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治験薬GMP 入門講座

治験薬GMP 入門講座

オンライン 開催

視聴期間は2025年2月25日〜3月5日を予定しております。
お申し込みは2025年3月3日まで承ります。

配信期間

  • 2025年3月3日(月) 10時30分2025年3月5日(水) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年3月3日(月) 10時30分

修得知識

  • 医薬品と治験薬GMPの相違
  • 医薬品/治験薬における変更管理、品質同等性の意味と理解
  • 治験薬の3極の法的位置づけ、PIC/S GMPとの関係
  • PIC/Sおよび「PIC/S GMP Guide Annex13」
  • ICH Q7第19章「臨床試験に使用する原薬」
  • ICH Q9「品質リスクマネジメントに関するガイドライン」
  • ICHの品質ガイドラインと治験薬GMPとの関係、及び治験薬のGDP
  • 2021GMP省令改正
  • WHO治験薬GMP改訂ドラフトの発出と意義

プログラム

 市販医薬品の有効性、安全性および品質の確保を目的に米国行政府は世界で初めてGMPを法制化した (1963年) 。他方、治験薬GMPについては、「GMPは、人又は動物に投与される全てのDrug Productに適用されるものであって、いまだ研究過程にあるもの (治験薬) も含まれる。すなわち、開発過程で製造されるDrug Productが、充分に文書化され管理されることによって、後に行われる試験及び最終的には市販するために製造される製品の再現性を保証することは妥当なことである。」 (1978年) として、FDAは治験薬に対しても医薬品GMPと同等の管理を求めることとなった。それ以来米国では、治験薬に対しても医薬品GMPがそのまま適用されることになり、我が国においても1991年「 (ヒトおよび動物用) 治験薬製造に関するガイドライン」が発出されることとなった。その後2021年8月1日「GMP省令改正」が施行され、日本の医薬品GMPは治験薬を含めPIC/S GMPガイドラインとの一層の整合が図られることになった。
 ICH Q9,10を基本とするリスクベースアプローチ、そして開発から製造販売までを品質同一貫性確保を基本とした治験薬GMPについて、初めて治験薬の開発・製造・試験に携わる方々に対しても分かり易く解説する。

  1. 治験薬とは
    • はじめに
      1. 新薬の開発について
      2. 治験薬と医薬品との違いとGCPとの関係
      3. 治験薬GMP
      4. 治験薬と医薬品品質の品質同等性について
      5. WHO治験薬GMP改定ドラフト:
        • COVID-19治療薬についての新しいガイドラインの必要性と重要性 – Quality Managementの導入及びQuality Risk Managementの導入
  2. 最近の新薬開発状況と日欧米における承認状況
    1. 新薬開発と承認システム
  3. 医薬品開発と治験薬 – 治験薬GMPの三極の相違 –
    1. 治験薬の3原則
    2. 治験薬GMPとGCPの位置づけ (日本、米国、EU)
    3. ICH Q7第19章「臨床試験に使用する原薬」
    4. PIC/Sおよび「PIC/S GMP Guide Annex13」
  4. 治験薬製造、品質管理上の留意点
    1. 目的と考え方及び治験薬の製造管理・品質管理
    2. 治験薬品質の一貫性確保と同等性
    3. 開発段階での変更管理
    4. 治験薬製造における留意点
    5. 治験薬のバリデーションとベリフィケーション
    6. 治験薬GMPのポイントと対応策
  5. 治験薬GMP組織と出荷判定について
  6. 自己点検及び教育訓練の必要性
  7. 治験薬の文書及び記録の管理
  8. 治験薬受託製造の留意点
  9. 治験薬製造設備の適格性評価
  10. 治験薬製造設備の洗浄バリデーション
  11. 治験薬GMPに関するQ&A
  12. 生データ、実験ノート管理の留意点
  13. 治験薬のGDP (Good Distribution Practice) について
    • 適切な温度・湿度管理
    • 輸送クオリフィケーション
    • 振動・衝撃リスク回避
  14. ICH Q12 医薬品のライフサイクルマネジメント
  15. まとめ (PQS)

主催

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受講料

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年2月25日〜3月5日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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