技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬分野におけるモダリティー開発視点からのイノベーション発掘と事業化戦略

医薬分野におけるモダリティー開発視点からのイノベーション発掘と事業化戦略

~異業種企業の参入事例と今後の参入の可能性とは / 主要なモダリティー分野の特徴・利点・課題・市場規模・開発動向とは~
オンライン 開催

視聴期間は2025年2月21日〜28日を予定しております。
お申し込みは2025年2月26日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬分野のモダリティー、分類、特徴、背景の技術を最新の情報を交えて解説いたします。

開催日

  • 2025年2月26日(水) 12時30分 2025年2月28日(金) 16時30分

修得知識

  • 医薬分野のモダリティー、分類、特徴、背景の技術
  • 最新のモダリティー関連の設計、解析、生産技術のトピックス
  • 話題のAI関連の創薬技術
  • 生成AI関連技術を駆使した生命科学分野の情報探索手法
  • イノベーション発掘と事業化戦略のヒント

プログラム

 本セミナーは、広く医薬、創薬の周辺産業領域に属する企業 (素材、電子、機器、情報技術など) の事業開発、研究企画の職務にある方も対象としています。
 本セミナーでは、医薬品開発の基礎から最新のモダリティー開発まで、異業種企業が理解すべき重要ポイントをできるだけ平易に解説し、新たな事業機会を探ります。
 近年、医薬品開発におけるモダリティー (治療手段とこれを支えるさまざまな分子種や物質) の広がりは目を見張るものがあります。これは生命科学の飛躍的な発展と、これを支える素材技術、設計技術、分析技術、解析技術、製造技術などのイノベーションのなせる技です。
 一方、昨年、ChatGPTに代表される生成AIが実用レベルで彗星の如く登場しました。2024年のノーベル賞は、ユニークな生体分子であるmiRNA、そして創薬基盤技術を支えるAI技術、生成AIの基本的な原理であるディープラーニングやトランスフォーマー技術となったことは記憶に新しいと思います。いずれも、過去に本セミナーで詳細に解説した知見です。
 なお、今回は、市場参入のための当該分野におけるAIを駆使した新しい情報収集技術とノウハウにも言及し、事業戦略立案の支援にも配慮しました。

  1. はじめに
    1. 医薬品産業の概要、現状と課題
    2. 異業種企業の参入パターンとその背景、課題
  2. 医薬品開発の基礎
    1. 医薬品開発プロセス概要
    2. 創薬ターゲットの種類
    3. 多様な創薬アプローチ
  3. 最近の疾患関連研究のトピックス概論
  4. モダリティーとは何か
    1. モダリティーの定義
    2. 主要モダリティー概論
  5. 主要なモダリティーの概要と開発状況 (1) – 低分子化合物
    1. 特徴
    2. 利点
    3. 課題
    4. 市場規模
    5. 開発動向
  6. 主要なモダリティーの概要と開発状況 (2) – 抗体医薬品
    1. 特徴
    2. 利点
    3. 課題
    4. 市場規模
    5. 開発動向
  7. 主要なモダリティーの概要と開発状況 (3) – 核酸医薬品
    1. 特徴
    2. 利点
    3. 課題
    4. 市場規模
    5. 開発動向
  8. 主要なモダリティーの概要と開発状況 (4) – ペプチド医薬品
    1. 特徴
    2. 利点
    3. 課題
    4. 市場規模
    5. 開発動向
  9. 主要なモダリティーの概要と開発状況 (5) – 細胞治療・遺伝子治療
    1. 細胞治療の特徴と事例
    2. 遺伝子治療の特徴と事例
    3. 細胞治療・遺伝子治療の市場規模
    4. 細胞治療・遺伝子治療の開発動向
  10. モダリティー開発における課題と機会
    1. デリバリー技術にかかる課題と機会
    2. 製造技術にかかる課題と機会
    3. 安定性向上にかかる課題と機会
    4. スクリーニング技術にかかる課題と機会
  11. モダリティー開発に関係する生体解析技術の進展
    1. 次世代シーケンサ
    2. 一細胞オミクス・空間オミクス
    3. 光学イメージング
    4. 構造解析技術
    5. クライオ電子顕微鏡法
    6. ケミカルバイオロジー
    7. オプトバイオロジー
  12. モダリティー開発に関係する機能性分子 (器官) の知見
    1. リキッドバイオプシーと循環核酸などのバイオマーカー
    2. エクソソーム
  13. モダリティー開発に関係する生産技術の革新
    1. ゲノム編集
    2. ロボット技術
    3. マイクロバイオーム
  14. AI創薬の現状、可能性
    1. トピックス
    2. 事例
    3. AI創薬技術の期待や他産業への波及効果
  15. 異業種企業の参入の可能性
    1. 材料、素材企業
    2. IT、AI企業
    3. 精密機器企業
    4. 物流、インフラ企業
  16. 異業種企業の参入事例
    1. 富士フイルム
    2. ソニー
    3. 帝人
    4. 日立製作所
    5. 三井倉庫
  17. イノベーション発掘と事業化戦略 (1)
    1. オープンイノベーションの活用
      • アカデミアとの連携強化
      • バイオベンチャーとの協業・M&A
    2. プラットフォーム技術の構築
      • 汎用性の高い基盤技術への投資
      • 複数のモダリティーに応用可能な技術開発
  18. イノベーション発掘と事業化戦略 (2)
    1. 技術マッピング
      • 社内技術の取りまとめ
      • 医薬周辺企業との接点構築
    2. 知的財産戦略の構築
      • 医薬品特有の特許戦略の理解
      • クロスライセンス、特許ポートフォリオの構築
    3. 規制当局との対話
  19. 事業参入に関する情報収集活動
    1. 生成AI関連技術による簡便迅速で正確な情報収集と分析について
    2. 生成AI (LLM)
    3. AI搭載検索エンジン
    4. 論文検索エンジン
    5. 論文解析エンジン
  20. 事業化戦略の立案
    • 市場の理解
    • リソース配分
    • リスク管理
    • パートナーシップ
  21. まとめ
    1. モダリティーの多様化と医薬品の革新
    2. 異業種企業の技術と医薬品開発のプロセス革新
    3. 異業種企業の成功のカギ
    • 質疑応答

