技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP省令改正のポイントを踏まえた当局が求める製品品質照査/データの効率的な収集と報告書の作成

GMP省令改正のポイントを踏まえた当局が求める製品品質照査/データの効率的な収集と報告書の作成

~統計解析手法と効果的な活用~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年1月23日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 製品品質照査の目的
  • 照査すべき事項
  • 照査報告書の記載方法
  • 照査結果の品質改善への活用

プログラム

 2013年8月30日付、薬食監麻発0830第1号「医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令の取扱いについて」 により「製品品質照査」が義務付けられることとなった。
 本講演では、「製品品質の照査報告書記載例」 (2013年度厚生労働科学研究費補助金事業 (地球規模保健課題推進研究事業) ) の事例を基に製品品質照査の内容につき解説するが、PIC/S GMPガイドライン、GMP事例集を参照するとともに関連情報を盛り込んだ内容とする。製品品質照査を実施することだけを目的にするのではなく、結果を製品の品質改善に活用することが重要である。 なお、改正GMP省令における「製品品質照査」の重要性も増すものと思われる。

  1. GMP施行通知改正における「製品品質照査」導入の意味とその背景
    1. 照査とは
    2. 照査の目的
    3. 製品品質照査の法的根拠
    4. 製品品質照査の基本的な考え方と報告書記載例
  2. 製品品質照査の位置付けと実施手順
    1. マネジメントレビューにおける位置付け
    2. 実施方法
    3. 手順書
    4. GMP適合性調査対象としての製品品質照査報告書
  3. 原料及び資材の受入時における試験検査の結果の照査
    1. 原料及び資材の受入れについて
    2. 照査報告書例
    3. 供給者管理
  4. 重要な工程管理及び最終製品の品質管理の結果の照査
    1. 照査報告書例
    2. 統計手法の活用
  5. バリデーション実績
    1. 新バリデーション基準のポイント
    2. 照査報告書例
  6. 逸脱及び不適合
    1. 照査報告書例
    2. 是正措置及び予防措置 (CAPA)
  7. 工程又は分析方法に対し実施したすべての変更の照査
    1. 変更管理で達成すべき課題
    2. 照査報告書例
  8. 安定性モニタリングの結果及びすべての好ましくない傾向についての照査
    1. 安定性モニタリングの目的と留意点
    2. 照査報告書例
  9. 品質に関連するすべての返品、品質情報及び回収並びにその当時実施された原因究明、調査についての照査
    1. 返品
    2. 品質情報
    3. 回収
  10. 工程又は装置に対して実施された是正措置の適切性についての照査
    1. 是正措置とは?予防措置とは?
    2. 照査報告書例
  11. 関連する装置及びユーティリティーの適格性評価状況
    1. 照査報告書例
  12. 委託先に対する管理についての照査
    1. 委託先とは
    2. GDP
    3. 輸送ベリフィケーション
    4. 照査報告書例
  13. 製造販売承認関係についての照査
    1. 照査報告書例
    2. 承認書との整合
  14. GMP省令改正の概要

講師

会場

三田NNホール&スペース

地下1階 A+B会議室

東京都 港区 芝4丁目1番23号 三田NNビル地下1階
三田NNホール&スペースの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/29 バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2025/5/29 環境モニタリングの測定時およびアラート・アクションレベル設定時の留意点 オンライン
2025/5/29 再生医療等製品/細胞加工製品の製造・QC担当者のためのGCTP入門 オンライン
2025/5/29 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品の不純物管理 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品のCTD (CMC) :妥当性の根拠とまとめ方 (2日間) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品 (CMC) マスターコース (全6コース) オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価 オンライン
2025/5/29 バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験 (長期保存試験) による有効期間の設定 オンライン
2025/5/29 医薬品製造業者における原材料・供給者管理と外部委託の際の留意点 オンライン
2025/6/27 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2025/6/27 「統計的品質管理」総合コース2024 オンライン
2025/6/27 データサイエンスの基礎 オンライン
2025/6/27 安定性試験の評価と有効期間の設定 オンライン
2025/6/27 プロセスバリデーションと年次照査 (APR) への応用 オンライン
2025/6/27 サプリメント (機能性表示食品) におけるGMP (製造・品質管理の基準) 実施にむけた理解と実践 オンライン
2025/6/27 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2025/6/27 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2025/6/27 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2025/6/27 サンプリング試験 (ロットの合否判定方法) への応用 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/2/25 CAPA規程・手順書・様式
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発