技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

無菌医薬品製造における菌関連項目への対応と無菌操作法、最終滅菌法の違いをふまえたバリデーション方法

3極適合

無菌医薬品製造における菌関連項目への対応と無菌操作法、最終滅菌法の違いをふまえたバリデーション方法

~3極局方 菌・微生物管理コース~
東京都 開催 会場 開催

【3極局方 菌・微生物管理コース】 (全2コース)同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
(通常受講料 : 84,700円 → 割引受講料 59,800円)

開催日

  • 2013年11月27日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品製造における無菌管理担当者

修得知識

  • 無菌製剤の製造環境の維持と管理
  • 局方に基づく菌管理と試験法

プログラム

 日本のPIC/Sへ加盟が来年に迫り、医薬品のライフサイクルを通しての品質保証体系の定着化が要求されようとしている。医薬品の品質保証体系は、医薬品の特性から開発・製造・流通等の全工程を通して高い倫理観を以って純正な品質を恒常的に提供するためには定着化が必須である。 本セミナーでは、グローバルなGMP基準の遵守の必要性と無菌医薬品製造における微生物管理に対する高度な無菌製造技術・対応能力を習得するため解りやすく述べる。

  1. 微生物学の基礎
    1. 微生物の特性
    2. 感染と発病
    3. 非無菌製剤の変質・劣化をもたらす細菌群
    4. 細菌の分類法
    5. 微生物の生育と環境因子
  2. 三極局方を踏まえた微生物管理
    1. 微生物試験の国際調和
    2. USP,EP及びJPの無菌試験
    3. ICH Q4Bガイドラインによる微生物試験の調和とPDG
    4. JP16収載微生物関連試験法
  3. 微生物試験の実施に当たって
    1. 無菌試験実施における留意点
    2. 培地適合性
    3. 実施手順
    4. 微生物限度試験
      1. 実施目的
      2. 三極局方の国際調和の動向
      3. 限度試験法のバリデーション
  4. 製薬用水の微生物管理
    1. 製薬用水の種類と微生物管理
    2. サンプリングの留意点
    3. 製薬用水の品質管理
  5. 環境管理とモニタリング
    1. モニタリングの目的と意義
    2. 三極局方の比較
    3. 清浄度と作業所の分類
    4. サンプリングにおける留意点
    5. クリーンルームの日常管理
    6. 三極局方の評価基準
  6. 製品、製造環境、試験施設等からの検出菌の同定とその意義
  7. 「PIC/S Annex1」と「最終滅菌法による無菌医薬品製造に関する指針」及び「無菌操作法による無菌医薬品製造に関する指針」の比較
    1. 製造工程の対比と無菌性の品質保証
    2. 無菌性保証とバリデーション実施の際の留意点
    3. リスク管理とパラメトリックリリーズ
  8. 微生物の迅速定量の動向
    1. JP16収載迅速定量法
    2. 微生物迅速定量法現状
  9. 微生物関連査察における指摘事項
    1. 三極の査察事情
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 河田 茂雄
    特定非営利活動法人 医薬品・食品品質保証支援センター (NPO-QAセンター)
    相談役

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)

関連セミナー同時申し込み割引特典

【3極局方 菌・微生物管理コース】 (全2コース)同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。
(通常受講料 : 84,700円 → 割引受講料 59,800円)

対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/23 生命科学・医学系指針、個人情報保護法をふまえた患者レジストリの構築とレジストリデータの利活用に関する実務事例 オンライン
2025/4/23 非GLP試験での信頼性基準試験におけるリスクベースドアプローチを用いた信頼性保証 オンライン
2025/4/23 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース オンライン
2025/4/23 「洗浄バリデーション」「マルチパーパス設備洗浄評価基準」コース オンライン
2025/4/23 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース Aコース (初心者コース) オンライン
2025/4/23 無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイントと注意点 オンライン
2025/4/23 高薬理活性物質を扱うマルチパーパス設備での洗浄評価基準と洗浄管理の留意点 オンライン
2025/4/23 治験・市販後でのアジアPV規制の比較・最新動向と当局/医療機関への報告要件の違い オンライン
2025/4/23 QbDに基づく医薬品開発の考え方と安定性試験結果の統計解析の手法 オンライン
2025/4/23 医療機器に使用される包装システム (梱包箱なども含む) の試験方法と基準解説 オンライン
2025/4/23 希少疾患、がん、神経領域におけるRWD活用・審査事例および未来の次世代データの可能性 オンライン
2025/4/24 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点 (バリデーションの深堀) とバイオバーデン測定等バリデーションの留意点 オンライン
2025/4/24 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2025/4/24 PIC/S GMPの要求するバイオ医薬品の品質管理・品質保証の留意点とバリデーションの立案・実施と適格性評価 東京都 会場・オンライン
2025/4/24 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2025/4/24 希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) の薬価算定の実際と薬価戦略 オンライン
2025/4/24 微生物の培養・分離・同定の基礎とトラブル対応 東京都 会場・オンライン
2025/4/24 医薬品・体外診断用医薬品、医療機器におけるCDMOの国内外戦略とその進め方 東京都 会場
2025/4/24 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2025/4/24 医薬品不純物管理のための許容量 (PDE) 設定の基礎と実践 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/31 抗菌・抗ウイルス性能の材料への付与、加工技術と評価
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集