技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

QC工程表・作業標準書の作り方

QC工程表・作業標準書の作り方

オンライン 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、「わかりやすいQC工程表」「わかりやすい作業標準書」を作成するためのポイントやテクニックを、事例・演習を交えて解説いたします。
また、効果的な整理、共有のポイントについても解説いたします。

開催日

  • 2022年4月6日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 製造現場・生産技術・品質管理部門の管理者、担当者
  • QMS審査員、QMSコンサルタント

修得知識

  • リスク管理に基づく製造プロセスにおける管理項目の決定方法
  • QC工程表の作成手順
  • 作業手順書の種類と作成方法

プログラム

 人材の流動化が進展する中、人材育成効率の向上が重要な経営課題となっています。そのための前提条件として、製造業にとってはQC工程表や作業標準書の整備とその活用が大変重要です。QC工程表や作業標準書がなければ、3ヶ月かかる作業訓練も、ポイントを押さえた体系的手順書が準備されていれば、数時間で済みます。新入社員やパート要員、他部署の要員や外国人材を短期間で戦略化していかなければならない現在、組織の暗黙知の形式知化を進め、QC工程表や作業標準書として整備してゆくことが急務です。
 本セミナーでは、QC工程表や作業標準書を自分で作成できるようにするためだけでなく、社内でそのノウハウを展開できるようになっていただくことを狙っています。そのために、まず、完成した文書を例示しその内容を解説した後、作成方法をステップバイステップで演習を交えながら、解説していきます。
 さらに、これらの発展形として、管理者や間接部門のスタッフのための業務プロセス手順書の作成方法を、ISO9001:2015年版の要求事項と整合する形で説明します。熟練者のノウハウを個人に留めることなく、組織の知識とすることが強く望まれます。

  1. 作業標準書作成の基礎知識
    1. 組織の目的とその達成手段の階層構造、及び、作業標準類の位置づけ
    2. 標準書に含まれる情報の分類 〜作業標準類にはどんな目的でどんな情報が必要?
    3. ビジネス文書の構成・記述の原則 〜わかりやすく文書を書くための7つの原則
  2. わかりやすいQC工程表の作り方 〜全工程の見える化がポイント〜
    1. QC工程表とは
      1. QC工程表の目的と使い方
      2. 誰が、いつ、QC工程表を作るのか?
      3. QC工程表作成に必要な情報
    2. QC工程表の作り方とそのノウハウ
      1. QC工程表作成のプロセス
      2. 作成単位の決定 (製品別・工程グループ別) 、・用途、様式の決定
      3. 工程の記述、・結果系と要因系の管理項目と管理基準の決定、
      4. QC工程表の拡大的発展方法
    3. 共同演習:作業ビデオの観察とQC工程表の作成
  3. わかりやすい作業標準書の作り方 〜作業の急所となる点に注目〜
    1. 作業手順書の用途
      1. 作業確認用
      2. 訓練用
      3. 問題解決用
      4. 作業改善用
      5. 知識の蓄積
    2. 作業手順書の表現形式と作成方法
      1. テーブル方式
      2. フローチャート方式
      3. スライド方式
      4. マインドマップ形式
      5. 動画形式
  4. ISO 2015年版に対応した業務手順書と標準類のファイル管理方法
    1. ISO 2015年版の特徴
    2. 業務プロセス手順書の新しい作り方
    3. ISO と整合した業務手順書の内容と事例

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/6 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/9 実践疲労強度設計 オンライン
2025/1/10 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2025/1/10 品質管理の基礎 (1) オンライン
2025/1/15 4M管理の基本と運用手順 オンライン
2025/1/17 未然防止のための過去トラ集の作り方と使い方のポイント 東京都 会場・オンライン
2025/1/17 CMC領域における資料作成とデータ・記録の運用管理の注意点 オンライン
2025/1/17 化学工場・プラントの事故に学ぶ本質的原因の探究と管理・指導側が講じるべき安全対策 オンライン
2025/1/17 品質管理の基礎 (2) オンライン
2025/1/20 品質管理の基礎 (3) オンライン
2025/1/21 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/22 外観検査の効果的で効率的な進め方と実践ノウハウ オンライン
2025/1/22 4M管理の基本と運用手順 オンライン
2025/1/23 量産に耐えうる最適設計仕様を導く非線形ロバストデザイン オンライン
2025/1/24 品質管理の基礎 (4) オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン
2025/1/28 セラミックスの破壊メカニズムと破壊強さ試験・信頼性評価の基礎 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 加速試験の実施とモデルを活用した製品寿命予測
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2015/10/22 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/2/1 患者情報の安全管理と法的にみた診療記録のあり方
2013/1/31 ヒューマンエラー対策 事例集
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法