技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

核酸医薬品の製造技術と品質管理

核酸医薬品の製造技術と品質管理

~商用レベルでの製造・高効率的な精製プロセス・LC/MSでの品質管理~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年12月20日(金) 10時00分17時15分

プログラム

第1部. 核酸医薬品の製造技術

(2019年12月20日 10:00〜11:30)

 医薬品候補化合物としてオリゴ核酸は近年益々注目を集めている。この分野の医薬品開発では、化合物製造に独自の技術やノウハウが必要となる。本セミナーでは核酸製造の概要について幅広く紹介すると共に、味の素グループが提供するオリゴ核酸のCDMOサービスを、最近の例も引用して紹介する。

  1. 核酸合成の歴史
    1. 核酸合成化学の歴史
    2. 固相合成法への展開
    3. 新たな核酸合成技術
  2. 商用レベルでのオリゴ核酸製造
    1. 様々なタイプのオリゴ核酸
    2. 原材料
    3. 製造工程
  3. オリゴ核酸の品質設計・管理
  4. おわりに
    • 質疑応答

第2部. LC/MSによる核酸医薬の品質管理

(2019年12月20日 12:15〜13:45)

  1. 核酸医薬の構造的特徴
  2. LC/MSによる核酸医薬の品質管理の課題
  3. 課題を克服するための様々な技術
  4. 品質管理を補助する解析ソフトウェア
  5. LC/MSによる核酸医薬の品質管理の最新技術
    • 質疑応答

第3部. 核酸医薬品の高効率な精製プロセス

(2019年12月20日 14:00〜15:30)

  1. ツインカラム連続クロマトグラフィー (MCSGP) を用いた効率的な精製プロセス
  2. MCSGPの原理
  3. 核酸医薬品へのMCSGP適用例
  4. 従来法との生産性比較
    • 質疑応答

第4部. 核酸医薬品の製造・精製技術の特許動向

(2019年12月20日 15:45〜17:15)

  • 核酸医薬品の製造・精製技術に関する特許出願の動向
  • 核酸医薬品の製造・精製技術に関する登録特許の最新事例

講師

  • 岡松 亨
    味の素バイオファーマサービス株式会社 ジーンデザイン 事業開発部
    課長
  • 寺崎 真樹
    日本ウォーターズ株式会社 マーケティング事業部
    シニアアプリケーションケミスト
  • 武藤 英吾
    株式会社ワイエムシィ 京都研究所
    次長
  • 加藤 浩
    青山特許事務所
    顧問弁理士

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/12/11 動物細胞/CHO細胞におけるバイオリアクターのスケールアップに関する基礎知識と実践的な検討・手法 オンライン
2025/12/12 クオリティカルチャーの醸成にむけた活動事例と作業者のマインドセット・定着化・教育訓練への方策 オンライン
2025/12/12 承認申請に向けたリスクベースのGCP監査 オンライン
2025/12/12 GMP適合性調査で指摘を受けやすい試験室管理の要点と文書・記録管理に起因した指摘削減のポイント オンライン
2025/12/12 患者中心主義 (Patient Centricity) による医薬品マーケティングの実践 オンライン
2025/12/15 Z世代へのGMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/12/15 生成AIによる特許実務の効率化とプロンプト設計 オンライン
2025/12/15 自社が勝つためのパテントマップの作成方法と事業の優位性を築ける戦略の策定 オンライン
2025/12/15 中小規模組織 (企業) における責任役員 (上級経営陣) へのGMP、GQP教育方法と法令順守体制の整備 オンライン
2025/12/15 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2025/12/15 ICH Q9 (R1) : 品質リスクマネジメント改正の要点と暗黙知・知識管理の品質保証への落とし込み オンライン
2025/12/15 治験総括報告書及びCTD2.5の効率的な作成法と照会事項の分析 オンライン
2025/12/16 医薬品製造所における逸脱対応とCAPA効率化/終結判断 オンライン
2025/12/16 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算および基準値設定法入門 オンライン
2025/12/16 バイオ医薬品・ウイルスベクター・遺伝子治療薬における超遠心分析の基礎と品質評価における具体的な分析検討方法 オンライン
2025/12/16 医薬品事業化のために必要な開発・上市戦略 オンライン
2025/12/16 GMPに対応した洗浄バリデーションは具体的に何を計画し、何を行い、何を証明すればよいのか オンライン
2025/12/16 製薬用水の品質確保、PIC/S GMP Annex 1改訂で新たに定義された汚染管理戦略の製薬用水への適用 オンライン
2025/12/16 患者数・市場規模ベースで検討する医薬品の売上予測と事業性評価 オンライン
2025/12/17 GMP省令/行政査察対応を踏まえた変更/逸脱管理と処理手順書作成 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/31 細胞培養加工施設の構築と運営管理の省力・省コスト化
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集