技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH-GCP及びグローバル開発を踏まえた品質マネジメントシステム (QMS) 構築

ライブ配信セミナー

ICH-GCP及びグローバル開発を踏まえた品質マネジメントシステム (QMS) 構築

~リスクマネジメント / QMS / CAPA / リスクアセスメントを取り入れた監査 / インシデント・逸脱・不正行為への対応等~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年10月9日(金) 10時00分 16時30分

修得知識

  • 治験の実施体制の中にQMSの概念をどのように導入するか
  • リスクマネジメントの概念
  • CAPAの概念
  • リスク評価に基づいた監査方法
  • インシデント、逸脱、不正行為に関するマネジメント方法

プログラム

 ICH-GCPにおいて、Quality management system (QMS) 及びRisk management (RM) の概念がGCPにも取り入れられることとなった。治験の実施体制として、今後は積極的にQMS及びRMを導入した、新しいシステムを構築しなければならない。QMSに従った治験の実施体制をどのようにして構築するのか、リスク評価に基づいた監査方法とは、逸脱の管理、不正行為に対する管理等も加えながら解説する。

  1. ICHガイドラインQ9 “品質リスクマネジメントに関するガイドライン”の概説
    • 背景
    • 適用範囲
    • 用語の定義
    • リスクアセスメント、リスクコントロール、リスクレビュー、リスクコミュニケーション
  2. ICHガイドラインQ10 “医薬品品質システムに関するガイドライン”の概説
    • 何故ICH Q10?
    • Globalの関係
    • 用語の定義
    • 経営陣の責任、品質方針、マネジメントレビュー、変更管理システム、是正・予防処置システム
  3. CAPAの一般的概念
    • 用語の定義
    • 医薬品におけるCAPAに関する関連法規等
    • 医薬品開発と医薬品製造におけるCAPAシステムの導入の根本的違いとは
    • CAPAの一般的な手順
    • CAPAシステムにおける4つのプロセス
    • CAPAシステム導入のステップ
    • フォローアップ活動の流れ
    • CAPAの分析 (CAPAの有効性レビュー、CAPAの管理等)
  4. 逸脱、不正行為の対応手順
    • インシデント、逸脱、不正行為とは
    • インシデントの対応手順
    • 逸脱の対応手順
    • 不正行為の対応手順
  5. QMSを管理する部門の必要性について
    • QMSを一括管理する部門の重要性について
    • Management Review事務局 (品質目標等の進捗管理含む)
    • SOP管理
    • vender管理
    • 変更管理、CAPAの管理等
  6. リスクアセスメントを取り入れた治験の効率的な監査計画
    • 監査計画策定のポイントとその留意点
    • Risk based auditに伴うリスクアセスメントの具体的な例示

講師

  • 長澤 匡記
    株式会社MICメディカル 品質保証部
    部長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

ライブ配信対応セミナーの留意点

  • 当日のセミナーを、リアルタイムでお手元のPCやスマートフォン・タブレットなどからご視聴・学習することができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • セミナー資料は電子ファイルにてダウンロードいただきます。
    • 資料のダウンロードは、パソコンからのみ可能です。スマートフォン、タブレットからは不可となっております。ご了承ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/27 医療機器、無菌製剤、原料、包装容器等のガンマ線と電子線の照射殺菌滅菌の特徴とその使い分け並びに、米国FDAの医療機器代替滅菌プログラムでも注目されるガンマ線代替法としての変換X線照射殺菌技術解説 オンライン
2024/8/27 TPPを有効活用した医薬品開発のプロジェクトマネジメントと事業価値評価・意思決定 オンライン
2024/8/27 無菌医薬品包装規制および完全性評価手順・各種漏れ試験方法のポイント オンライン
2024/8/27 PPK/PD 解析・E-R解析の基礎および薬剤応答の予測への活用 東京都 会場・オンライン
2024/8/27 米国FDA査察の概要・役割とFDA実地査察における準備・対応及び手順書作成の留意点 オンライン
2024/8/27 再生医療等製品の輸送方法の開発、安定性試験の実施 オンライン
2024/8/27 神経障害性疼痛の診断・治療の現状と求める新薬像 オンライン
2024/8/28 単なる書類監査で終わらない実効性のある監査にするための監査員養成講座 東京都 会場・オンライン
2024/8/28 実践的な製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/8/28 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/8/28 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/8/28 バイオ医薬品 GMP入門講座 オンライン
2024/8/28 体外診断薬における開発から販売・サービスまでの構築実務とノウハウ オンライン
2024/8/28 医療機器GVPの基礎と実務対応及び注意点 オンライン
2024/8/28 医療機器の設計・開発プロセスにおけるリスクマネジメント オンライン
2024/8/28 E&L試験の進め方および国内外の規制動向 オンライン
2024/8/28 国内外規制 (ICH-Q3E・局方) をふまえたE&L (Extractables and Leachables) 評価・分析の留意点と基準の考え方 オンライン
2024/8/28 パイロジェン試験の基礎および日米欧三薬局方との比較 オンライン
2024/8/28 医療機器の承認申請書作成の基礎知識および作成ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違