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製薬企業のためのQA担当者育成講座

製薬企業のためのQA担当者育成講座

~GMP/GQP/GDPに基づいたQAスキルの習得~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、QAの業務とQA担当者の基本スキルについて基礎から解説いたします。

開催日

  • 2023年10月26日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 製造所の品質保証部門 (QA) の担当者
  • 製造所の製造部門と品質管理部門の担当者
  • 製造販売業者の品質保証部門 (QA) の担当者
  • 品質保証部門 (QA) への異動を予定、あるいはキャリアアップを検討されている方
  • 品質保証部門 (QA) の業務に関心をお持ちの方

修得知識

  • 製造所および製造販売業者におけるQAの役割と責務
  • QA担当者が知っておくべきGMPの基本 〜改正GMP省令に基づいて
    • GMPとはどういうものか?GMPのコンセプトとその必要性
    • GMPの基礎となる品質システム (ISO9001、ICH Q10、GMP省令)
  • 品質システム要素における重要なGMP事項のポイント
    • 出荷管理
    • 逸脱管理
    • 変更管理
    • バリデーション
    • 文書管理
    • CAPA
  • Quality culture (品質文化) の醸成
  • 逸脱対応や監査など、QAの日常業務の実際
  • 製造販売業者における製造所管理の基本
  • GDPの基本的な考え方

プログラム

 今般のGMP省令改正で、製造所におけるQAの設置が法的要件となりました。また、GQP省令でも、製造販売業者の製造所管理はQAがその責任を担います。さらに、昨今の製造所のGMP違反問題に対しても、製造所と製造販売業者それぞれのQAの積極的な管理監督が求められていること等、QAの責務の重要性がますます高まっています。
 本講座では、QA業務を担当されている方と、QA業務に関心を持たれている方を対象に、初心者の方でもご理解いただけるようにQAの業務の基礎とQA担当者の基本スキルを講義します。
 QA業務の基礎はまずGMPの理解です。そこで、GMPの重要事項である医薬品品質システムと逸脱管理や変更管理など品質システム要素の基礎をQAの観点から解説します。その上で、それらのGMP要件の日常的な対応や監査実施の要点などについて、QAの基本的なスキルの習得に展開してゆきます。また、QA業務をGQP省令に基づく製造販売業者による製造所管理という観点からも考察します。さらに、先年ガイドラインが発出されたGDPについても解説します。
 本講座では、単なるHow-toだけではなく、考え方 (Why, What) を重点的にご説明いたします。本講座で学んでいただいたQA業務のご理解が、皆様方の今後のQA業務で遭遇する様々な事案への対応、課題に対する判断、さらには製造・試験現場とのコミュニケーションに役立つことを願っております。

  1. QA業務とQA組織とは何か?
    1. GMP省令とGQP省令
    2. 品質保証と品質管理
    3. QAの役割と独立性
    4. 品質部門の業務構造
    5. QAの組織
    6. 製造管理者の責務
  2. GMPとはどういうものか?
    1. 医薬品の有効性と安全性、そして品質
    2. GMPの目的と要件 〜GMPの3原則
  3. QAの本質 〜医薬品品質システムにもとづく品質保証の考え方
    1. 現代の品質保証の考え方
    2. 品質システムは製造所の品質保証体制の基盤である
    3. GMP省令における医薬品品質システムの品質システム要素
  4. 医薬品品質システムのガイドライン (ICH Q10)
  5. 改正GMP省令と医薬品品質システム
    1. 改正GMP省令の概要と改正点
    2. 医薬品品質システム概念の導入と対応について
    3. 経営陣の責任
    4. 品質方針と品質目標
    5. 品質システムのプロセスマップ
    6. マネジメントレビュー
  6. Quality culture (品質文化) の醸成に向けて
    1. Quality cultureとは?
    2. Quality cultureの必要性
    3. Quality culture醸成のための活動例
    4. GMPの実践とQuality culture
  7. GMP省令における重要な品質システム要素
    1. 出荷管理
    2. 逸脱管理
      • 逸脱とは何か?
      • 逸脱のレベル区分と重大な逸脱、品質不良
      • 逸脱の原因究明
      • 逸脱管理の課題
      • ヒューマンエラーの防止
    3. CAPA管理
      • 応急措置、是正措置と予防措置
      • CAPAの流れ
    4. 変更管理
      • 一部変更申請と軽微変更届出
      • 変更のレベル区分
      • 変更による品質影響の考え方 〜規格適合性とは?
      • 海外製造所における変更管理の注意点
    5. バリデーション
      • バリデーションとは何か?
      • URS, IQ, OQ. PQ, そしてPV
      • 各種のバリデーション
      • バリデーション成立のための要件
    6. 文書管理とデータの信頼性
      • 文書化の目的 〜手順書と記録書の重要性
      • GMPの文書主義
      • データの信頼性 (DI, Data integrity)
      • DI確保のための留意点
  8. 製造実態齟齬の確認の課題
  9. 日常的なQA活動について
    〜 (事例研究) 異物混入に関する逸脱管理とCAPA
  10. GMP監査について
    1. 監査とは?
    2. 監査実施の要点
    3. 当局の査察と指導のポイント
    4. 実地監査における観察事項例
  11. GDP管理の基本
    1. GDPとは?GDPの必要性
    2. わが国のGDPガイドラインについて
    3. GDPガイドライン策定の方針
    4. 温度管理の留意点
  12. QAの適正要員数について
    1. 製造所要員の5%は適正か? (厚労省の事務連絡より)
    2. 海外のQAの事例から
    3. QAのあるべき姿と要員数
  13. まとめ

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
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  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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