技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

2018年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望

コンデンサ市場実態/予測・関連部材/技術・応用製品

2018年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望

~スマート・デバイス ~ Condenser編~

ご案内

 コンデンサは、自動車、スマートフォン、産業機器の三大市場で需要が伸びています。主要コンデンサであるアルミ電解コンデンサをはじめ、積層セラミックコンデンサ (MLCC) 、タンタルコンデンサ、フィルムコンデンサ、電気二重層コンデンサはそれぞれに誘電体材料の特徴を生した新製品開発が活発化、メーカー各社ではグローバル市場で売上拡大を推進しています。
 JEITAの統計によれば、コンデンサのグローバル出荷額は、年率1桁ながらも着実に伸びており、2015年度には9,066億円に達しました。2016年度は中国をはじめ在庫調整などによって設備投資が低調で産業機器向けの需要が減少、8,889億円にとどまりました。2017年度はインダストリー4.0をはじめとする新しいモノづくりの構築が世界的に広がり、工作機械、産業ロボット、各種製造装置などの需要が伸び、関連したコンデンサの生産が増加しました。
 さらにスマホの新機種生産の立ち上げ、中国メーカーの生産拡大で、極小チップコンデンサの生産規模が拡大。自動車向けも安定した生産台数の伸びに加え、ADASなどの安全系を中心に機能強化、またHVなどの環境対応車の生産台数増加などで、車載用コンデンサの需要が伸びており、グローバル出荷額は9,000億円を突破する見通しです。
 また、中長期的には高性能コンデンサの需需が増加するものとみられます。このほか、家電分野では省エネ化でインバータの搭載化率が上昇するほか、IoTと関連した通信、センサーなどにかかわる新しい需要が創出されていきます。

目次

序章 コンデンサと注目市場の動向と将来

  • 1. コンデンサ注目市場の動向と展望
    • (1) コンデンサの概要と用途
    • (2) コンデンサの種類と用途
    • (3) 環境対応車市場の動向と将来
    • (4) ウエラブル機器市場の動向と将来
    • (5) ヘルスケア市場の動向と将来
    • (6) 民生用ドローン市場の動向と将来
      • 参考: 主要電子デバイスメーカー出展品 (CEATEC JAPAN2017)

第Ⅰ章 コンデンサ市場の動向と展望

  • 1. コンデンサ世界市場の現状と展望
    • (1) コンデンサ世界市場規模と動向
    • (2) コンデンサ市場業界図 (世界・国内)
      • ① コンデンサ世界市場推移・予測 (2007~2020年度)
      • ② コンデンサ別世界市場推移・予測 (数量・金額)
      • ③ セラミックコンデンサ世界市場推移予測/シェア
      • ④ 積層セラミックコンデンサ世界市場推移予測/シェア
      • ⑤ アルミ電解コンデンサ世界市場推移予測/シェア
      • ⑥ タンタル電解コンデンサ世界市場推移予測/シェア
      • ⑦ フィルムコンデンサ世界市場推移予測/シェア
      • ⑧ 電気二重層コンデンサ世界市場推移予測/シェア
  • 2. コンデンサ国内市場の現状と展望
    • (1) コンデンサ国内市場規模と動向
    • (2) コンデンサ市場の最新動向
      • ① コンデンサ市場推移・予測 (数量・2007年〜2020年度)
      • ② コンデンサ市場推移・予測 (金額・2007年〜2020年度)
    • (3) コンデンサメーカー別市場動向
      • ① コンデンサ日系メーカーシェア (数量・2016~2017年度)
      • ② コンデンサ日系メーカーシェア (金額・2016~2017年度)
    • (4) コンデンサ種類別市場概況と動向
      (アルミ電解/積層セラミック (MLCC) /タンタル電解/導電性高分子/フィルム/電気二重層コンデンサ (EDLC) )
      • ① コンデンサ構成比率 (数量・2016~2017年度)
      • ② コンデンサ構成比率 (金額・2016~2017年度)
  • 3. 弊社実態調査集計資料
    • (1) 主要メーカー別販売数量・金額一覧 (表・2016~2018年度)
      • ① 主要メーカー別販売数量推移予測 (2007~2018年度)
      • ② 主要メーカー別販売金額推移予測 (2007~2018年度)
    • (2) 主要メーカーコンデンサ別販売数量・金額一覧 (2016~2018年度)
    • (3) コンデンサタイプ別弊社集計・分析結果
      • ① セラミック販売数量・金額推移予測 (2004~2018年度)
      • セラミックコンデンサメーカーシェア
      • ② 積層セラミック販売数量・金額推移予測 (2004~2018年度)
      • 積層セラミックコンデンサメーカーシェア
      • ③ アルミ電解販売数量・金額推移予測 (2004〜2018年度)
      • アルミ電解コンデンサメーカーシェア
      • ④ タンタル電解販売数量・金額推移予測 (2004〜2018年度)
      • タンタル電解コンデンサメーカーシェア
      • ⑤ 導電性高分子販売数量・金額推移予測 (2004〜2018年度)
      • 導電性高分子コンデンサメーカーシェア
      • ⑥ フィルム販売数量・金額推移予測 (2004〜2018年度)
      • フィルムコンデンサメーカーシェア
      • ⑦ 金属化有機フィルム販売数量・金額推移予測 (2004〜2018年度)
      • 金属化有機フィルムコンデンサメーカーシェア
      • ⑧ 電気二重層販売数量・金額推移予測 (2004〜2016年度)
      • 電気二重層コンデンサメーカーシェア
    • (4) コンデンサタイプ別販売数量・金額推移予測
      • ① コンデンサタイプ別販売数量推移予測 (2007年〜2018年度)
      • ② コンデンサタイプ別販売金額推移予測 (2007年〜2018年度)
  • 4. コンデンサ関連国内統計資料
    • (1) コンデンサ国内生産量規模 (表・2013年〜2016年)
    • (2) コンデンサ別国内生産量推移表 (2001年〜2016年)
      (アルミ電解/タンタル電解/セラミック/金属化有機フィルム/コンデンサタイプ別単価推移表)
    • (3) コンデンサ輸出・輸入量規模 (表・2013〜2016年)
    • (4) コンデンサ別輸出・輸入量推移表 (2001〜2016年)
      (アルミ電解/タンタル電解/セラミック/紙&プラスチック/その他固定式/可変式/コンデンサ別輸出単価推移表/コンデンサ別輸入単価推移表

