技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器リスクマネジメントセミナー

医療機器リスクマネジメントセミナー

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、難解なリスクマネジメント・ISO-14971:2019を初心者にもわかりやすく解説いたします。またユーザビリティエンジニアリングについても解説いたします。

配信期間

  • 2026年4月22日(水) 10時30分2026年5月12日(火) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年4月22日(水) 10時30分

修得知識

  • 医療機器業界におけるリスク
  • ISO-14971:2019の基礎
  • ISO-14971:2007とISO-14971:2019の差異
  • ISO-14971:2019逐条解説
  • 設計管理のインプットとしてのリスク分析の実施方法
  • ユーザビリティエンジニアリング
  • リスクマネジメントとユーザビリティエンジニアリングの違い
  • 工程設計とリスクマネジメントの関係
  • リスクを管理するための具体的なSOP
  • 生成AIを活用したリスク分析・文書作成の効率化
  • AI活用による規制遵守業務の時間・労力削減手法

プログラム

 医療機器企業にとって、リスクを管理することは非常に重要です。しかしながら、リスクマネジメントは難解です。医療機器業界では、欧州が先行し、90年代からISO-14971が制定されました。医療機器には何がしかのリスクが潜んでいます。リスク分析の結果は、設計管理のインプットとなります。医療機器事故は、ユーザの意図した利用と設計者の思想のギャップによって起こるとされています。昨今では、ユーザビリティを含め、合理的な誤使用を予測したリスク分析が求められています。
 演者は多くの医療機器企業においてリスクマネジメントの指導を行ってきましたが、各社ともに我流で実施していることが多いようです。それでは、医療機器の安全が確保できず、また回収 (改修) も減少しません。そのためには、リスクマネジメントの基本的な考え方と規制当局の期待を十分に理解しなければなりません。
 本セミナーでは、難解なリスクマネジメント・IS 14971:2019を初心者にもわかりやすく解説いたします。

さらに本セミナーでは、生成AI (ChatGPT、Claude等) を活用した効率的なリスクマネジメント業務についても解説いたします。生成AIの適切な活用により、以下が実現可能です:
  • リスク分析文書の作成時間の大幅削減
  • ハザード抽出の網羅性向上
  • 規制文書との整合性チェックの効率化
  • SOP・手順書作成の迅速化

