技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP実務担当者が最低限知っておくべき必須知識

現場で活きるGMPの勘所習得のための

GMP実務担当者が最低限知っておくべき必須知識

~現場で起こる生々しい実例を交えて解説~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年10月22日〜28日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、GMP実務に携わるすべての人が押さえるべき基礎知識と実践対応を網羅的に整理して解説いたします。
医薬・化粧品・健康食品・医療機器に精通し、製薬・信頼性保証・GQP・GDPまで幅広い現場経験を持つ講師が、監査・教育・現場巡回・逸脱対策まで今すぐ役立つ視点を惜しみなく提供いたします。

開催日

  • 2025年10月15日(水) 10時00分16時00分

修得知識

  • GMP知識と関連法令・業界の将来像
  • GMP実務の理解
  • 監査に対応する現場管理 (巡回)
  • 不祥事事件から学ぶ事
  • 職務 (医薬品業) を再認識 (知る)
  • 関連法令 (コンプライアンス等) など

プログラム

 医薬品製造工場のGMPにおけるハード・ソフトを要点を監査員目線で要点をまとめました。
 最近の逸脱をヒューマンエラーと原因つけ (人のせいに) 根本原因の6サブシステムを判定できず再発防止などと報告している悪い例をNEWSで拝聴します。知らなきゃ調査や対応もできる訳ない。生きた教育とGMP的思想・思考・行動につながるように本講演を活用してほしい。

  1. GMPの歴史
  2. 講演の背景
  3. 知っておくべきGMP関連規制
    1. 国内規格
      • 医薬品医療機器等法=薬機法 (法律) … 旧薬事法
      • 医薬品医療機器等法施行令 (政令)
      • 医薬品医療機器等法施行規則 (省令) =GMP省令
      • 薬局等構造設備規則 (省令)
      • GQP省令 … 製造販売業
      • GVP省令 … 製造販売業
    2. 世界規格
      • ICH Q8, ICH Q9, ICH Q10 (製剤)
      • ICH Q7, ICH Q11, ICH Q12 (合成)
      • ICH Q13 (連続生産) 等
    3. 監査世界共有
      • PIC/sGMP
    4. 「EHS/SHE関連:安全衛生・環境」
      • 労働三法 (労働基準法・労働組合法・労働関係調整法) :安全衛生
      • 産業廃棄物マニフェスト (SDGs)
      • ハラスメント など
  4. 医薬品工場で働く前に教えたいこと。
    1. 空気
      • 空調
      • エアーシャワー
      • 処理水
      • 精製水
    2. 電気
      • 弱電気
      • 高圧電源
    3. 圧空
      • ドライエアー
      • ドレン
      • フィルター
    4. 設備
      • 計装
      • 計器
      • 潤滑油
      • グリス
    5. 工具
      • 適正工具
      • メンテナンス
    6. 更衣
      • クリーンスーツ
      • マスク
      • ヘアーネット
    7. 手洗い
      • 手洗い20秒
      • エタノール消毒
    8. 廃水・廃棄物
    9. 表示 (状態表示)
    10. 区分保管・動線
  5. GMP新人担当者が知っておくべき取り扱う文書、管理方法
    • 製造指図・記録書
    • ラインクリアランス記録書
    • 設備日常点検
    • 作業員健康確認記録書
    • 部外者入退室記録書 (健康確認・目的・立会)
    • 製造衛生管理記録書
    • 清掃実施記録書
    • 標準作業手順書 (SOP)
    • 各種バリデーション
      • URS
      • IQ
      • OQ
      • PQ
      • PV
    • 製造衛生記録書
    • コンピュータ化システムバリデーション (CSV)
    • 署名・捺印登録書
    • 従業員プロフィール・スキルノート など
  6. 新人教育訓練の進め方
    1. 教育区分
      • 理論的教育
        • GMP概論
        • 品質方針
        • 品質システム
        • 品質リスクマネージメント
      • 実務的教育
        • SOP教育等
      • 専門教育
        • 各種資格等
    2. 管理方法
      • 年間教育計画 (GMP階層別)
      • 教育登録
      • 評価方法 (筆記試験・実務・レベル評価)
      • 個人教育記録書
      • 月次・年次教育訓練報告書
      • 外部講習の複講の義務化 (勉強会開催)
      • 朝礼教育
      • 回覧教育
      • 部外者教育 など
  7. 不当な事例
    • 「よくある不当 (指摘) 事例」
      • 打錠機内部に5年分の廃棄錠が山のように残っていた。
      • 路上に使用不可の包装資材がパレット積み放置。
      • 検収記録書なしでラベルを受入れ。実物確認せず伝票に受領印を押印。
      • 秤量室のゴミ箱に廃ラベルと原料ポリ袋を廃棄忘れ。
      • 部外者教育・入退室記録の未実施 (未記入も)
      • 全員にメモ帳を配布。
      • 更衣違反
        • 頭巾の胸元解放
        • 腕まくりなど
      • 記録書不当な記載
        • 斜線 (枠ごとに)
        • のの字斜線
        • まとめてレ点
        • 別人署名など
  8. 自律神経の如く活動
  9. 職務を知る
    1. D-OODAの紹介
    2. 固形製剤の異物対策
    3. 害虫発生予想カレンダー
    4. 秤量の重要性 (製造の証)
    5. Wチェックより疑似冗長設定
    6. 参考資料
      1. FDA対応例
      2. 眼力トレーニングシート
      3. ジェネリック供給市場相関図
    7. 現場QA業務 (外資実例)
    8. 包装材料品質仕様書例
    9. リスクマネジメント事例
  10. シート2
    1. 現場ツアー (巡回) の肝
    2. FDA対応の倉庫事例
    3. PIC/Sの倉庫チェクシート
    4. 優良企業情報
      1. ADD
      2. 富士ロジテックホールディングス
      3. 双日マシナリー (GEA/チプトン)
    5. 広がる、新しい物流
    6. 倉庫のロボット化 (フジカルAI) 等

