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GMP適合性調査で指摘を受けやすい試験室管理の要点と文書・記録管理に起因した指摘削減のポイント

GMP適合性調査で指摘を受けやすい試験室管理の要点と文書・記録管理に起因した指摘削減のポイント

~安定性試験・サンプリング・品質照査・試験機器管理・局方試験法の記載方法・データ完全性・記録管理・逸脱・OOS管理・変更管理、不適合製品の対応・製品回収削減・自己点検・教育訓練等で指摘を受けやすい注意点 / GMP文書不備等に起因した指摘事例、不適切文書に係る事例を基に解説~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年12月12日〜25日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、GMP適合性調査において、特に試験室管理にて要求される事項に係るGMP省令のトピックス (安定性試験、サンプリング、品質照査、試験機器管理、局方試験法の記載方法、データ完全性、記録管理、逸脱・OOS管理、変更管理、不適合製品の対応、製品回収削減のポイント、自己点検、教育訓練 等) について実務的に解説いたします。

開催日

  • 2025年11月28日(金) 13時00分16時30分

修得知識

  • GMP適合性調査において、特に試験室管理にて要求される事項に係るGMP省令のトピックス
    • 安定性試験
    • サンプリング
    • 品質照査
    • 試験機器管理
    • 局方試験法の記載方法
    • データ完全性
    • 記録管理
    • 逸脱・OOS管理
    • 変更管理
    • 不適合製品の対応
    • 製品回収削減のポイント
    • 自己点検
    • 教育訓練 等
  • 試験検査室における記録管理のためのSOP作成方法
  • 文書管理、記録管理、データ完全性 (データインテグリティ)
  • 当該文書類に起因した指摘事例、不適切文書に事例

プログラム

 近年の公的機関等による『GMP適合性調査』において、特に試験室管理にて要求される事項に係るGMP省令のトピックス (『品質管理関係 (第11条) 』〜『文書及び記録の保管関係 (第22条) 』の部分 (内容として、安定性試験、サンプリング、品質照査、試験機器管理、局方試験法の記載方法、データ完全性、記録管理、逸脱・OOS管理、変更管理、不適合製品の対応、製品回収削減のポイント、自己点検、教育訓練 等) につきまして、より実務的に、またPMDA発のオレンジレターも引用し指摘を受けやすい事例やポイントについて掘り下げてお話します。
 加えて、試験検査室における記録管理の為のSOP作成方法と、文書管理、記録管理、データ完全性 (データインテグリティ) の解説と、当該文書類に起因した指摘事例、不適切文書に事例についてもお話します。

  1. 初めに
  2. GMP適合性調査おいて試験室管理で注視される事項
    1. 安定性試験
      1. 目的
      2. 原薬及び製剤の安定性試験の省力化
      3. 原薬の不純物製剤の不純物
    2. サンプリング (検体採取)
      1. サンプリング時の主な留意事項 (GMP省令第11条関連)
      2. 3極における検体採取
    3. 原料等の供給者の管理
      1. 品質の確保のため適切な規格
    4. 試験機器管理
      1. 試験検査室における記録管理SOPの作成
      2. 手書き記録と電子記録
    5. 局方試験法の記載方法
      1. 試験条件の具体的記載
      2. 判定基準
    6. データ完全性 (DI)
      1. ALCOA+の見直し
      2. DIは必須事項
    7. 記録管理
      1. 紙の記録と電子記録
      2. 規制上の位置づけ
    8. 逸脱・OOS管理
      1. 逸脱・OOSを繰り返さない管理
      2. CAとPA
    9. 変更管理
      1. 変更管理の周知徹底
    10. 不適合製品の対応
      1. 製品回収削減のポイント
      2. 当局対応
    11. 自己点検、年次レビュー
      1. 点検のポイント
      2. 改善のポイント
      3. 責任役員の役割
    12. 教育訓練
      1. 教育訓練の基本
      2. 企業文化に結び付くような教育訓練
      3. 実効性の評価
  3. GMP文書類に起因した指摘事例、不適切文書にかかる事例のご紹介
    • FDA査察時の指摘事項も一部含む
  4. 質疑応答

講師

  • 萬 弘太郎
    特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター
    顧問

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

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アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
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  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • 視聴期間は2025年12月12日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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