技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP施行通知改正及び新GMP事例集の徹底理解超入門講座 (Q&Aと事例で解説)

GMP教育シリーズ2日間講座

GMP施行通知改正及び新GMP事例集の徹底理解超入門講座 (Q&Aと事例で解説)

~新GMP事例集/2013年発出!対応セミナー~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、GMP施行通知改正及び新GMP事例集を実務レベルへの落とし込みを考慮した基礎的な解説をいたします。

開催日

  • 2014年2月20日(木) 10時30分16時45分
  • 2014年2月21日(金) 10時00分16時30分

受講対象者

  • 製造業及び製造販売におけるQA部員及び製造担当者
  • バリデーション業務及び品質管理業務の担当者
  • 開発及び治験薬GMPに係る担当者
  • 化粧品及び医療機器のQAに係る担当者
  • 医薬品事業への参入を検討されている方
  • その他、グロバル化されたGMPにご関心のある方

プログラム

 PIC/Sへの加盟申請を契機に我が国のGMPは大きな転換期を迎えました。PIC/Sガイド、ICH-Qトリオ、FDA・EUのバリデーションを踏まえ、国際整合性を図るためGMP施行通知が改正された。引き続き、実務的な運用の事例として新GMP事例集/2013年が2013.12.19に発出された。
 このセミナーでは、GMP施行通知改正及び新GMP事例集を実務レベルへの落とし込みを考慮した基礎的な解説をします。

h4 第1部 : GMP施行通知改正のポイント

  1. PIC/S加盟が意味していること及び我が国のGMPへの影響
    • PIC/S 加盟が意味していることは何か
    • 査察及びGMP基準の同等性のためには、どうすればよいか?
    • PIC/S GMPガイドとJGMPとの相違及び同等性確保?
    • PIC/S加盟により当局査察がどのように変わるのか?
    • そのためにGMP運営 (例えば品質リスクへの取り組み) をどのように変えていくべきか?
  2. GMP施行通知改正及びGMP事例集 (2013年) への取り組みのポイント
    • PIC/S-GMPガイドとはどのようなガイドラインか
    • GMP施行通知改正のキーワード (PIC/S-GMPガイド、ICH-Qトリオ、FDA・EUバリデーションの取り込み)
    • 施行通知改正を踏まえた社内教育訓練の留意点

第2部 : GMPへの品質リスクマネジメントの取り込み

  1. 品質リスクマネジメント活用な関するのポイント及びGMP事例集 (解説)
    • PIC/S-GMPガイドやICH-Qトリオをどのように取り込んだのか?
    • 品質リスクマネジメントに関するGMP事例集/2013のポイント
  2. 医薬品企業を取巻くリスク環境とその事例
    • どのようなリスクに曝されているいるのか?
    • 製造環境に係るリスク事例 (製剤、包装、微生物汚染、逸脱)
  3. 品質リスクマネジメントの取り組み方のポイント
    • 品質リスクマネジメントの体系
    • リスクの評価方法のポイント (危害抽出/発生確率/検出性を踏まえた評価指標)
  4. 品質リスクマネジメント事例 (破瓶によるガラス片の飛散によるアンプルへ混入)
    • リスクアセスメント評価シート (事例)
    • リスク要因図による分析
    • リスクアセスメント計画/リスクコントロール実施/評価
  5. PTP包装における適格性評価のリスク評価事例
    • PTP包装の要求される品質 (防湿機能) と想定されるリスク
    • PTP包装機の機能分析
    • 評価項目の設定
  6. 逸脱におけるリスク評価事例とCAPAへの展開の事例

第3部 : 全面改正されたバリデーションの基本事項 (事例集を含む) とその運用事例

  1. 改正バリデーション基準の改正の着眼点
  2. 製品ライフサイクルにおけるバリデーションの位置付け
  3. バリデーションの目的及び製品ライフサイクルと技術移転
  4. PIC/S-GMPガイド及びANNEX15のポイント
  5. 日本のバリデーション基準との比較
  6. 全面改正されたかバリデーション基準のポイント
  7. 改正バリデーションに対するGMP事例集のポイント
  8. 混合工程を事例とした工業化研究 (性能評価検討) とバリデーションとの関係
  9. 混合工程を事例した設備適格性評価・バリデーション (事例)
    • 設計時適格性評価/据付時適格性評価/運転時適格性評価/性能適格性評価
    • プロセスバリデーション
    • 再バリデーション/変更バリデーション
  10. 変更管理と変更バリデーションとの連動のさせ方
  11. バリデーションサイクル
  12. 洗浄バリデーション (実施上の留意点)
  13. バリデーションマスタープランの作り方のポイント
  14. 継続的工程検証の事例

