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エクソソームを用いた薬物送達・診断における開発・技術動向と実用化に向けた課題

エクソソームを用いた薬物送達・診断における開発・技術動向と実用化に向けた課題

~エクソソームの基礎 (分泌・細胞内移行機序や発現・内包分子、単離と可視化技術等) / 薬物送達技術 (タンパク質発現系・ペプチド修飾によるエクソソーム機能化、薬物内包技術等) / 診断技術 (内包分子の種類と関連疾患、検出技術等)~
オンライン 開催

視聴期間は2025年2月27日〜3月12日を予定しております。
お申し込みは2025年2月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、エクソソームに関する基礎知識やエクソソーム研究の実情と、解決方法について解説いたします。

配信期間

  • 2025年2月27日(木) 10時00分2025年3月12日(水) 12時00分

お申し込みの締切日

  • 2025年2月27日(木) 10時00分

修得知識

  • エクソソームの基礎
    • 分泌・細胞内移行機序や発現・内包分子
    • 単離と可視化技術等
  • 薬物送達技術
    • タンパク質発現系・ペプチド修飾によるエクソソーム機能化
    • 薬物内包技術等
  • 診断技術
    • 内包分子の種類と関連疾患
    • 検出技術等

プログラム

 本講演では、エクソソームの産生機構・細胞間コミュニケーションの基礎、及び、単離エクソソームを用いた薬物送達と診断法の世界的な動向を中心に、我々の成果を含めた研究・技術紹介を行います。また、将来の実用化に向けた課題についても議論します。実際の基礎研究における実験のコツや、合成ペプチドを用いたエクソソーム機能化等の実践的な技術内容も含めてお話します。

  1. エクソソームの基礎
    1. 細胞分泌小胞の種類
    2. エクソソームの発現・内包分子
    3. エクソソームの分泌・細胞内取り込み機構
    4. 単離技術の長所・短所
    5. エクソソーム可視化技術 (蛍光検出) の長所・短所
  2. エクソソームを基盤とした薬物送達技術の開発動向
    1. エクソソームを基盤とした薬物送達の世界的動向
    2. タンパク質発現系を用いたエクソソーム送達機能化
    3. 機能性ペプチド修飾によるエクソソーム機能化技術
    4. エクソソームへの薬物内包技術
    5. 薬物送達における実用化に向けた課題
  3. エクソソームを基盤とした診断技術の開発動向
    1. エクソソームを基盤とした診断技術の世界的動向
    2. 内包分子の種類と関連疾患
    3. 検出技術
    4. 疾患診断における実用化に向けた課題
  4. まとめと将来展望
    • 質疑応答

講師

  • 中瀬 生彦
    大阪府立大学 大学院 理学系研究科 生物科学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 19,000円 (税別) / 20,900円 (税込)

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年2月27日〜3月12日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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