技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバルGMP運用にむけたGMP文書・記録 管理・作成と見直し・記載レベル

[入門講座]/膨大なGMP文書類の効果的作成・管理を徹底理解

グローバルGMP運用にむけたGMP文書・記録 管理・作成と見直し・記載レベル

~2日間で最新GMP要件を理解する!/演習付~
東京都 開催 会場 開催
  • グローバル化に向けたGMP運用むけGMP担当者が必要な最低限の知識とは?
  • 「GMP主要文書作成」「GMP省令施行通知改正に関連した主要文書作成」「GMP記録作成」を事例満載で紹介

概要

本セミナーでは、現場ですぐ役立つ、「わかりやすい文書の作成の仕方」、「GMP主要文書作成上の留意点及び作成事例」、「GMP省令施行通知改正に関連した主要文書の作成上の留意点」、「GMP記録作成上の留意点及び事例」について解説します。

開催日

  • 2015年6月29日(月) 10時30分 17時30分
  • 2015年6月30日(火) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • 製造業及び製造販売におけるQA部員
  • バリデーション業務及び品質管理業務の担当者
  • 治験薬GMPに係る担当者
  • 医薬品以外のQAに係る担当者
  • その他、グロバル化されたGMPにご関心のある方

修得知識

  • 品質保証における文書化された情報の重要性の理解
  • PIC/S-GMPガイドで全体で要求されている文書・記録Documentationの習得
  • GMP省令施行通知改正に対応した文書・記録Documentatioのポイントの習得
  • 効果的な文書・記録の作成と管理 (発行、改訂、配布、保管) のポイントの理解
  • 査察におけるGMP文書・記録の位置付けとポイントの習得
  • GMP管理に必要な文書・記録と階層的文書管理体系の習得
  • サイトマスターファイル作成の留意点
  • 現場で使いやすいSOP作成の仕方の習得
  • 製造に関連した主要な技術標準書 (SOP) 作成のポイントの習得
  • 品質リスクマネジメントを考慮した文書事例の習得
  • 品質マニュアル作成の留意点

プログラム

グローバル化したGMPの査察ではシステム査察では文書システムと一体化した運用が重視され、現場における効果的かつ的確な運用GMP文書と記録の管理の良否が問われる。 現場ですぐ役立つ 「わかりやすい文書の作成の仕方」 「GMP主要文書作成上の留意点及び作成事例」 「GMP省令施行通知改正に関連した主要文書の作成上の留意点」 「GMP記録作成上の留意点及び事例」 について解説します。
  1. 品質マネージメントにおける文書・記録管理
    • Quality ManagementにおけるQAの役割の理解の必要性
    • ISOの品質の概念に基づいた品質経営 (品質管理[広義]) の考え方
    • 信頼性保証への取り組み (文書・記録の位置付けを含む)
  2. 品質保証における文書化された情報の重要性の理解
    • GMP Documentationの本質はAccountability (説明責任) とTraceability (遡及性)
  3. PIC/S GMPガイドを要求している文書・記録
    1. 概要
    2. 品質システムのベースとしての品質保証マネジメントの文書化
      • 品質マネジメントの原則
      • 品質保証の文書化
      • 医薬品GMPの文書化
      • 品質管理の文書化
      • 製品品質の照査の文書化
      • 品質リスクマネジメントの文書化
    3. 品質保証マネジメントの土台となる業務標準書
      • 文書化が要求されている23手順書 (主要な手順書/written procedures)
      • その他の33 手順書
    4. 製品実現に必要なる技術文書類 (技術標準書類)
      • 指示書 (指示又は要求事項) の形態として文書類 (製造処方、指図書、規格書)
      • 手順書 (標準作業手順書及び指図を示したもの)
      • 計画書 (プロトコール)
    5. PIC/S-GMPが要求している78記録類
      • 指図 (製造・包装・試験指図) に基づき実施した記録類
      • 報告書類
      • 業務標準にもとづき運用した記録類
  4. 文書の作成と管理 (発行、改訂、配布、保管) のポイント
    • 文書・記録管理の原則
    • 文書・記録作成と管理
    • 文書・記録の保存
    • GMP記録管理手順書上の留意事項
    • 文書・記録管理と連動した状態表示
    • 文書・記録管理と連動したロッグブック
    • 記録 (生データ) の信頼性と教育訓練
  5. GMP省令施行通知改正で見直しが必要な文書・記録
  6. GMP品質システム階層的文書体系および樹枝状文書管理体系
  7. サイトマスターファイル作成のポイント
  8. 査察に対応したGMP文書・記録類の管理のポイント
    • GMPシステム査察の背景
    • システム査察における文書・記録類の位置づけ
    • GMP管理を構成する6サブシステムのポイント
  9. 現場で使いやすいSOP作成上の留意点
    • SOPで現場で生じやすい問題点と見える化の工夫
    • SOP作成の15原則
    • SOP作成の留意点
    • 作業手順書作成の8原則と作成上の留意点
    • 分かり易い文書作成の基本ルール
    • 技術文書作成上の留意点
  10. 品質マニュアル作成の留意点
  11. 製造に関連した主要な技術標準書 (SOP) 作成の留意点及び作成事例
    • 製品標準書 (製造フローを含む作成の留意点及び作成事例
    • 運転操作手順書 (事例:流動層乾燥機) 作成の留意点及び作成事例
    • 製剤工程の製造指図書原本作成の留意点及び作成事例
  12. バリデーションマスタープランの作成上の留意点
  13. 品質リスクマネジメントを考慮した逸脱処理票作成上の留意点および事例
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
  • 1日目: きゅりあん 4F 第2特別講習室
  • 2日目: きゅりあん 4F 第2特別講習室
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 52,250円 (税別) / 56,430円 (税込)
複数名
: 27,500円 (税別) / 29,700円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料
    • 1名あたり定価半額の27,500円(税別) / 29,700円 (税込)
    • 2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
    • 同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    • 3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
    • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
    • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
      申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
    • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/24 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/6/25 実際に起こったトラブル事例から学ぶ解決策の考え方、スケールアップ・ダウン検討および実験計画の具体的な進め方 オンライン
2024/6/25 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/6/25 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/6/25 治験総括報告書及びCTD 2.5の基本的な作成法と照会事項への対策 オンライン
2024/6/26 生産移行後のトラブルを未然に防ぐための製造設備および支援設備のバリデーション 東京都 会場・オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 包装・パッケージの環境対応に向けた技術・市場の最新動向と「紙化」市場拡大に向けた課題と対策 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 ヒートシールの基礎と応用・不良対策 オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2024/6/27 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応とFDA査察対応 オンライン
2024/6/27 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策