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年10月22日〜28日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/27 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン
2025/8/27 エンドキシン対策としてのバイオバーデン管理およびエンドトキシン不活化方法 オンライン
2025/8/27 患者インサイト・行動変化分析と戦略立案への活用 オンライン
2025/8/27 様々な裁判例から見る医薬品の特許権存続期間延長の実務・LCM戦略とパテントリンケージへの対応 オンライン
2025/8/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) 東京都 会場・オンライン
2025/8/28 ラボにおける監査証跡/レビュー方法 (いつ・誰が・項目・頻度・レベル) と分析機器毎のレビュー例 オンライン
2025/8/28 医薬品開発のための非臨床試験 オンライン
2025/8/28 医薬品業界で働く人のためのマーケティング入門 オンライン
2025/8/28 事業を成功に導く、グローバル特許戦略の策定方法 東京都 オンライン
2025/8/29 医薬品特許調査の効率的手法とその検索式事例 オンライン
2025/8/29 医薬品工場における支援システムの設計・バリデーション・保全の留意点 オンライン
2025/8/29 いまなら間に合う医薬品開発・臨床QMSの常識 東京都 会場
2025/8/29 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2025/8/29 医薬品/原薬/添加物/包装材等を対象とした中国医薬品開発の基礎と応用 オンライン
2025/8/29 信頼性基準適用試験の信頼性保証担当者・監査担当者・QC担当者養成セミナー オンライン
2025/8/29 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座 オンライン
2025/8/29 海外製造所への製造委託とCTD作成における留意点 オンライン
2025/8/29 原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例 / QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定 オンライン
2025/8/29 薬物間相互作用の基礎と臨床薬物相互作用試験における評価手法 オンライン
2025/8/29 医療関係者に響くプレゼン術 速習編 東京都 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門