第Ⅱ章 コンデンサ別の市場動向と展望

  • 1. 積層セラミックコンデンサの動向と展望
    • (1) 積層セラミックコンデンサの概要と動向
    • (2) 積層セラミックコンデンサの大容量化と用途拡大
    • (3) サイズ別世界市場推移予測 (2008〜2020年度) /シェア推移
    • (4) 用途別市場推移予測/構成比率推移 (2008〜2020年度)
    • (5) さらなる小型化や高密度実装化に貢献するチップ型
    • (6) 積層セラミックコンデンサの動的モデルと進化
  • 2. 電解コンデンサの動向と展望
    • (1) 電解コンデンサの概要と動向類
    • (2) 電解コンデンサタイプ別世界市場予測/シェア (〜2020年度)
    • (3) 電解コンデンサ用途別市場予測/構成比率推移 (〜2020年度)
    • (4) 導電性高分子デンサタイプ市場推移予測 (〜2020年度) /シェア
    • (5) 車載用アルミ電解コンデンサ耐振動構造品
    • (6) 導電性高分子アルミ電解コンデンサの低背化技術
    • (7) インバータ用アルミ電解コンデンサの技術動向
  • 3. 電気二重層コンデンサの動向と展望
    • (1) 電気二重層コンデンサの概要と動向
    • (2) 電気二重層コンデンサの技術動向
    • (3) 電気二重層タイプ別世界市場推移予測/構成比率推移 (〜2020年度)
    • (4) 電気二重層用途別市場推移予測/構成比率推移 (〜2020年度)
  • 4. タンタルコンデンサの動向と展望
    • (1) タンタルコンデンサの概要と動向
    • (2) タンタルコンデンサタイプ別市場推移予測/構成比率推移 (〜2020年度)
    • (3) タンタルコンデンサ用途別市場推移予測/構成比率推移 (〜2020年度)
  • 6. フィルムコンデンサの動向と展望
    • (1) フィルムコンデンサの概要と動向
    • (2) フィルムコンデンサタイプ別世界市場予測/構成比率推移 (〜2020年度)
    • (3) フィルムコンデンサ用途別世界市場予測/構成比率推移 (〜2020年度)

第Ⅲ章 コンデンサ関連市場の動向と展望

  • 1. コンデンサ関連市場概況と展望
    • (1) コンデンサ関連市場の最新動向
    • (2) コンデンサ関連世界市場予測/構成比率推移 (〜2020年度)
    • (3) 関連市場別コンデンサ市場予測/構成比率推移 (〜2020年度)
  • 2. コンデンサ関連市場の動向と展望
    調査内容:製品市場動向、製品シェア、製品・生産動向 等
    • (1) スマートフォン市場の動向と展望
      • スマートフォン世界・国内市場推移予測/シェア
    • (2) 携帯電話市場の動向と展望
    • (3) タブレット型端末市場の動向と展望
      • タブレット型端末世界・国内市場推移予測/シェア
    • (4) ノートブック市場の動向と展望
      • ノートブック世界・国内市場推移予測/シェア
    • (5) パソコン市場の動向と展望
      • パソコン世界・国内市場推移予測/シェア
    • (6) 薄型テレビ市場の動向と展望
      • 薄型テレビ世界・国内市場推移予測/シェア
    • (7) デジタツカメラ市場の動向と展望
    • (8) 自動車 (四輪車) 市場の動向と展望
      • 自動車世界・国内市場推移予測/シェア
    • (9) カーナビゲーション市場の動向と展望
      • カーナビゲーション世界・国内市場推移予測/シェア
    • (10) 太陽光発電用パワーコンディショナーの動向と展望
      • 住宅用太陽光発電導入件数推移/シェア
    • (11) LED照明市場の動向と展望
      • LED照明世界・国内市場推移予測/シェア

