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ヒューマンエラー (ポカミス) の未然防止・撲滅の考え方と効果的なポカヨケの進め方

ヒューマンエラー (ポカミス) の未然防止・撲滅の考え方と効果的なポカヨケの進め方

~ポカミスをゼロにするセオリーとその運用~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ヒューマンエラーの未然防止・撲滅の考え方、そして効果的なポカヨケの進め方を解説いたします。

開催日

  • 2025年4月25日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ヒューマンエラーやポカミスの対策で課題のある管理監督者、リーダー、班長
  • ヒューマンエラーやポカミスの原因や対策を知りたい方
  • 社内教育担当者、社内安全衛生担当者、5S活動推進者、小集団活動のリーダー

修得知識

  • ヒューマンエラー (ポカミス) の発生の根源
  • ヒューマンエラーの撲滅の考え方・進め方
  • ポカヨケの対策の実例 (多くの写真で紹介)
  • 工場におけるマネジメントの取り組みの大切さ
  • 問題が20件以上発見できるツール (テキストに添付)

プログラム

 会社でやるべきことを集約すると、たったの2つです。1つは、原価低減で、2つ目は価値向上です。今すぐ実践できて利益を確保するには、原価低減の活動が不可欠です。工場内のすべての不良や手直しをなくせば、原価を大幅に削減でき、売上が同じでもほぼ2倍の利益を出せるのです。それくらい不良や手直しでのムダやロスが、工場内に多く存在しています。
 この不良や手直しがなくならない理由の1つに、何気ないヒューマンエラー (=ポカミス) が発生する原因や真因の対策ができていないことがあります。あまりにも些細なことが多く、気づかないことがほとんどです。ヒューマンエラーを撲滅してゼロにするには、セオリーがあると考えます。実際に、10年以上出荷不良ゼロ、市場クレームゼロの工場があります。多くの実例にヒントも交えて、ヒューマンエラーの未然防止・撲滅の考え方、そして効果的なポカヨケの進め方をご紹介します。

  1. はじめに、ヒューマンエラーの事例紹介
    1. ヒューマンエラーの身近な事例の紹介
    2. 指導・教育・訓練の不足
  2. 会社でやるべきことは、たったの2つ
    1. 会社の目的は?
    2. 原価低減と価値向上
    3. この2つを確実に実行するには?
  3. ヒューマンエラー (ポカミス) とは? 未然防止の考え方
    1. ヒューマンエラーとは?その定義
    2. ヒューマンエラーの99%は、些細なことだった。だから気づきにくかったのです
    3. ヒューマンエラーをすぐに、しかも簡単になくすヒント
    4. ユニバーサルデザインの大切さ
  4. 今までのヒューマンエラー対策 (ポカヨケ) の取組み
    1. 今までの多くの失敗例
    2. 失敗の繰り返しの本質は、職場の規律と考えます
  5. これからのヒューマンエラー撲滅の考え方
    1. 安全で働きやすい職場づくり
    2. 作業環境の整備の考え方
    3. 社員を安全活動に巻き込む
    4. 安全確保が品質向上、生産性向上につながる
    5. フィロソフィ (思想、哲学、企業理念など) の共有化の重要性
  6. ヒューマンエラー撲滅の進め方
    1. ヒューマンエラーで、大事故にならない方法
    2. ハインリッヒの法則から見えること、100-1=0?、100-0=200?の意味
    3. 災害ゼロに取り組む姿勢、まずは3Sから始める
    4. ポカヨケ (注意式と規制式) の紹介と導入
    5. まずは作業改善から始めて、歯止めにポカヨケを導入
  7. 工場マネジメントの取組み
    1. もっと会社の財産である現場の社員を活かす
    2. マネジメントとは?
    3. 新しいマネジメントスタイルは?
    4. 教えるのではなく、気づかせる大切さ
    5. 規律を高めることで、ヒューマンエラーの未然防止・撲滅につながる
  8. 今すぐ実践できるポカヨケ【写真による事例紹介】
    1. 5S+表示標識でできるポカヨケ
    2. 動作経済の4原則で行うポカヨケ
    3. セット化・キット化で行うポカヨケ
    4. ポカミスの真因追及のチェックリスト
    5. ポカヨケの具体的事例とコメント
  9. 問題をすぐに発見できる「観察の仕方」
    1. 誰がやっても、1時間で20件以上の問題点や気づきを発見できるやり方
    2. 発見した問題点を80〜90%以上はほとんどお金をかけないでできる改善です
    3. 今まで気づかなかった(1)安全、(2)作業姿勢、(3)品質、(4)作業環境、(5)ムダ、(6)技術的な問題、(7)組織的な問題を意識して観察することで見えてきます
  10. ポカヨケの効果的なアプローチ
    1. 品質パレート机の紹介
    2. 情報、環境面、作業面のポカミス事例
    3. ポカミスの真因20
    4. 8つのポカヨケの紹介
  11. 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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