第4部 : 効果的なGMP運営管理に必要な主要な変更とその運用

  1. 製品品質照査への効果的な取り組み
    • 新たに追加された製品品質照査のポイント
    • 製品品質照査に対するGMP事例集のポイント
    • 製品品質照査の効果的なフローチャート (手順を含む)
    • 製品品質照査の進め方のポイント (工程能力指数及び管理図の利用)
    • 製品品質照査事例
  2. 安定性モニタリング管理への効果的な取り組み
    • 新たに追加された安定性モニタリング管理のポイント
    • 安定性モニタリング管理に対するGMP事例集のポイント
    • PIC/S–GMP/パート1安定性プログラムのポイント
  3. 原材料等の供給者管理への効果的な取り組み
    • 新たに追加された原材料等の供給者管理のポイント
    • 原材料等の供給者管理に対するGMP事例集のポイント
    • PIC/S-GMP/パート1原材料等の供給者管理のポイント
    • 原料・資材調達先に対するベンダー監査事例 (表示資材の印刷業者)
  4. 参考品等の管理への効果的な取り組み
    • 変更された参考品等 (参考品及び保存検体) の管理のポイント
    • 参考品等 (参考品及び保存検体) に対するGMP事例集のポイント
    • PIC/S-GMP/ANNEX19参考品等管理のポイント

第5部 : PIC/S-GMP及び通知改正を踏まえた文書類の見直し

  1. 文書・記録管理の目的
  2. 品質マネジメントの文書化
  3. 製品に関連した技術文書 (技術標準書)
  4. 手順の文書化 (業務標準書)
  5. PIC/S―GMPが要求している78記録類のポイント
  6. 文書の作成と管理のポイント (発行、改訂、配布、保管)
  7. 文書・記録の体系的管理のポイント (GMP文書の階層的文書体系)
  8. GMP省令を効果的に運用する上で必要な文書・記録類
    ※一部、変更もあることご了承ください。

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 56,952円 (税別) / 59,800円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり31,500円)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/1/6 中小規模組織 (企業) における責任役員 (上級経営陣) へのGMP、GQP教育方法と法令順守体制の整備 オンライン
2026/1/6 医薬品開発における安定性試験実施のポイント オンライン
2026/1/6 再生医療等製品開発におけるプロジェクトマネジメントの進め方と評価手法 オンライン
2026/1/6 GMP英語 入門講座 オンライン
2026/1/6 新規モダリティにおける事業性評価手法 オンライン
2026/1/6 メディカルライティング入門講座 オンライン
2026/1/7 非GLP試験における信頼性基準と信頼性確保のポイント オンライン
2026/1/8 GMPにおけるキャリブレーション (校正) の重要ポイント オンライン
2026/1/8 QA・QC担当者/監査員が今すぐ実践できるGMP監査対応とリスクベース監査の手法 オンライン
2026/1/8 RMP (リスク管理計画) ・リスク最小化活動の適時適切な検証・更新とRWD活用スキル オンライン
2026/1/8 患者数・市場規模ベースで検討する医薬品の売上予測と事業性評価 オンライン
2026/1/8 改訂版ICH Q5A (R2) に求められる試験概要と次世代シーケンシング (NGS) を利用した細胞培養管理 オンライン
2026/1/9 スケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方 オンライン
2026/1/9 GMPに対応した洗浄バリデーションは具体的に何を計画し、何を行い、何を証明すればよいのか オンライン
2026/1/9 戦略的なターゲットプロダクトプロファイル (TPP) 策定プロセスと競争環境および規制要件を見据えた差別化戦略の構築方法 オンライン
2026/1/9 バイオ医薬品・ウイルスベクター・遺伝子治療薬における超遠心分析の基礎と品質評価における具体的な分析検討方法 オンライン
2026/1/13 欧米主要国の薬価制度の最新動向とその薬価交渉プロセス オンライン
2026/1/13 三極 (米国FDA、EU EMA、日本PMDA) の指針に基づくプロセスバリデーションの実施と適格性評価の考え方 オンライン
2026/1/13 海外販売も見据えた薬価算定ルール・薬価妥当性判断と当局交渉/戦略立案/シナリオ策定のポイント オンライン
2026/1/13 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点