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化学工場配属者が知っておきたい化学工学必須知識

化学工場配属者が知っておきたい現場の装置・化学工学必須知識 (全2日コース / 2日目)

化学工場配属者が知っておきたい化学工学必須知識

オンライン 開催

視聴期間は2025年1月20日〜27日を予定しております。
お申し込みは2025年1月24日まで承ります。

関連するセミナーとの同時申し込みは、こちらより承っております。

概要

本セミナーでは、化学プロセスにおけるスケールアップについて基礎から解説し、豊富なスケールアップトラブルの事例と対策を用いて解説いたします。

配信期間

  • 2025年1月24日(金) 10時30分2025年1月27日(月) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年1月24日(金) 10時30分

修得知識

  • 化学工場で実際に役に立つ化学工学の知識
  • スケールアップによる徐熱問題にどう対処するか
  • 再結晶や化学反応の速度論とその応用

プログラム

 化学工場へ配属が決まった若手社員の中には、化学工学の授業を受けたことがない方 (工学部以外の学部出身者) や、授業は受けたものの、その知識が工場の製造現場でどのように使われているかについて、まとまった教育を受けたことがない方が大半かと思います。
 そこで、この講演では工場に配属された若手技術者に、化学工学の生きた知識を紹介します。受講者には、実際のそれぞれの製造現場の仕事にその知識を使っていただきいと思います。

  1. 乱流と層流とレイノルズ数
    1. 配管流れは層流か乱流か?
    2. 撹拌と乱流
    3. 撹拌と撹拌モーターの電力
    4. 撹拌のスケールアップ
  2. 伝熱の基礎
    1. 総括伝熱係数と温度差
    2. 熱伝導率と総括伝熱係数の基礎
    3. 対数平均温度差の基礎
    4. 総括伝熱係数の計算と測定
    5. 熱交換器の熱量計算
  3. 反応速度論と反応熱の考察
    1. バッチ反応速度論
      • 1次反応
      • 2次反応
      • 片方の試薬を小過剰使った反応
      • 滴下反応の滴下時間と滴下速度
    2. 連続反応の反応速度論 CSTR (Continuously Stirred Tank Reactor)
    3. 連続反応の反応速度論 PFR (Plug Flow Reactor)
    4. 反応熱の測定
  4. スケールアップと伝熱
    • スケールアップの際の徐熱問題をどうやって避けるか?
  5. 蒸留塔の理論
    1. 単蒸留と多段蒸留の基礎
    2. 蒸留条件とエネルギー
  6. ヒートポンプの原理と応用
    1. ヒートポンプによる現場の省エネ
    2. 蒸留の省エネに使える
  7. 乾燥プロセスの熱収支
    1. 乾燥プロセスと蒸留の類似性
    2. 目的物温度の持つ意味について
  8. エネルギーコスト
    1. 熱源毎のエネルギーコスト計算
    2. 冷却コストの計算
  9. 濾過とスケールアップ
    1. 濾過速度とスケールの関係
    2. 濾過圧の濾過抵抗の簡単な理論
  10. 再結晶の理論
    1. バッチ再結晶理論 (冷却曲線の理論)
    2. セミバッチ再結晶のやり方
    3. 連続再結晶の理論
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

2日間コースのお申込み

セット対象セミナー

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

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アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年1月20日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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2025/9/5 スプレードライヤ (噴霧乾燥) の基礎と実践および応用技術 オンライン
2025/9/8 ベーパーチャンバー、薄型ヒートパイプの設計、性能と応用 オンライン
2025/9/8 GMPに基づいた衛生管理とその徹底 オンライン
2025/9/9 医薬品原料粉体の全数受入確認試験ならびに製剤化におけるリスク低減と製品品質の最大化 オンライン
2025/9/9 濾過のメカニズムとプロセス設計、スケールアップ オンライン
2025/9/9 凍結乾燥 2日コース 基礎理解から実製造でのポイント オンライン
2025/9/9 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と改善 (パラメータ変更) オンライン
2025/9/10 Roll To Roll製造と各工程における要素技術の実践 オンライン
2025/9/10 化学プロセスにおける速度式の求め方と設計・スケールアップへの応用 オンライン
2025/9/12 撹拌装置の基礎と性能評価・スケールアップおよび数値流体力学の適用 オンライン
2025/9/12 化学プロセスにおける速度式の求め方と設計・スケールアップへの応用 オンライン
2025/9/12 化学分野における特許出願戦略と強い明細書の作成 オンライン
2025/9/16 ナノ粒子分散系コーティング膜の各種評価テクニックとその応用 オンライン
2025/9/16 ケモインフォマティクスと機械学習による化学データ解析 オンライン
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