技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバル開発で要求される臨床現場でのALCOA実践とソースドキュメントの残し方

グローバル開発で要求される臨床現場でのALCOA実践とソースドキュメントの残し方

~ICH-GCP下のALCOAの考え方・ソースドキュメント定義と査察での確認事例~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年1月24日(木) 12時30分 16時30分

プログラム

第1部 『ICHが求めるALCOAの重要性と、臨床試験現場でのソースドキュメントの残し方』

(2013年1月24日 12:30〜14:45)

QM Perspective Independent Auditor/QM Consultant 薬学博士 末吉 忍 氏
【元 大塚製薬 (株) グローバルQM担当部長】

 ICH-GCP下では当然のALCOAの考え方と、ソースドキュメントの正しい定義を理解し、臨床試験現場で実践しておけば、FDAをはじめとする海外当局からのGCP査察にも十分に対応することができます。
 本セミナーでは、医療機関として、どのようにソースドキュメントを残していけばよいか、依頼者として、どこに着目してモニタリングや監査を実施すればよいかを解説します。

  1. ICH-GCPが定義するソースデータとソースドキュメント
    • 原資料との違い
    • ALCOAは常識です
  2. 記録の残し方の事例
    • Site Delegation/Signature Logがなぜ必要か
    • 同意取得のプロセス
    • 同意文書の書式と同意時間の記録
    • 臨床検査結果や心電図のMedical Review
    • プロトコール規定にそって実施したことを、どう記録すればよいか
    • 逸脱の正しい理解と記録の仕方
    • Certified copy
    • ワークシートやカルテシールについて
  3. 質疑応答

第2部 『国際共同試験におけるFDA-GCP査察事例~ALCOAの視点から~』

(2013年1月24日 15:00〜16:30)

医療法人 平心会 OCROMクリニック 治験事務局 木元 隆之 氏

 FDA査察を受けた実施医療機関の立場からFDA査察の実際と対策について紹介する。
 また、ALCOAの視点で指摘、確認された内容やその他の確認事項について詳細に紹介する。
 今後のFDA査察対策の一つとして、今回のFDA査察事例が少しでもお役に立てれば幸いである。

  1. FDA査察対象試験の概略
    • 治験デザイン
    • 治験薬
    • 目標被験者数
    • 実施医療機関
    • 治験期間
  2. FDA査察対象試験の治験実施状況
    • 査察対象施設
    • 治験実施期間
    • 組み入れ例数
  3. FDA査察実施までの経緯
  4. FDA査察前までの対応
  5. FDA査察実施
    • FDA査察体制
    • FDA査察にあたって
    • FDA査察において確認された主な内容
    • ALCOAの視点で指摘、確認された具体的な内容
    • その他の指摘、確認された具体的な内容
  6. FDA査察結果
    • Form FDA 483について
    • 指摘事項の詳細及び指摘事項に対する回答
  7. FDA査察総括
  8. FDA査察を受けた感想
    • 治験責任医師・治験事務局の印象・感想
    • 治験依頼者・担当者の印象・感想
  9. FDA査察のポイント
  10. FDA査察のReview Report

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

三田NNホール&スペース

B1F スペースC

東京都 港区 芝4丁目1番23号 三田NNビル地下1階
三田NNホール&スペースの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 再生医療等製品における治験薬製造の進め方とトラブル対応 オンライン
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において医薬品の事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/22 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/25 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 オーファンドラッグの売上予測と事業性評価 オンライン
2024/11/26 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/11/26 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/11/26 医療機器開発における生物学的安全性評価の進め方と日米欧の要求事項 オンライン
2024/11/26 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/11/26 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」