技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬分野におけるモダリティー開発視点からのイノベーション発掘と事業化戦略

医薬分野におけるモダリティー開発視点からのイノベーション発掘と事業化戦略

~医薬周辺分野の事業開発案とは~
オンライン 開催

視聴期間は2023年12月11日〜20日を予定しております。
お申し込みは2023年12月18日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医薬分野のモダリティー、分類、特徴、背景の技術を最新の情報を交えて解説いたします。

開催日

  • 2023年12月18日(月) 12時30分 2023年12月20日(水) 16時30分

修得知識

  • 医薬分野のモダリティー、分類、特徴、背景の技術
  • 最新のモダリティー関連生命科学のトピックス
  • 最新の疾患関連生命科学のトピックス
  • 医薬周辺分野の事業開発案

プログラム

 本セミナーは、医薬分野はもとより、広く周辺産業領域に属する企業の事業開発、研究企画の職務にある方も対象としています。医薬分野のイノベーションや知見から、他産業における生命科学に馴染む可能性のある産業技術イノベーションの発掘と事業化の支援を意図したものです。
 近年、医薬品開発におけるモダリティー (治療手段とこれを支えるさまざまな分子種や物質) の広がりは目を見張るものがあります。これは生命科学の飛躍的な発展と、これを支える素材技術、分析技術、解析技術、製造技術などのイノベーションのなせる技です。
 一方、今年になってChatGPTに代表される生成AIが彗星の如く登場し、創薬基盤技術を支える技術でもあるコンピュータサイエンスの飛躍的な発展が人類社会を大きく変革していく可能性が見えています。
 そこで、医薬品産業におけるさまざまな創薬技術によって華開いたモダリティーの視点から、生命科学的な最新のトピックス、創薬支援技術や製造技術などのプロセス技術トレンド、各プロセス技術から創出されているさまざまな事業とイノベーションについて幅広く論じます。

  1. モダリティー分類の考え方
  2. 各モダリティーの概略 (歴史、特徴など)
    1. 低分子医薬品
      • 標的分子別分類
        • 受容体
        • 酵素
        • イオンチャンネル
        • トランスポーター
        • その他:タンパク質間相互作用など
      • 話題のモダリティ:標的タンパク質分解誘導薬
      • 話題のモダリティ:targeted covalent inhibitor (TCI)
    2. 中分子医薬品
      • mRNA以外の核酸医薬品
      • 核酸標的医薬品
      • 組換えタンパク質
      • mRNA医薬品
      • ペプチド医薬品
      • 核医学治療薬
    3. 高分子医薬品
      • 抗体医薬品
      • 抗体薬物複合体 (ADC)
      • バイスペシフィック抗体
      • 低分子化抗体、VHH
    4. 遺伝子治療薬
      • 腫瘍溶解ウイルス
      • ex-vivo遺伝子治療薬 (免疫細胞療法)
      • in vivo遺伝子治療薬
      • ゲノム編集遺伝子治療
        • ex-vivo
        • in vivo
    5. 細胞治療薬 (細胞医薬品)
      • iPS細胞
      • ES細胞
      • MSC
      • エクソソーム
    6. ワクチン類
  3. 各モダリティーの創薬技術とトレンド概略
    1. 低分子医薬品
    2. 中分子医薬品
    3. 高分子医薬品
    4. 遺伝子治療薬
    5. 細胞治療薬
  4. 各モダリティーの製造技術とトレンド概略
    1. 低分子医薬品
    2. 中分子医薬品
    3. 高分子医薬品
    4. 遺伝子治療薬
    5. 細胞治療薬
  5. 最近の疾患別生命科学トピックス
    1. 感染症
    2. がん
    3. 脳・神経
    4. 免疫・炎症
    5. 睡眠
    6. 老化
    7. 臓器連関
  6. 最近の医薬周辺生命科学トピックス
    1. RNA編集
    2. リキッドバイオプシーとバイオマーカー
    3. バイオファウンドリー
    4. 遺伝子パネル検査などのゲノム医療
    5. 農業系生産技術
  7. 創薬支援技術の基盤となりうる技術に関する最近の知見やトピックス
    1. AI創薬と生成AI
    2. 分子設計
    3. 一細胞オミクス・空間オミクス
    4. オプトバイオロジー
    5. ゲノム編集
    6. ケミカルバイオロジー
    7. 光学イメージング
    8. ロボット技術
    9. マイクロバイオーム
    10. 構造解析技術
    11. クライオ電子顕微鏡技術
    12. 細胞チップによる動物実験代替法
  8. 創薬支援技術から創造される周辺事業と特徴
    1. ドラッグスクリーニングサービス
    2. インフォマティクス・ケモインフォマティクスサービス
    3. バーチャルスクリーニング・分子モデリングサービス
    4. 体外診断用医薬品への応用
    5. 医療機器への応用
    6. 創薬支援研究用機器試薬ビジネス
  9. まとめ
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年12月11日〜20日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/1/16 スプレッドシートの合理的バリデーションとデータインテグリティ管理・運用の具体的ポイント オンライン
2025/1/16 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2025/1/17 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/17 細胞培養 超入門講座 オンライン
2025/1/17 洗浄バリデーションでの洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定 オンライン
2025/1/17 CMC領域における資料作成とデータ・記録の運用管理の注意点 オンライン
2025/1/20 再生医療等製造施設におけるGCTP (製造管理・品質管理) 対応のポイントと査察対応 オンライン
2025/1/20 GMP業務の前に最低限知るべき12の重要事項 オンライン
2025/1/21 不具合発生の可能性を予測し、未然に原因を排除するための変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) 東京都 オンライン
2025/1/21 核酸・mRNA医薬品開発におけるDDSと品質・薬物動態評価 オンライン
2025/1/21 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/21 相場観をふまえた医薬品ライセンス契約とライセンスフィー設定の課題 オンライン
2025/1/21 凍結乾燥製剤の基礎、スケールアップ技術とバリデーション実施のポイント オンライン
2025/1/21 分析法バリデーション超入門講座 オンライン
2025/1/22 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/1/22 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/22 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/1/23 基礎から学ぶ原薬の製造プロセス変更時の留意点と同等性評価のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/4/26 微生物、動物/植物細胞を培養するバイオリアクター:設計とスケールアップの基礎
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/2/26 核酸医薬・mRNA医薬の製造分析の基礎と基盤技術開発
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/11/30 バイオプロセスを用いた有用性物質生産技術