時代の先端で、時間・労力の消費を抑えた、高品質な規制遵守ができるためのノウハウを提供いたします。

  1. リスクとは
    • 「リスク」って何でしょ?
    • 起きてしまったことはリスクとは言わない
    • 品質苦情、CAPAとFTAの関係性
    • 「リスク」って何でしょ?
    • リスクの定義 (ISO/IEC Guide 51)
    • R-MAP法とは?
    • リスク評価の実際 (R-Map法)
    • 危害の程度
    • 発生頻度
    • 重大性と発生確率の低減
    • リスク発生に対する考え方
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを活用して、過去の事故事例データベースからリスクシナリオを抽出し、R-Map作成の網羅性を向上させることができます。
  2. 用語の定義
    • 用語の定義
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIにより、ISO 14971の専門用語を平易な言葉で説明したり、多言語での用語管理を効率化できます。
  3. 安全とは
    • ISO/IEC Guide 51: 2014 “Safety aspects-Guidelines for their inclusion in standards”
    • ISO/IEC Guide 51: 2014 安全とは
    • 航空機はなぜ飛ばせることができるのか?
    • 発生頻度のゼロレベル
    • 発生頻度
    • どうやって安全にするか 〜3 step method〜
    • リスク低減方策の優先順位
    • 初期リスクアセスメントでは、発生確率はあまり重要ではない
    • リスクコントロール後は発生確率に注目する
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを使用して、国際的な安全基準の比較分析や、リスク低減方策の選択肢を効率的に検討できます。
  4. 合理的に予見可能な誤使用とは
    • 合理的に予見可能な誤使用
    • ISO/IEC Guide 51: 2014 製品の使用条件とリスクアセスメントの範囲
    • 合理的に予見可能な誤使用の検討
    • ISO 14971とIEC 62366の適用範囲
    • 誤使用と使用エラーについて
    • 使用エラー
    • 異常使用
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIにより、類似製品の誤使用事例を検索・分析し、合理的に予見可能な誤使用シナリオを網羅的に抽出できます。
  5. リスクマネジメントとは
    • 医療機器リスクマネジメントとは?
    • 一般的なリスクマネジメントプロセス
    • ハザード、危害、リスク
    • リスクマネジメントのライフサイクルモデル
    • リスクマネジメント
    • リスクシナリオ
    • ISO 14971:2019 表C.1-ハザードの例
    • 【例】PCプロジェクターにおけるリスクアセスメント
    • ヒューマンエラー、ソフトウェアエラー
    • 機器設計リスクマネジメントワークシート
    • 医用電気機器 (ME機器) とは 〜メカ・エレキ・ソフトウェアの設計開発〜
    • 機器設計機器要求事項とリスク分析の関係
    • state of the artとは
    • 改良医療機器におけるリスクマネジメント
    • リスクマネジメントワークシート
    • ISO 14971:2019の要求事項を正確に理解するために
    • 医療機器の設計においてFMEAは使用してはならない
    • 製造工程におけるリスクマネジメント (FMEA) と設計工程におけるリスクマネジメント (ISO 14971) は何が異なるのか?
    • IVD製品のリスクモデル
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを活用して、リスクマネジメントワークシートの初期ドラフトを作成し、ハザード分析の作業時間を大幅に削減できます。
  6. ISO 14971:2019とは
    • ISO-14971 (JIS T 14971) 「医療機器-リスクマネジメントの医療機器への適用」とは
    • ISO14971:2019 (JIS T 14971) 規格の適用範囲
    • ISO 14971誕生の歴史
    • ISO14971:2019 (JIS T 14971) 規格とは
    • ISO14971:2019 目次
    • テクニカルレポート (TR) とは
    • テクニカルレポートとは
    • ISO/TR 24971 医療機器-ISO 14971適用の指針とは
    • ISO/TR 24971:2020 (TR T 24971:2020) 規格とは
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIにより、ISO 14971の要求事項を自然言語で解釈したり、規格の変更点を効率的に把握できます。
  7. リスクマネジメントシステムの一般要求事項
    • ISO 14971:2019 4. リスクマネジメントシステムの一般要求事項
    • ファイルとは
    • ISO 14971:2019 4. リスクマネジメントシステムの一般要求事項
    • リスクマネジメント計画
    • ISO 14971:2019 4. リスクマネジメントシステムの一般要求事項
    • ファイルとは
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを使用して、リスクマネジメント計画書のドラフトを効率的に作成し、文書作成時間を短縮できます。
  8. リスクアセスメント
    • リスク分析
    • ISO 14971:2019 5. リスク分析
    • 【例示】医療機器の意図された使用 (リスク分析シート1)
    • ISO 14971:2019 5. リスク分析
    • 特性・特質分析
    • 【例示】安全性に関する特性 (リスク分析シート2)
    • ISO 14971:2019 5. リスク分析
    • 【例示】合理的に予見可能な誤使用 (リスク分析シート3)
    • ハザードではないもの
    • ISO 14971:2019 5. リスク分析
    • リスク評価
    • ISO 14971:2019 6. リスク評価
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIにより、リスク分析シートの作成を支援し、過去の不具合報告書からハザードを効率的に抽出できます。
  9. リスクコントロール
    • ISO 14971:2019 7. リスクコントロール
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを活用して、リスク低減策のアイデアをブレーンストーミングし、多様な代替案を検討できます。
  10. 全体的な残留リスクの評価
    • 全体的な残留リスクの評価
    • ISO 14971:2019 8. 全体的な残留リスクの評価
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIにより、残留リスク評価レポートの文書作成を効率化し、一貫性のある評価記録を作成できます。
  11. リスクマネジメントのレビュー
    • リスクマネジメントのレビュー
    • ISO 14971:2019 9. リスクマネジメントのレビュー
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを使用して、レビューチェックリストを自動生成し、レビューの網羅性を向上させることができます。
  12. 製造及び製造後の活動
    • なぜ継続的な臨床評価が必要か?
    • ISO 14971:2019 10 製造および製造後の活動
    • state of the art (最新の技術水準) とは
    • ISO 14971:2019 10 製造および製造後の活動
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIにより、市販後安全性情報を継続的にモニタリングし、有害事象報告書の傾向分析を効率化できます。
  13. 製造工程とリスクマネジメント
    • リスク分析手法 (主なもの)
    • リスク分析手法の特長と使用方法
    • 欠陥モード影響解析 (FMEA:Failure Mode Effective Analysis)
    • 欠陥モード影響解析 (FMEA)
    • 機能リスクアセスメントの実施方法
    • 重大性/確率/検出性 (SPD)
    • リスク優先度 (RPN) とは
    • 乾燥工程におけるFMEA実施例
    • FMEA実施時の留意事項
    • 生成AI活用のポイント :
      • 生成AIを活用して、FMEAワークシートの作成を効率化し、製造工程のリスク分析作業を迅速化できます。

