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凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例

凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例

~スケールアップ、サイトチェンジでの失敗事例など、要因ごとに見るトラブルの未然防止策とは?~

ご案内

  • 凍結乾燥のメカニズムからわかりやすく解説した実務書籍
  • 「挿入」「予備凍結」「乾燥」など各工程のバリデーションでの確認項目と注意点は?
  • 実験事例からみたスケールアップ検討時の留意事項とは?
  • 科学的な根拠に基づく乾燥プログラムの許容幅の設定とは?
  • 凍結乾燥機システムのキャリブレーションの実施と洗浄のポイントは?
  • 「製造工程」「乾燥プログラム起因」「スケ-ルアップ時、サイトチェンジ時」など凍結乾燥製品製造におけるトラブル事例と対処法を解説
  • 図表が計136点でわかりやすい
  • 凍結乾燥の基礎から実務のポイント、最新動向まで網羅

目次

第1章 凍結乾燥の基礎

  • 1.凍結乾燥の歴史
    • 1.1 凍結を利用した乾燥方法
      • 1.1.1 食品の乾燥
      • 1.1.2 医薬品の凍結乾燥
  • 2.凍結乾燥の基礎知識
    • 2.1 乾燥方法と水の状態変化
      • 2.1.1 乾燥方法 (装置) 分類の四基準
      • 2.1.2 水の状態変化
      • 2.1.3 凍結乾燥の真空領域
    • 2.2 凍結乾燥の利点・難点と用途
      • 2.2.1 凍結乾燥の利点
      • 2.2.2 凍結乾燥の難点
      • 2.2.3 凍結乾燥の応用分野
    • 2.3 凍結乾燥の工程
      • 2.3.1 予備凍結工程
      • 2.3.2 アニ-リング処理
      • 2.3.3 乾燥工程
    • 2.4 昇華速度の計算
      • 2.4.1 昇華期の熱と水蒸気の流れ
      • 2.4.2 既乾燥層水蒸気移動抵抗
    • 2.5 デザインスペースの設定
  • 3.コラプス温度測定について
    • 3.1 示差走査熱量計 (DSC)
    • 3.2 凍結乾燥顕微鏡
    • 3.3 電気抵抗測定法
  • 4.特殊な剤形の凍結乾燥
    • 4.1 有機溶媒含有物の凍結乾燥
    • 4.2 懸濁 (沈殿) 系製剤
    • 4.3 バイオ系医薬品、リポソームなどの新しい剤形
  • 5.製品温度測定センサの取り扱いについて
    • 5.1 品温測定センサ挿入の問題点
    • 5.2 品温センサの取扱い方法
      • 5.2.1 センサの種類
      • 5.2.2 センサの線径について
      • 5.2.3 センサの挿入方法
      • 5.2.4 センサケーブルの取り回し方法
  • 6.真空制御の重要性
  • 7.医薬用凍結乾燥機の装置規格について

第2章 凍結乾燥とバリデーション

  • 1.凍結乾燥機のバリデーション
    • 1.1 凍結乾燥工程の機能と確認項目 (コミッショニング、IQ/OQ)
      • 1.1.1 挿入工程
      • 1.1.2 予備凍結工程
      • 1.1.3 一次乾燥工程
      • 1.1.4 二次乾燥工程
      • 1.1.5 復圧工程
      • 1.1.6 打栓工程
      • 1.1.7 搬出工程
    • 1.2 稼働性能適格性の確認事項 (PQ)
    • 1.3 汚染防止、無菌化の確認項目
      • 1.3.1 CIP (Cleaning In Place:定置洗浄) での確認事項
      • 1.3.2 SIP (Sterilization in Place:定置滅菌) での確認事項
      • 1.3.3 真空リークテストでの確認事項
      • 1.3.4 プロセスシミュレーションテストでの確認項目
      • 1.3.5 コンピュータシステムバリデーション (Computerized System Validation:CSV)
      • 1.3.6 データインテグリティ (Data Integrity:DI)

第3章 試験装置から生産装置へのスケールアップ

  • 1.スケールアップの注意点
    • 1.1 装置基本性能の差
    • 1.2 装置サイズによる状態変化
    • 1.3 測定機器の違い
    • 1.4 熱容量及び熱伝導の差
    • 1.5 環境条件による差
    • 1.6 搬送条件による差
    • 1.7 サンプリング位置の検討
  • 2.試験装置の凍結乾燥から生産装置へのスケールアップ検討
    • 2.1 被乾燥物への入熱量
    • 2.2 端部バイアルへの入熱量の差
    • 2.3 スケールアップ時の諸影響要素
    • 2.4 入熱量と諸要素との関係
  • 3.スケールアップの実験例
    • 3.1 装置スペック
      • (1) 試験装置のスペック
      • (2) 小型生産装置のスペック
    • 3.2 スケールアップの実験例 (1)
    • 3.3 スケールアップの実験例 (2)
    • 3.4 生産装置へのスケールアップ条件の検討
      • 3.4.1 生産装置の棚温度プログラム設定
      • 3.4.2 乾燥庫真空度の設定
      • 3.4.3 機械室の室温の影響

