技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PMDA定期調査効率化をふまえたGMP適合性調査対応と製造工程フロー図作成

PMDA定期調査効率化をふまえたGMP適合性調査対応と製造工程フロー図作成

~元査察官が解説する原材料メーカー管理と製品品質照査 (PQR) のポイント~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年2月26日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品・製薬における担当者、管理者

プログラム

第1部 原料及び資材の受け入れ時での試験検査ととGMP調査指摘事項 ~PIC/S対応の改正GMP施行通知をふまえた原材料メーカーに対する管理

(2014年2月26日 10:30〜12:20)

 GMP施行通知の改正により、原料及び資材等サプライヤーの管理が求められました。取決めや定期の確認等について、製造業者として、GMPとして、どのように規定すべきか、その対応方法を具体的な事例を盛り込みながら、紹介します。

  1. GMP施行通知の改正点
    • 原材料等の供給者管理
    • 規格の設定
    • 取決め
    • 定期の確認
  2. 原料及び資材とは
    • 原薬 (GMPの対象品)
    • 添加物 (GMPの対象外)
    • 包装・資材
  3. 品目としての要求事項
    • 規格の設定
    • 原薬 (GMPの対象品)
    • 添加物 (GMPの対象外)
    • 包装・資材
  4. サプライヤーとしての要求事項
    • 原薬 (GMPの対象品)
    • 添加物 (GMPの対象外)
    • 包装・資材
    • 個々の製造所における必要な品質保証システム
  5. 取決めの内容
    • 原薬 (GMPの対象品)
    • 添加物 (GMPの対象外)
    • 包装・資材
  6. 定期の確認すべき項目
    • 原薬製造所のGMP管理のポイント
    • 添加物の製造管理・品質管理のポイント
    • 包装・資材の製造管理・品質管理のポイント
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 これからのGMP適合性調査申請の提出資料作成と調査時の留意点 ~定期適合性調査 (製造工程フロー図等) を睨んで~

(2014年2月26日 13:00〜16:30)

 2013年度に医薬品等製造業の更新をPMDAと都道府県から受けなければならない企業がかなりの数に昇っている。PMDAから2013年12月2日付けにて「医薬品等適合性調査の申請に当たって提出すべき資料について」の通知が発出された。今般の通知は2013年3月9日に日本当局がPIC/Sに加盟申請したこと及び2013年8月30日に施行されたGMP基準の省令 (改定GMP) とかなり関連している。本講座は医薬品等製造業の更新つまり定期適合性調査に特化して、PMDAでGMP適合性調査に関わった経験から、提出資料作成と調査時 (実地、書面) の留意点をわかりやすく解説する。

  1. 強調したい点
  2. 日米欧の規制要件とガイドライン
  3. PIC/S GMPガイドラインの概要について
  4. GMP施行通知改正の概要について
  5. 医薬品等適合性調査資料の要領について
    1. 定期適合性調査申請の資料
  6. GMP適合性調査申請書について
    1. PMDAの調査手法
    2. 適合性調査申請書の実地調査 (査察) 及び書面調査
  7. 適合性調査権者が必要とする資料
    1. 調査対象品目等概要及び製造所概要
    2. 製造所の配置図
    3. 製造所の構造設備
    4. GMP組織図及び品質保証体制
    5. GMP文書体系
    6. 製造工程 (フロー図)
    7. 製造実績
    8. 製品品質照査
    9. バリデーションの実施状況
    10. 生物由来原料基準への対応状況
  8. 製品品質照査 (PQR) に関する資料の留意点
    1. PQRの重要性とチェック項目等
    2. 安定性モニタリング など
  9. 提出する資料の留意事項
  10. GMP適合性調査を受けるに当たっての留意点
    1. 準備事項
    2. 査察時と査察後の対応
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F E会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,429円 (税別) / 49,800円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料(1名あたり26,250円)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/21 相場観をふまえた医薬品ライセンス契約とライセンスフィー設定の課題 オンライン
2025/1/22 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/22 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/1/22 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/1/23 基礎から学ぶ原薬の製造プロセス変更時の留意点と同等性評価のポイント オンライン
2025/1/24 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/1/24 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/1/24 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン
2025/1/27 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/1/27 洗浄バリデーションでの洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定 オンライン
2025/1/27 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/1/28 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/28 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/1/29 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/1/29 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/29 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/1/30 変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) オンライン
2025/1/30 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2025/1/30 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集