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ムダ取りで原価低減・生産性向上 ロスコストマネジメント

ムダ取りで原価低減・生産性向上 ロスコストマネジメント

~歩くロス、探すロス、故障ロス、不良ロス、チョコ停ロス、段取りロス、見逃しロス、過剰検出ロス、AT/ST差ロス、教育・訓練ロス~
オンライン 開催
  • 現場が忙しい:それはロスが放置されているからです
  • 生産性を上げたい:ロスを刈り取れば、生産性は上がります
  • 原価を下げたいが今までの方法は限界:ロスを削減し、ムダを排除すれば原価は下がります

概要

本セミナーでは、30年にわたり講師が蓄積してきた、数多の現場の成功事例・失敗事例の経験則を体系化し、どのような現場にも適用可能な異物ゼロへのアプローチ法を解説いたします。

開催日

  • 2023年12月7日(木) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 製造、生産技術、品質保証部門の責任者、リーダーの方
  • ものづくり現場の生産性を上げたい、原価低減をしたい方
  • 今までの現場改善に限界を感じている方、課題を抱えている方
  • 改善を経営指標として用いたい方

プログラム

 ものづくりには40のロスが潜在化しています。そのロスを顕在化し、ロスに対応した専門のツールでロスを刈り取ることにより、生産性が向上し、原価を低減できます。講師は、製造工場のコンサルティングを通じて、ものづくり現場に潜む40のロスを見つけ出し、それらのロスをスピーディーかつ確実に刈り取る12のツールを開発しました。
 本セミナーでは、「ロスのマネジメントの仕方」とロスを確実にかつ効率的に刈り取るための「12のツールの概略」を紹介します。「ロスのマネジメントの仕方」では、ロスに対する考え方と刈り取るためのマネジメントプロセスを解説します。これにより、みなさんの現場に潜むロスが顕在化でき、どのロスを改善すれば、どのくらいの生産性が上がるか、どのくらいの原価が低減できるか、が明確になります。また、ロスという考え方を用い、改善の効果指標とし、改善活動をマネジメントできるようになります。ロスを改善することで8つのムダを解消し原価低減が可能になるのです。

「12のツールの概説」では、

  • 職場のあるべき姿を実現するツール
  • 設備の極限稼働を実現し、生産性を向上させる3つのツール
  • 作業の効率を上げ、人生産性を上げる2つのツール
  • 不良をゼロにし、原価低減を実現する3つのツール
  • クレームをなくすためのツール
  • 改善活動におけるITの活用
  • 業務の生産性を上げ、IT化するためのツール

の概論 (基本的な考え方と具体的な進め方) を説明します。
 今、日本で一番の話題は賃上げです。しかし、その条件として生産性向上が挙げられています。また、ものづくり企業のグローバル競争は激しく、原価低減はものづくり現場に常に求められている課題です。 「ロスコストマネジメント」で生産性向上と原価低減を同時に実現しませんか。

  1. 今の時代:改善活動の必要性
  2. ロスの見方、考え方
    1. 利益の源泉はものづくりにあり
    2. ものづくりの40大ロス
    3. ロスから発生する8つのムダ
    4. ロスをコストに換算する
    5. ロスはツールで改善する
    6. 活動を利益に直結させる
  3. ロスコストマネジメント
    1. ロスコストマネジメントとは
    2. ロスの定義
    3. ムダの定義
    4. ロスの計算式
    5. 活動コンセプトの決定
    6. 活動の評価
  4. ロスを刈り取る12のツール (概説)
    1. 職場のあるべき姿を整える
      1. 実践2Sへのアプローチ:歩くロスと探すロスを削減
    2. 設備を極限稼働させる
      1. 故障ゼロへのアプローチ:故障ロスを削減
      2. 原則整備へのアプローチ:設備起因の不良ロスとチョコ停ロスを削減
      3. 段取り改善へのアプローチ:段取りロスを削減し、段取り時間を半減する
    3. 作業の効率を上げる
      1. 標準整備へのアプローチ:AT/ST差ロスを削減し、標準を整備する
      2. ビデオ標準作成へのアプローチ:教育・訓練ロス (人材育成時間) を削減する
    4. 不良をゼロにし、原価を低減する
      • 基本的な考え方:不良ゼロの9原則
        1. 異物ゼロへのアプローチ:異物起因の不良ロスを削減する
        2. ポカミスゼロへのアプローチ:ポカミス起因の不良ロスを削減する
        3. キズゼロへのアプローチ:個別対策と総合対策
    5. クレームをゼロにする
      • 基本的な考え方:クレームゼロへのアプローチ
        1. 検査作業改善へのアプローチ:見逃しロス、過剰検出ロスを削減する
    6. ITも改善ツール
      1. ITによるデータ収集:改善に必要なデータをITで精度良く効率的に取集する
    7. 業務のロスを削減する
      1. 業務改善へのアプローチ:業務を標準化し、IT化する
  5. 事例紹介
    • 質疑応答・名刺交換 (会場限定)

講師

  • 大谷 みさお
    株式会社 ロンド・アプリウェアサービス
    コンサルタント

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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