第4章 凍結乾燥設備の日常管理~無菌性保証・洗浄方法など

  • 1.医薬用凍結乾燥機システムの概要
    • 1.1 構成機器
      • 1.1.1 乾燥庫
      • 1.1.2 棚板
      • 1.1.3 熱媒体加熱冷却システム
      • 1.1.4 コールドトラップ (アイスコンデンサ)
      • 1.1.5 真空排気システム
      • 1.1.6 復圧システム
      • 1.1.7 封栓システム
      • 1.1.8 CIP (Cleaning In Place:定置洗浄) 及び SIP (Sterilization In Place:定置滅菌) システム
      • 1.1.9 ローディングシステム
      • 1.1.10 制御システム
    • 1.2 キャリブレーション
      • 1.2.1 温度センサ
      • 1.2.2 真空計
  • 2.医薬用凍結乾燥機システムの日常管理
    • 2.1 乾燥庫、コールドトラップなどの真空容器
    • 2.2 棚板
    • 2.3 冷却装置
    • 2.4 真空排気装置
    • 2.5 熱媒循環装置
    • 2.6 油圧装置
    • 2.7 空圧装置
    • 2.8 復圧装置
    • 2.9 制御装置
    • 2.10 CIP、SIP装置
  • 3.凍結乾燥機の清掃
    • 3.1 乾燥庫、コールドトラップ
    • 3.2 真空接気部センサノズル内部
    • 3.3 無菌室側露出部

第5章 凍結乾燥製品製造におけるトラブル事例

  • 1.製造現場でのトラブル事例
    • 1.1 装置起因のトラブル事例
      • 1.1.1 真空リ-クによる無菌性保障不良
      • 1.1.2 復圧フィルタ完全性試験不合格による無菌性不良
      • 1.1.3 含水率不良
      • 1.1.4 真空計不良 (真空制御値不良)
      • 1.1.5 打栓不良
      • 1.1.6 挿入取出し時の不良
      • 1.1.7 製剤の白濁
  • 2.乾燥プログラムなどに起因するトラブル事例と対策
    • 2.1 下部コラプス
    • 2.2 上部コラプス
    • 2.3 収縮
    • 2.4 二層化
    • 2.5 表面形状不良
    • 2.6 飛散
    • 2.7 難透膜障害
    • 2.8 這い上がり
    • 2.9 破瓶
    • 2.10 有機溶媒残留
    • 2.11 沈殿
    • 2.12 原薬メーカの変更による不良
  • 3.スケールアップ、サイトチェンジでの失敗事例
    • 3.1 棚温度の出入り温度差による影響
    • 3.2 庫内気層温度の差による影響
    • 3.3 容器形状や容器配列の違いによる影響
    • 3.4 サイトチェンジの際の注意点
  • 4.凍結乾燥機以外の要因によるトラブル事例
    • 4.1 充填機の異常
    • 4.2 巻締機の異常
    • 4.3 人為的なミス
    • 4.4 停電

第6章 凍結乾燥機の最新技術動向

  • 1.氷核導入などによる凍結制御技術
    • 1.1 氷核導入法
      • 1.1.1 晶析凍結乾燥法
      • 1.1.2 氷核導入法
      • 1.1.3 その他の方法
  • 2.凍結乾燥プロセスの監視と最適化
    • 2.1 圧力上昇法 (MTM法)
    • 2.2 TMbySR法
    • 2.3 無線式温度センサ
    • 2.4 可変ダイオードレーザー吸収分光法 (TDLAS)
    • 2.5 質量分析計
  • 3.密閉型チューブ式凍結乾燥システム
    • 3.1 連続生産のメリット
    • 3.2 棚式凍結乾燥機の欠点
    • 3.3 ICS凍結乾燥機の特徴
      • 3.3.1 システムの概要
      • 3.3.2 システムの動作
      • 3.3.3 生産エリアの縮小
      • 3.3.4 凍結乾燥メカニズムとしての利点
      • 3.3.5 スケールアップの容易さ
      • 3.3.6 無菌プロセスシミュレーションでの凍結乾燥工程の再現性
    • 3.4 ICS凍結乾燥機の規格について

執筆者

細見 博

共和真空技術 株式会社

取締役 技術本部長

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

B5判 並製本 134ページ

ISBNコード

978-4-905507-44-4

発行年月

2020年5月

販売元

tech-seminar.jp

価格

40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

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