技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

核酸医薬品のCMC戦略と品質評価

核酸医薬品のCMC戦略と品質評価

~製造・分析・規制対応の実践ポイント~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年10月8日〜16日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年10月14日まで承ります。

概要

本セミナーでは、最新のICH・PMDA・FDA・EMAの規制動向を踏まえ、製造技術、品質評価、技術移転、承認申請まで、核酸医薬品開発に必要な実践的知識を体系的に解説いたします。

開催日

  • 2026年10月7日(水) 12時30分16時30分

修得知識

  • 核酸医薬品におけるCMC戦略および品質評価の全体像
  • 最新モダリティの特徴と品質管理上の留意点
    • アンチセンス核酸
    • siRNA
    • mRNA
    • 環状RNA (circRNA)
    • 自己増幅型RNA (saRNA) など
  • 品質設計 (Quality by Design:QbD) の考え方
    • 化学修飾
    • DDS
      • LNP
      • GalNAc等
    • 分析法
    • 不純物管理を含む
  • 合成・精製・分析・製剤化の各工程における技術的課題とその解決方法
  • 技術移転、CDMO活用、スケールアップおよび商業生産におけるリスクマネジメント
  • 非臨床試験、臨床開発、CTD Module 3作成までを見据えたCMC戦略の実践
  • PMDA・FDA・EMA・ICHの最新規制動向とグローバル開発に必要な品質保証・規制対応の考え方
  • AIやデジタル技術を活用した核酸医薬品開発の最新動向と、Quality Governanceの実践的アプローチ

プログラム

 核酸医薬品は、アンチセンス核酸、siRNA、mRNAなどを基盤とする新たな創薬モダリティとして急速に発展している。近年はGalNAcやLNPによるDDSに加え、環状RNA (circRNA) 、自己増幅型RNA (saRNA) 、RNA editingなど次世代技術の実用化も進む。一方で、品質特性や不純物管理、分析法、製造工程など低分子・抗体医薬品とは異なるCMC戦略が求められる。
 本講義では、最新のICH・PMDA・FDA・EMAの規制動向を踏まえ、製造技術、品質評価、技術移転、承認申請まで、核酸医薬品開発に必要な実践的知識を体系的に解説する。

