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超微小部品における信頼性と品質の確保

不具合・トラブル発生を避けるための

超微小部品における信頼性と品質の確保

~0603size以下の部品における品質的懸念点と対策~
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年11月7日〜13日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、講師が0603size以下の部品の評価や解析を行ってきた上で判明した事、懸念点などについて解説いたします。

開催日

  • 2024年10月31日(木) 10時00分 16時30分

修得知識

  • 超小型部品の基板実装における信頼性評価事例
  • 品質改善方法
  • 品質管理技術の重要ポイント
  • 0402sizeの懸念
  • 改善ノウハウ

プログラム

 昨今、0603size以下の部品評価 (特に良品解析) や、実装基板に搭載する際の問題についての相談が非常に多く、多くの企業で課題となっている。筆者も本件に関するコンサルティングや評価試験、解析等の依頼が非常に多く、それらを行ってきた。
 そこで今回の講演では、これらの評価や解析を行ってきた上で判明した事、懸念点などについて説明を行う。部品sizeが小さくなるだけだ、と安易に考えると大変な不具合になりかねない課題であり、受講者には充分に留意して頂きたい。
 今回0603sizeの評価を進める中で、今後の事前検討も含め0402sizeの評価も行っている。そこで、これまで業界として定石とされてきた内容を覆す結果が確認されつつあるためこの懸案についても一部紹介する。

  1. 小型化の背景
    1. 何故?小型化をするのか?
    2. 小型化によって得られるメリット
    3. 小型化によって生じるデメリット
    4. 小型化が必要ない製品でも小型化が必要に!? … etc.
  2. はんだ接合における そもそもの注意点
    1. はんだ合金ってなんだ?
    2. 金属接合ってなんだ?
    3. はんだ付けに必要なこと
    4. はんだ付けのメカニズム
    5. はんだにとって高温とは?
    6. 合金としての材料特性の違い
    7. 鉛フリーはんだ特性と、部品の小型化について
  3. 小型部品の注意点
    1. 外観では何を見るべきか?
    2. 抵抗とコンデンサ
    3. トリミング痕
    4. 層間厚み
    5. 内部電極近傍の不具合
  4. 小型部品を実装する際の注意点
    1. 印刷工程での注意点
    2. マウント工程での注意点
    3. リフロー工程での注意点
    4. 基板の反り
    5. その他
  5. 基盤側での注意点
    1. PCBにおける現状把握
    2. 穴開け加工品質の悪さ
    3. 基材の影響
    4. 基材と銅はく厚
    5. 吸湿による濡れ速度の比較
    6. 吸湿による濡れ速度低下の原因
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 佐竹 正宏
    ソルダリング テクノロジ センター
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

受講者の声

  • 実務で参考にできる内容でよかったです。個別の質問にも対応いただけ助かりました。
  • 動画や事例を交えながらの解説が分かりやすかった。現在抱えている課題解決の糸口が見つかり有意義でした。
  • 講師の経験に基づく内容があり大変参考になりました。
  • 実例もあり分かりやすい講義でした。
  • WEB受講でも問題なく受講できました。期待していた内容で満足です。

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。

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  • 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年11月7日〜13日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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