第Ⅳ章 コンデンサ関連部材市場の動向と展望

  • 1. コンデンサ部材の概要と動向
    (アルミ電解/積層セラミック/タンタル電解/フィルム/電気二重層 各コンデンサ)
  • 2. セラミックコンデンサ関連部材の動向と展望
    • (1) 酸化チタン (TiO2) の市場概況と動向
      • ① 酸化チタン国内市場の動向と展望
      • ② 酸化チタン世界市場の動向と展望
    • (2) 酸化チタンメーカー別生産能力 (表)
      • ① コンデンサ用酸化チタン国内出荷量推移予測 (〜2020年度)
      • ② 酸化チタン出荷量世界/国内メーカーシェア (2016年度)
      • ③ チタン酸バリウム国内メーカーシェア (2016年度)
    • (3) 炭酸バリウム (BaCO3) の市場概況と動向
      • ① コンデンサ用炭酸バリウム国内出荷量推移予測 (〜2020年度)
      • ② 炭酸バリウム国内生産量・輸入量推移表 (2003〜2020年度)
  • 3. アルミ電解コンデンサ関連部材の動向と展望
    • (1) アルミ箔 (Al) の市場概況と動向
      • ① コンデンサ用アルミ箔国内出荷量推移予測 (2001〜2020年度)
      • ② コンデンサ用アルミ箔メーカーシェア (2016年度)
      • ③ コンデンサ用アルミ箔メーカー出荷金額予測 (〜2020年度)
  • 4. タンタルコンデンサ関連部材の動向と展望
    • (1) タンタル (Ta) の市場概況と動向
      • ① コンデンサ用タンタル国内出荷量推移予測 (2001〜2020年)
      • ② コンデンサ用タンタル国内需給量推移表 (2003〜2010年)
  • 4. 電気二重層コンデンサ関連部材の動向と展望
    • (1) 電気二重層コンデンサ部材の市場概況 (2007〜2020年度)
      • ① 電気二重層コンデンサ電極材世界市場推移予測/シェア
      • ② 電気二重層コンデンサ電解液世界市場推移予測/シェア
      • ③ 電気二重層コンデンサセパレータ世界市場予測/シェア
  • 5. 有力材料メーカー・研究機関の動向 (表)

第Ⅴ章 コンデンサメーカーの動向と展望

  • 1. 国内コンデンサメーカーの動向と展望 (2015〜2020年度)
    • (1) エルナー 株式会社
    • (2) 岡谷電機産業 株式会社
    • (3) 京セラ 株式会社
    • (4) サン電子工業 株式会社
    • (5) 株式会社 指月電機製作所
    • (6) 神栄キャパシタ 株式会社
    • (7) 双信電機 株式会社
    • (5) 株式会社 タイツウ
    • (9) 太陽誘電 株式会社
    • (10) TDK 株式会社
    • (11) 株式会社 トーキン
    • (12) ニチコン 株式会社
    • (13) 日通工エレクトロニクス 株式会社
    • (14) 日本ケミコン 株式会社
    • (15) パナソニック 株式会社
    • (16) 日立化成 株式会社
    • (17) 松尾電機 株式会社
    • (18) 株式会社 MARUWA
    • (19) 株式会社 村田製作所
    • (20) ルビコン 株式会社
    • (21) ローム 株式会社
  • 2. 海外コンデンサメーカーの動向と展望
    • (1) AVX Corporation (米国)
    • (2) Vishay Intertechnology,Inc. (米国)
    • (3) SAMSUNG ELECTRO-MECHANICS CO.,LTD. (韓国)
  • 3. コンデンサメーカーの戦略 (表)

出版社

お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本出版物に関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(出版社への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

体裁・ページ数

B5判 並製本 210ページ

発行年月

2017年10月

販売元

tech-seminar.jp

価格

70,000円 (税別) / 77,000円 (税込)

媒体と価格

印刷版 70,000円(税別)
CD-ROM (PDF) 70,000円(税別)
プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 90,000円(税別)
印刷版 + CD-ROM (PDF) 90,000円(税別)
印刷版 + プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) 110,000円(税別)

関連する出版物

発行年月
2024/10/31 2025年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2023/8/4 2024年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2022/10/14 2023年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2022/6/17 2022年版 電子部品市場・技術の実態と将来展望
2021/12/10 2022年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2021/10/15 2022年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2021/6/18 2021年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2020/12/11 2021年版 スマートデバイス市場の実態と将来展望
2020/10/30 積層セラミックコンデンサ (MLCC) の材料・製造・実装技術と最新動向
2020/10/16 2021年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2020/7/17 2020年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2019/10/18 2020年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2019/7/19 2019年版 電子部品・デバイス市場の実態と将来展望
2018/10/19 2019年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2016/10/21 2017年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2015/10/23 2016年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2014/10/24 2015年版 コンデンサ市場・部材の実態と将来展望
2014/9/20 電気二重層コンデンサ 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/9/20 電気二重層コンデンサ 技術開発実態分析調査報告書
2014/1/25 京セラ〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)