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 70,000円 (税別) / 77,000円 (税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年4月22日〜5月12日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/3/9 医薬品製造で起こるヒューマンエラー/インシデントへのGMP対応と現場改善 オンライン
2026/3/9 医薬品製造におけるヒューマンエラー・逸脱・インシデンツ事例と未然防止策 オンライン
2026/3/9 再生医療等製品における承認申請のための日本・アメリカを中心とした規制当局対応 オンライン
2026/3/9 生成AIによる特許調査・分析の現状と実務への適用 オンライン
2026/3/9 AI外観検査の最新動向と導入、運用ポイント オンライン
2026/3/10 実務に役立つQFD (Quality Function Deployment:品質機能展開) の基礎と活用に向けた具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2026/3/10 技術移転の高効率的/高再現性にむけた工業化検討・提供文書・許容基準設定 オンライン
2026/3/10 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 オンライン
2026/3/10 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/3/10 ヒト嗅覚受容体を用いた次世代においセンシング : におい情報DXへの挑戦 オンライン
2026/3/10 再生医療等製品における承認申請のための日本・アメリカを中心とした規制当局対応 オンライン
2026/3/10 Pythonを用いた高分子材料の画像解析入門 オンライン
2026/3/11 基礎から学ぶ原薬GMPガイドラインと実践 オンライン
2026/3/11 生成AIとPython/LangChainを活用した次世代AIエージェント構築ワークショップ オンライン
2026/3/11 三極 (FDA/EMA/PMDA) の指針に基づくプロセスバリデーション・適格性評価の実務理解と承認申請書類・CTD-3への反映 オンライン
2026/3/11 医薬品製造におけるヒューマンエラー・逸脱・インシデンツ事例と未然防止策 オンライン
2026/3/11 生成AIによるコーディングとR&Dへの実装テクニック オンライン
2026/3/11 欧州医療機器規則 (MDR) 特有の要求事項と技術文書作成 / 指摘を受けやすい事例から学ぶ査察準備・照会対応・照会削減 オンライン
2026/3/12 新規用途探索、アイデア発掘への生成AI活用と新事業創出 オンライン
2026/3/12 中国における最新薬事規制 / 薬価・保険制度と現地対応ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/30 AI、シミュレーションを用いた劣化・破壊評価と寿命予測
2025/3/31 生成AIによる業務効率化と活用事例集
2024/10/31 自然言語処理の導入と活用事例
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/4/28 プラントのDX化による生産性の向上、保全の高度化