技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバル・エコシステム (ビジネス生態系) の創出・構築に必要な戦略構想と実行ノウハウ

グローバル・エコシステム (ビジネス生態系) の創出・構築に必要な戦略構想と実行ノウハウ

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年6月28日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 海外事業への注力を考えており、新しいビジネスモデルや成長戦略、競争戦略の構想を必要としている製造業
  • 経営企画部門、新事業開発部門・技術戦略部門、設計開発部門・研究開発部門、営業部門、知財部門などの方

修得知識

  • オープンイノベーション戦略の考え方の理解
  • グローバルマーケティング戦略

プログラム

  • 急速な円安により多くの企業が一息ついているようですが、6重苦の1つの円高が解消されただけです。
  • グローバル競争は日々激しくなり、われわれ日本製造業を取り巻く環境が楽になったわけではありません。
  • 日本の製造業はいま大きな発想転換が必要です。
  • まずは“製造業”という業態そのものに対して疑ってみることが必要です。
  • 生活者を含む顧客視点でサービスを含めた価値の提供にどのように技術で貢献できるかを考えたとき、“製造業”という発想は時代遅れなのかもしれません。
  • サービスとのアライアンスが必要となり、技術は価値の実現の一手段となります。
  • 価値を実現するには、自社でまかなえないものは外部から調達する必要が出てきます。
  • そのような流れの中で「エコシステム戦略」という戦略キーワードが注目されていますが、具体的にどのようにすれば自社の強みを活かした戦略・ビジネスモデルは構想できるでしょうか。
  • 多くの有望な市場は日本でなく海外にあり、グローバルレベルでの発想が必須となります。
  • 当セミナーでは、具体的な事例を紹介しながら、上記のような戦略発想・策定の流れを具体的に理解していただくことを目的とします。
  1. 未来起点で戦略シナリオを描いて、不確実な時代を乗り越える!
    • 世界経済を牽引する市場は限られ、世界経済失速リスクあり
    • 不況は業界再編と新しい製品・ビジネスモデル創出の機会
    • 業界横断型の製品・サービスの提供による差別化
    • 中長期スパンでの戦略シナリオを描いて、不確実な時代を乗り越える!
  2. 戦略視点①:製造業の戦略は「技術-製品-事業」を1セットで考える
    • 製造業の戦略は「技術-製品-事業」を1セットで考える
    • 研究開発の上流段階からの1セットで考える
    • 創発的な対話による価値の創出
    • 自社の理念・DNAからも発想し、独自の戦略を構想
  3. 戦略視点②:業界横断によるエコシステム構築
    • ベストプラクティス事例: アップル
    • 共生を理念としたエコシステムの創出
    • ポイント①:「ユーザー、売り手、作り手などの相互関係による創発」
    • ポイント②:多様なメンバーの相互関係による個々の成長
    • ポイント③:エコシステムの自律的増大
    • エコシステムレベルの市場・技術・事業のロードマップの想定
    • エコシステムレベルの競争戦略構想力
    • アライアンスを成功させるための3つのコンピタンス
  4. 戦略視点③:グローバルマーケティング戦略
    • グローバルマーケティング戦略
    • 「共通化戦略」と「カスタマイズ戦略」
    • 事例: サムスン電子・携帯電話事業
    • 海外の市場調査・企画のフレームワーク
    • 価格戦略に見る共通化による規模の経済
    • 「共通化戦略」と「カスタマイズ戦略」のサイクル①
    • 「共通化戦略」と「カスタマイズ戦略」のサイクル②
    • 国・地域×業界マトリックスによる展開戦略
    • 低価格ブランド戦略によるトータルシェア、利益獲得 (YKK)
    • リバースイノベーション戦略
    • 地域格差を活用したグローバル戦略=アービトラージ戦略
  5. エコシステム創出のための業界横断型コンソーシアムを仕掛ける
    • コンソーシアムとは何か、そのメリットは?
    • コンソーシアムに必要な能力とは
    • 理念・ビジョンの共有・共感
    • コンソーシアムの種類
    • ポイント①:事務局機能の充実
    • ポイント②:参加企業のリクルーティング
    • ポイント③:各企業相互の協力によって組織戦略へ影響を与える
  • 質疑応答・名刺交換

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/3 自社の長期的・持続的成長のための自社保有技術の棚卸と未来志向でのコア技術の設定 オンライン
2024/4/5 新商品・新規事業創出、新市場開拓のための「BtoBマーケティング」 オンライン
2024/4/5 技術者・研究者のためのマーケティング オンライン
2024/4/5 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/4/9 技術マーケティングによるR&Dテーマの設定 東京都 会場
2024/4/10 研究開発マネジメントと未来洞察を活用した新規事業テーマ創造 オンライン
2024/4/10 医薬品市場予測・販売計画へのExcel関数の活用・実践法 オンライン
2024/4/10 R&D技術者のための技術ベンチマーキング実践セミナー オンライン
2024/4/11 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2024/4/11 マーケティング基礎概論 (全2回) オンライン
2024/4/11 マーケティング基礎概論 (環境分析と戦略目標導出) オンライン
2024/4/12 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン
2024/4/12 希少疾病用医薬品の市場、売上予測と事業化戦略 オンライン
2024/4/15 オープンイノベーションによる新事業創出と事業化への仕組み作り オンライン
2024/4/15 アンメットメディカルニーズの発掘法と戦略構築への活用 オンライン
2024/4/16 後発で勝つための市場分析と経営層への説明・説得の仕方 オンライン
2024/4/16 市場・製品・技術ロードマップの作成プロセスとその活動の全体体系 オンライン
2024/4/16 企業人が使う機器分析入門 オンライン
2024/4/16 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/4/18 開発者が主導する「事業につながる開発テーマ」創出法 東京都 会場

関連する出版物

発行年月
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/10/31 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方
2022/8/31 研究開発部門と他部門の壁の壊し方、協力体制の築き方
2022/4/28 研究開発部門へのDX導入によるR&Dの効率化、実験の短縮化
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/7/16 「ロボット技術の用途、機能、構造等主要観点別開発動向と参入企業の強み、弱み分析」に関する技術開発実態分析調査報告書
2012/2/27 2012年度介護報酬改定の徹底分析と戦略
2012/1/22 看護師の確保・定着体制の構築
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会
2011/9/28 通販広告や制作、商品は作ったけどなかなか売れないとお困りの皆様