  1. 核酸医薬が切り拓く新たな創薬モダリティ
    1. 核酸医薬市場の現状と将来展望
      • 世界市場と開発トレンド
      • 創薬パラダイムの変化
      • 日本企業の競争力
    2. 核酸医薬開発におけるCMC戦略の重要性
      • CMCと開発リスクマネジメント
      • Target Product Profile (TPP) の考え方
      • Quality by Design (QbD) の基本概念
    3. 最新の規制動向と承認事例
      • PMDA・FDA・EMA・ICHの動向
      • 最新承認品目から学ぶCMC戦略
  2. 核酸医薬品の概要と次世代モダリティ
    1. 核酸医薬品の分類
      • アンチセンス核酸 (ASO)
      • siRNA
      • mRNA
      • アプタマー
    2. 次世代モダリティ
      • 環状RNA (circRNA)
      • 自己増幅型RNA (saRNA)
      • RNA editing
      • CRISPR関連RNA
    3. 遺伝子治療・細胞治療との違い
  3. 分子設計・化学修飾・DDS戦略
    1. 配列設計と化学修飾
      • PS
      • 2’-OMe
      • 2’-MOE
      • LNA
      • GalNAc修飾
    2. DDS設計
      • LNP
      • GalNAc
      • 次世代DDS (Exosome、組織選択的デリバリー等)
      • DDSと品質特性
    3. 知的財産と構造設計戦略
  4. CMC戦略と製造工程設計
    1. CMC全体設計
      • CQA・CPP・Control Strategy
      • リスクマネジメント
    2. 合成プロセス
      • 固相合成
      • 液相合成
      • 酵素合成
    3. 精製・製剤化
      • HPLC
      • IEC
      • UF/DF
      • 製剤設計
    4. 技術移転・スケールアップ・商業化
  5. 品質評価・分析法・不純物管理
    1. Critical Quality Attributes (CQA)
    2. 分析法開発
      • LC-MS
      • CE
      • NGS
      • Digital PCR
      • ICH Q2 (R2) ・ICH Q14への対応
    3. 不純物管理
      • 配列関連不純物
      • 化学修飾由来不純物
      • dsRNA
      • 残留DNA・酵素
      • 残留試薬・残留溶媒
    4. 安定性評価と規格設定
  6. Quality by DesignとQuality Governance
    1. QbDの実践
    2. Control Strategy
    3. Process Validation
    4. ライフサイクルマネジメント
    5. AI・デジタル技術を活用した品質評価
  7. CDMO・技術移転・サプライチェーンマネジメント
    1. 技術移転戦略
    2. CDMOマネジメント
    3. 品質契約と責任分担
    4. グローバルサプライチェーン管理
  8. 非臨床・臨床開発とのインターフェース
    1. オフターゲット評価
    2. ADME
    3. 毒性評価
    4. 初回投与量設定と臨床移行
  9. 承認申請とグローバル規制戦略
    1. 治験薬GMP
    2. CTD Module 3作成
    3. PMDA・FDA・EMA対応
    4. グローバル同時開発と変更管理
  10. ケーススタディと最新トピックス
    1. 承認品目から学ぶCMC戦略
      • Onpattro
      • Leqvio
      • Amvuttra
      • Kostaive (レプリコンRNAワクチン) など
    2. AIが変える核酸医薬開発
    3. 次世代RNA医薬と今後の展望
    4. 日本企業の競争力強化戦略
  11. まとめ
    1. 核酸医薬開発成功のためのCMC戦略
    2. Quality GovernanceとDrug Architectureによる開発・品質・規制・事業戦略の統合
    3. 質疑応答・ディスカッション

講師

  • 鈴木 聡
    合同会社 鈴木聡薬業事務所

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年10月8日〜16日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/9/7 海外を含めた原薬工場のGMP査察のポイントと原薬工場の選び方 東京都 会場・オンライン
2026/9/7 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2026/9/8 実効性に拘ったGMP教育訓練のポイント オンライン
2026/9/8 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成と記録ミスを削減させるための工夫 オンライン
2026/9/8 医薬品開発における臨床薬理と早期 (PoCまで) 開発戦略のポイント オンライン
2026/9/8 動物細胞培養プロセスの設計パラメータと条件最適化 オンライン
2026/9/8 実務で使えるCSV入門 & 実践 (2日間) オンライン
2026/9/8 GAMP5・CSAに対応したCSV計画・実施判断の推定と多様なケースへの適用 オンライン
2026/9/8 医薬品と再生医療等製品の対比をふまえたCTD作成における論理構成と実務上の留意点 オンライン
2026/9/9 GMPにおける原料資材・設備変更の影響評価と変更管理 オンライン
2026/9/9 持続的にGMPレベルの上昇およびQuality Cultureを醸成する5分間GMPと現場確認 オンライン
2026/9/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/9/10 GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理のポイント オンライン
2026/9/10 CMCレギュレーション・CTD/DMF作成入門コース (2日間) オンライン
2026/9/10 申請をふまえCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座 オンライン
2026/9/11 問題事例を踏まえたCMC試験における信頼性確保のポイントとQC/QA対応 オンライン
2026/9/11 変更管理・逸脱管理と連携した供給者管理の実践 オンライン
2026/9/11 GDPに対応する温度・文書管理・バリデーションと輸送業者の管理のポイント オンライン
2026/9/11 DMFの登録・作成・変更・照会対応 入門講座 オンライン
2026/9/14 問題事例を踏まえたCMC試験における信頼性確保のポイントとQC/QA対応 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/11 タンパク質分解医薬の実用化に向けた基盤技術と評価
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/14 製薬業界55社〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2025/1/27 世界の中分子医薬・抗体医薬、およびCDMO最新業界レポート
2024/11/29 ファインケミカル、医薬品の連続生産プロセス
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用