技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器企業における設計管理・リスクマネジメント・バリデーション実践 2日間セミナー

医療機器企業における設計管理・リスクマネジメント・バリデーション実践 2日間セミナー

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年6月14日(木) 10時30分 16時30分
  • 2018年6月15日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • FDA査察に対応できる医療機器設計
  • FDAが要求するユーザビリティエンジニアリング
  • ISO-14971に対応したリスクマネジメント手法
  • 設計バリデーション・プロセスバリデーションの具体的な実施方法
  • ソフトウェアのバリデーション方法
  • 工程設計の順序と具体的方法
  • 医薬品と医療機器の規制要件の相違
  • FDA QSRやISO-13485:2016に対応したQMS

プログラム

 最近になって、医療機器を米国FDAに510 (k) によって申請した際、設計管理に関して厳格に審査されるようになってきました。多くの企業がFDAから厳しい指摘を受けています。その理由は、医療機器の回収の過半数が設計問題であり、そのうちの90%までがソフトウェアの不具合によるものであるためです。
 医療機器は、たとえ製造が適切であっても、設計に問題があれば安全な医療機器にはなりません。FDAが設計管理を重視している所以です。
 さらに、2016年2月には、ユーザビリティエンジニアリングのFDAガイダンス“Applying Human Factors and Usability Engineering to Medical Devices”が発行され、 今後の医療機器設計ではユーザビリティエンジニアリングに関しても重要視されることになりました。
 ISO-13485は2016年2月に改定され、その要求事項はFDA QSRとほぼ比肩されるものとなりました。設計管理に関しては、設計ファイル (FDAのDHFに相当) を作成しなければなりません。

『いったい、FDA QSRやISO-13485:2016に対応したQMSはどのように作成するべきでしょうか。』

ISO-13485:2016においては、リスクマネジメントとしてISO-14971を参照していますが、FDAもリスク分析に関して、厳しい要求事項を課しています。 また、バリデーションについても非常に難解です。
  • 設計バリデーション (設計の妥当性確認)
  • プロセスバリデーション
  • 機器・装置のバリデーション (クオリフィケーション:DQ、IQ、OQ、PQ)
  • ソフトウェアバリデーション
  • 滅菌バリデーション
    などその種類も多様です。

『いったいどのように実施すれば良いのでしょうか。』

 設計バリデーションと工程設計とプロセスバリデーションの実施順序と相関関係はどのようになっているのでしょうか。またどのようなQMSを構築するべきでしょうか。

 本セミナーでは座学では修得することが困難な実践を重視し、難解な医療機器の設計管理、リスクマネジメント、バリデーションについて実例をもとにわかりやすく解説を行います。
 セミナー資料やQMSのサンプルは電子ファイルでご提供いたしますので、貴社におけるQMS構築や社内フィードバックにも有用です。

1日目

  1. 設計管理編
    1. はじめに
    2. リスク分析と設計管理
    3. 設計管理概要
    4. 工程設計
  2. リスクマネジメント編
    1. はじめに
    2. リスクとは
    3. R-MAP法
    4. 用語解説
    5. 製造工程におけるリスクマネジメント
    6. ISO-14971概要
    7. EN ISO-14971:2012について
    8. リスク分析手法

2日目

  1. バリデーション編
    1. バリデーションとは
    2. 適格性評価とは
    3. 医療機器とバリデーション
  2. ユーザビリティ編
    1. 医療機器のUsability
    2. FDAとHuman Factors/Usability
    3. FDAガイダンス逐条解説
  3. ソフトウェア編
    1. はじめに
    2. ソフトウェア開発の問題点
    3. 薬事法の一部改正
    4. ソフトウェアの品質改善
    5. 510(k) 申請について
    6. 医療機器ソフトウェアに関する規格
    7. IEC 62304
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

会場

ビジョンセンター浜松町

4F Iルーム

東京都 港区 浜松町2-8-14 浜松町TSビル 4階,5階,6階 (受付6階)
ビジョンセンター浜松町の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 66,500円 (税別) / 71,820円 (税込)
複数名
: 59,500円 (税別) / 64,260円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様でお申込みの場合、1名あたり 59,500円(税別) / 64,260円(税込) で受講いただけます。
  • 3名様以上でお申込みの場合、1名あたり 56,500円(税別) / 61,020円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 66,500円(税別) / 71,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 119,000円(税別) / 128,520円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 169,500円(税別) / 183,060円(税込)
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 人工知能/機械学習等プログラム医療機器の承認・認証・保険適用とサイバーセキュリティの基礎及び最新動向 オンライン
2024/4/22 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 全2コース オンライン
2024/4/22 薬事承認・保険適用・診療報酬改定に関する理解とそれらを総合した戦略の重要性とその要点 (実践・戦略編) オンライン
2024/4/23 ポリマー表面へのタンパク質吸着制御と評価、表面設計 オンライン
2024/4/24 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2024/4/25 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/4/25 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/4/25 欧州医療機器規制MDR (Medical Device Regulation) セミナー オンライン
2024/4/26 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/4/26 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 会場・オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 オンライン
2024/5/13 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン
2024/5/15 ユーザビリティエンジニアリング要点セミナー オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/16 Computer Software Assuranceセミナー オンライン

関連する出版物