技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント

医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント

~医療機器としてのソフトウェアに求められる品質・安全性とは / FDA, MDR, IMDRFの各要求事項とは~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月9日〜13日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月11日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医療機器としてのソフトウェア (プログラム) に求められる品質・安全性などを考察し、そのために必要な法規制・標準規格等を適用する際のポイント、標準規格類の相互関係、ならびに医療DXに係るセキュリティについて解説いたします。

開催日

  • 2024年12月6日(金) 12時30分 16時30分

プログラム

 ソフトウェアのバリデーションはテストによる検証とは異なり、設計開発から市場での寿命を終えるまで「プロセス」による管理が求められます。これにはリスクマネジメントを始め、基本要件基準となったユーザビリティやサイバーセキュリティが含まれます。
 また、バリデーションは製品組込みソフトウェアや単体ソフトウェア (アプリ) だけでなく“QMSプロセスにソフトウェアを用いること”の妥当性確認も含まれます。
 このセミナーでは、バリデーションを中心としてその方法を詳しく解説するとともにガイダンス等の翻訳、バリデーション報告書の見本を提示します。

  1. 医療機器ソフトウェア&SaMD (医療機器としてのソフトウェア)
    1. ソフトウェアに求められる品質
    2. 安全クラスとリスクマネジメント
    3. セキュリティリスク管理
  2. ソフトウェアの設計開発管理
    1. 開発計画、プロセス設計
    2. 要求事項の分析
    3. アーキテクチャの設計
    4. 詳細設計
    5. ユニット実装
    6. 結合とその試験
    7. システム試験
    8. リリース
    9. 文書作成
      • 要求仕様
      • V&V
      • RM
  3. FDAガイダンス、関連標準規格、海外事情
    1. FDAによるソフトウェアバリデーションの一般原則
    2. FDA:21CFR820
    3. EU MDR
    4. IEC 62304、IEC 80002-1、ISO 14971、ISO 13485
  4. ソフトウェアのリスクマネジメント
    1. 標準規格類 (3-4) の要求事項
    2. ANSI/AAMI SW96 の要求事項
  5. 検証とバリデーション
    1. 検証とバリデーションの違い (目的、内容及び結果において)
    2. ソースコードのテスト
      • コーディング規約
      • プログラミング書法
      • 静的解析&動的解析
    3. ソフトウェアテスト
      • ユニット単体/結合
      • システム
      • 受入
    4. ソフトウェアテスト技法
      • ブラックボックステスト
        • 同値分割法
        • 境界値分析
        • デシジョンテーブル 等
      • ホワイトボックス
        • 制御フローテストなど
    5. スケジュールとコスト (リスク管理を念頭に)
  6. ソフトウェアバリデーション
    1. バリデーションの基本および目的
    2. 設計バリデーション
    3. プロセスバリデーション
    4. セキュリティバリデーション
  7. QMSに用いるソフトウェアとそのバリデーション
    1. 規制対象となるQMプロセス用いるソフトウェア
    2. 品質・安全性に影響を及ぼす可能性を考慮
    3. ISO/TR 80002-2に準拠したバリデーション

講師

  • 宇野 宏志
    株式会社ファーレックス 技術・薬事部
    マネージャー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月9日〜13日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編) オンライン
2024/12/11 毛髪・頭皮の基本的特性と効果的なヘアケア製剤開発のポイント オンライン
2024/12/11 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/12 癒着防止材の選択、使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/12/12 CSVセミナー (中級編) オンライン
2024/12/12 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション オンライン
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/18 ガンマ線、電子線滅菌の特徴と使い分け、並びに滅菌バリデーション、承認申請時の留意点 オンライン
2024/12/18 最新の欧州医療機器規則 (MDR) において必要な市販後活動・要求事項と技術文書作成のポイント オンライン
2024/12/18 ASEAN における医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント2024 オンライン
2024/12/18 ユーザビリティエンジニアリング要点セミナー オンライン
2024/12/20 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2024/12/23 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2024/12/27 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2025/1/6 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2025/1/8 ガンマ線、電子線滅菌の特徴と使い分け、並びに滅菌バリデーション、承認申請時の留意点 オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン