技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成

日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成

~海外におけるCMC資料をいつどのように日本用の申請資料に仕立てていくか~
オンライン 開催

視聴期間は2024年7月9日〜23日を予定しております。
お申し込みは2024年7月9日まで承ります。

概要

本セミナーでは、開発品の中でも海外からの導入品について取り上げ、導入〜申請〜承認に向けた種々のCMC開発対応とCMC薬事、生産、物流への対応、海外導入品での治験薬対応について解説いたします。

開催日

  • 2024年7月9日(火) 13時00分 2024年7月23日(火) 16時30分

修得知識

  • 海外での申請資料 (海外申請資料) を日本での申請資料 (日本申請資料) とするための対応
  • CMC開発と並行して進む関連事項への対応
    • 生産
    • 物流
    • 薬事の各対応など
  • 導入元 (導出元) と導入先でのCMC開発関連対応、管理体制
  • 海外導入品のCMC申請資料への対応
    • 医薬品製造販売承認申請書
    • CTD
    • MF等

プログラム

 開発品の中でも海外からの導入品に関して、導入〜申請〜承認に向けた種々のCMC開発対応についてご紹介させて頂きます。合わせて、CMC開発と同時に発生していく、CMC薬事、生産、物流への対応もご紹介させていただきます。また、海外導入品での治験薬対応もご紹介させて頂きます。
 海外で開発された医薬品を導入し、日本でCMC開発をすることになる場合、日本で申請して承認までできるように仕立てていかなくてはなりません。具体的には、製造販売承認申請書、CTDの作成になるわけですが、日本特有事項の対応もかなり出てくると思います。
 海外におけるCMC資料をいつどのように日本用の申請資料に仕立てていくかなどをご説明できればと思います。
 また、その対応と同時に、CMC関連では、承認、上市に向けて、生産部門への技術移管や生産準備、CMC薬事部門とのPMDAによるGMP調査への対応、物流部門との海外からの製剤バルクの輸送体制への対応などへの対応も出てきます。これらを海外の導入元 (導出元) と実施していくことになれば、相当の労力も必要になってきます。
 海外導入品のCMC開発とそれに関連して対応する業務について、その課題対応などについても、ご説明できればと考えております。海外導入品の治験薬対応も海外からの製剤バルクの供給、国内での包装、試験など、独特の対応もあり、CMC開発と合わせて、ご説明できればと思います。

  1. 海外導入品のCMC開発
    1. 導入品のCMC開発とは
    2. CMC開発対応
    3. CMC開発と並行して進む関連事項への対応
      • 生産
      • 物流
      • 薬事の各対応など
    4. 治験薬対応
    5. 申請関連対応
      • 欧米との審査のギャップ
      • 申請書
      • MF
      • CTDなど
  2. 導入元 (導出元) と導入先でのCMC開発関連対応、管理体制
    1. 導入形態
    2. 導入時期
      • Phase1 (P1) 以前
      • P1以降〜P3まで
      • P3以降〜申請まで
    3. 作業分担
    4. 導入元 (導出元)
    5. 導入先
    6. 導入先における体制構築上の留意点
    7. 導入元からの対応
      • 開発スケジュール管理のポイント
      • 会議を開催する上でのポイント
      • 日常の通信の重要
  3. CMC開発と並行して進む関連事項への対応 (生産、物流、薬事の各対応など)
    1. 生産関連
      • 導入先における製造、試験実施上の課題 (技術移転のポイントなど)
      • 各種試験実施上の課題
        • 受け入れ試験
        • 出荷試験
      • 導入先における第三者機関の利用
        • 製造
        • 包装を委託する場合
        • 試験を委託する場合
    2. 物流関連
      • 導入製品の輸送上の課題
        • 輸送中の温度
        • 衝撃管理
        • 輸送にかかわる規制上の課題
        • GDPへの対応
    3. 薬事関連
      • 申請関連 (次々章)
      • 治験薬対応 (次章)
      • カルタヘナ法への対応
  4. 治験薬対応
    1. 海外導入品での治験薬対応とは
    2. 契約 (供給契約、品質契約) 、発注
    3. GMP監査
    4. 製剤バルク製造
    5. 海外からの製剤バルクの輸送 (輸送時安定性担保含む) 、輸入、通関対応
    6. 日本での製剤バルクの検査、包装
    7. 試験対応
    8. 出荷対応
    9. スケジュール管理
  5. 海外での申請資料 (海外申請資料) を日本での申請資料 (日本申請資料) とするための対応
    1. グローバルCTDとローカルCTDについて
    2. 海外申請資料の確認 (時期、内容)
    3. 日本申請資料への不足な項目、内容などの要否判断
    4. 導入元での定期的な海外申請資料の更新管理
      • ICHマター
      • 安定性などへの更新
    5. 日本申請資料作成対応
      • 導入先での作成スケジュール (開始時期など)
      • 導入先での作成内容と役割分担
      • 導入元からの支援、協力
  6. 海外導入品のCMC申請資料 (医薬品製造販売承認申請書、CTD、MF等) への対応
    1. 申請資料作成上の一般的な留意点
      • 日本と海外 (特に欧米) との審査の違い
      • 医薬品製造販売申請書 (申請書)
        • 日本と海外の変更定義 (一変、軽微など) の違い含む
      • Master File (MF)
      • CTD
        • M2項、M3項、A項
        • 導入元作成CTDの使用
          • 使用可否
          • データ不足などへの対応
          • 安定性データの使用などについて
      • 導入元資料使用による申請資料作成における信頼性基準の確保対応
    2. 原薬
      • MF
      • 製造販売承認申請書 (申請書)
      • CTD
    3. 製剤
      • 申請書
      • CTD
    4. 添加剤 (原材料)
      • 申請書
      • CTD
      • 日本薬局方 (JP)
      • 日本の公定書適合性
      • 新規添加剤
    5. その他申請関連での対応
      • ヒト又は動物起源への対応
      • 外国製造業者認定
      • 照会事項
      • 適合性 (書面) 調査
      • GMP適合性調査
      • 最近のレギュレーション対応 (主に不純物)
        • ICH Q3D
        • ICH M7
        • ニトロソアミンなど
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 32,400円(税別) / 35,640円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年7月9日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/25 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/6/26 生産移行後のトラブルを未然に防ぐための製造設備および支援設備のバリデーション 東京都 会場・オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2024/6/27 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン
2024/6/27 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2024/6/27 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 会場・オンライン
2024/6/27 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/6/27 不確実性の高い医薬品の研究開発プロジェクトの事業価値評価に基づく意思決定とポートフォリオマネジメント オンライン
2024/6/27 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/6/27 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2024/6/27 開発段階における治験薬GMP-QA業務と有効期間設定・変更管理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法