講師

  • 笹嶋 政昭
    笹嶋グローバルコンサルティング
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年2月21日〜28日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/26 抗がん剤の臨床開発実施の留意点とプロトコール作成のポイント オンライン
2025/2/26 滅菌バリデーションの具体的な計画書・記録書・報告書の作成セミナー (医薬品) オンライン
2025/2/26 PIC/S GMP Annex I 改定セミナー オンライン
2025/2/27 エクソソームを用いた薬物送達・診断における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2025/2/27 電子実験ノートの導入と共有・利活用ノウハウ オンライン
2025/2/27 医療・ヘルスケア分野参入に向けた新規事業・研究開発テーマ企画応援 全2日間セミナー オンライン
2025/2/27 新規事業・研究開発テーマ企画の心得と戦略 オンライン
2025/2/27 新規事業・研究開発テーマ企画のための応用別ニーズ・課題動向 オンライン
2025/2/27 初心者のための原薬GMP入門 オンライン
2025/2/27 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/27 「GMP監査マニュアル」の活用による効果的かつ効率的なGMP監査の実施と現場運用のポイント オンライン
2025/2/27 GMP違反とヒューマンエラーに対する教育訓練の考え方とQA視点による抑制・防止対策事例 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP-QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2025/2/27 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2025/2/27 改正GMP省令で求められているGMP文書・記録の作成・管理のポイント オンライン
2025/2/27 少人数体制にも対応したGMP-QA業務・監査のポイントセミナー (全5コース) オンライン
2025/2/27 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2025/2/27 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/2/27 バイオ医薬品における申請をふまえたCMCレギュレーション対応とCTD作成入門講座 オンライン
2025/2/27 バイオ医薬品/抗体医薬品の精製技術と品質分析 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法 (製本版 + ebook版)
2022/10/26 バイオ医薬品の製剤安定化/高品質化のための不純物の規格設定と評価・管理手法
2022/9/29 核酸医薬品のCMC管理戦略 (製本版 + ebook版)
2022/9/29 核酸医薬品のCMC管理戦略
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/4/28 プラントのDX化による生産性の向上、保全の高度化
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/1/13 DXを未来のビジネスに結びつけるための情報収集利活用ノウハウ
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/29 マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