技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

欧州での医療機器開発とCEマーキング取得のポイント

MDD/改正MDD (欧州医療機器指令) 対応をふまえた

欧州での医療機器開発とCEマーキング取得のポイント

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医療機器開発において薬事申請・臨床試験実施の日欧の比較から見えてくるポイントを解説いたします。

開催日

  • 2017年2月24日(金) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 医療機器の許認可に関する基礎知識
  • 2013年度改正薬事法 (薬機法) の詳細
  • 欧州に医療機器を輸出する場合のCEマーキング基礎知識
  • 改正MDD (欧州医療機器指令) の詳細
  • 日欧における医療機器の臨床試験のポイント
  • リスクマネジメントの実践的な知識

プログラム

 欧州で医療機器を販売するためには、CEマーキングの取得が必要です。そのためにも、欧州でのCEマーキング取得のポイントを理解することは重要です。国内医療機器においても、2005年度に続き2013年度に大掛かりな薬事法の改正が行われました。
 本セミナーでは、まず国内の医療機器の薬事申請の基本から薬事法改正のポイントを説明します。その知識を元に、CEマーキング取得のポイントと改正MDD (欧州医療機器指令) の詳細を説明し、今後の医療機器開発に役立てて頂きます。更に、欧州での臨床試験の詳細を国内の臨床試験をベ – スに説明し、日欧の臨床試験の違いを理解して頂きます。最後にCEマーキング取得のため特に重要なリスクマネジメントの実施例を紹介することで、リスクマネジメントのスキルを取得して頂きます。
 初めて医療機器市場に参入を予定している企業様や、初めて欧州に輸出を予定されている企業様、すでに実務に携わっている方で細部まで整理して理解したい方にも適しています。

  1. 国内の医療機器薬事申請
    1. 薬機法2013年
      • 薬事法改正 (2005年度と2013年度の詳細)
      • 製造販売における各種省令 (GQP、GVP、QMS)
      • 製造販売業許可、製造業許可手続きについて
    2. 承認申請等の区分
      • 製造販売承認・認証・届出
      • 第三者認証制度について
      • 薬事申請のデザイン
    3. 承認申請資料に必要なデータの概略
      • 基本要件基準への適合性
      • 品質保証基準への適合性
      • 申請書・添付資料・及び添付文書の要件と記載方法
    4. 薬事申請書類作成の具体的な留意事項
      • 作成における工夫
      • 一部変更申請対応
  2. 欧州でのCEマーキング取得のポイント
    1. 指令と規格、及びCEマーキング
    2. 医療機器 (MDD) 指令、体外診断用医療機器 (IVD) 指令
    3. クラス分類
    4. 適合評価手順の選択 (Annexより)
    5. 医療機器指令 (93/42/EEC) 、 IVD指令 (98/79/EC) の基本要件、及び技術文書
    6. 医療機器の実施例 (基本要件、技術文書)
  3. 日欧の薬事申請の比較
    1. 改正MDD (欧州医療機器指令)
      • MDD及びAIMDDの改正施行
      • IVDの改正
      • 医療機器の安全性強化に向けた実施規則等の成立
    2. EUでの臨床試験 (国内での臨床試験をベ – スに違いを比較)
      • 医療機器の臨床試験 (治験) の要件
      • 医療機器の治験計画書
      • 医療機器に関する臨床試験デ – タの必要な範囲等
      • 臨床試験薬事承認のポイント
      • カプセル内視鏡臨床試験モックアップ
      • 東工大発ベンチャ – 紹介
        • メドテックハート社 (磁気浮上遠心式補助人工心臓)
        • リバーフィールド株式会社 (手術支援ロボット)
  4. リスクマネジメント
    1. 医療機器リスクマネジメントの概要 JIS TI 4971参照
    2. FMEA (故障モード影響解析) によるリスク分析・リスク評価実施例
    3. FTA (故障の木解析) によるリスク分析・リスク評価実施例

会場

江東区文化センター

3F 第3研修室

東京都 江東区 東陽四丁目11-3
江東区文化センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/11/29 化粧品広告において薬機法及び各種規制を厳守しながら商材を光らせるポイント オンライン
2024/11/29 公差設計入門 オンライン
2024/12/3 医療機器GVPの要求する安全管理業務の留意点/効果的なCAPA活動 オンライン
2024/12/4 FMEA・DRBFMのあるべき姿、その使い方と効率の良い作成法 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/12/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/12/4 医療機器のEO滅菌および放射線滅菌の基礎・規格と滅菌バリデーション オンライン
2024/12/4 医療機器開発の全体像とF/Sフェーズ・設計開発フェーズにおける実務ノウハウ オンライン
2024/12/4 改正QMS省令に伴う滅菌製品製造 (委託滅菌の注意含む) 品の滅菌関連の留意点と滅菌バリデーション基準の要求事項/監査時の留意点 オンライン
2024/12/5 e-NOSE (人工電子鼻) システムに向けた各種ケモセンサーの開発動向と応用展望 オンライン
2024/12/5 最新の欧州医療機器規則 (MDR) において必要な市販後活動・要求事項と技術文書作成のポイント オンライン
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/6 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/6 ASEAN における医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント2024 オンライン
2024/12/9 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン
2024/12/9 品質機能展開 (QFD) ・FMEA・DRBFMの効果的な進め方と実践検討 オンライン
2024/12/10 CSR、SDGsを考慮した食品飲料、無菌医薬品、化粧品、医療機器等包装容器の電子線滅菌について オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/3/15 体温計
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策ガイドライン
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策ポリシー