 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2025/2/14 医薬品製造現場で使われる暴露許容値 (PDE (ADE) 、OEL) の算出の基礎とその活用 オンライン
2025/2/14 アンメット医療ニーズ応答・事業価値最大化のポイント オンライン
2025/2/14 国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応 オンライン
2025/2/17 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/2/17 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と開発段階に応じた規格設定 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/2/17 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/17 (薬物) 国際共同治験とモニタリング 基礎知識 (Part 1) の習得 〜 応用力 (Part 2) を身につける 東京都 会場・オンライン
2025/2/17 (薬物) 国内治験と国際共同治験のモニタリング業務の差異と実務対応力の習得 東京都 会場・オンライン
2025/2/17 アジア主要国のオーファンドラッグ薬事規制・承認申請の相違点と実務対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造