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セラミックスの成形プロセス技術

セラミックスの成形プロセス技術

~合成からバインダー設計まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、セラミックスの成形プロセス技術について取り上げ、各成形方法の長所、短所や成形に応じた材料設計指針などのノウハウを解説いたします。

開催日

  • 2025年3月24日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • セラミックスの合成と成形
  • ファインセラミックスの成形方法
    • テープ成形
    • 鋳込み成形
    • 押出し成形
    • 射出成形
    • 金型プレス成形
    • 粉末圧延等
  • ファインセラミックスの成形方法の長所、短所
  • ファインセラミックスの製品
  • 各成形方法に用いるバインダーの種類と設計指針、分散技術

プログラム

第1部 セラミックス合成の基本とバインダーおよび添加剤の選択の考え方

(2025年3月24日 10:30〜12:30)

 セラミック電子部品を例に、セラミックスの合成と成形の基本的考え方について解説する。半導体の周辺に数多く使用されている積層セラミックコンデンサやインダクタは必須の重要な電子部品である。これらに要求される特性を満足するためには材料の合成、成形、脱脂、焼成といった一連のプロセスが非常に重要であり、それらのポイントについて解説する。

  1. はじめに
  2. セラミックスの特性を支配する因子
    1. 組成依存特性
    2. 構造依存特性
  3. 粉末合成方法
    1. ブレークダウン法
    2. ビルドアップ法
  4. 粉末成形方法
    1. 一軸加圧成形
    2. 厚膜積層成形
  5. グリーンシート及びバインダー
    1. 信頼性と微細構造
    2. シートに要求される特性
    3. バインダー
  6. 熱処理
    1. 脱脂の基本
    2. 焼成の基本
  7. おわりに
    • 質疑応答

第2部 セラミックス成形プロセスの概要と応用

(2025年3月24日 13:20〜16:30)

 ファインセラミックスの成形方法ならびに成形技術は各社のノウハウでブラックボックス化している。成形プロセスに関しては、関連する学術分野は何なのか、何を参考にすればいいのか学ぶ機会が少ない。この講演では、現象を考察するために役立つ基礎技術や関連分野の技術をできるだけ紹介し、課題解決の糸口になるようにしたい。

  1. 三大材料の成形プロセス
    1. 金属の成形プロセス
    2. プラスチックの成形プロセス
    3. セラミックス (オールドセラミックス) の成形プロセス、粘土の可塑性発現メカニズム
  2. ファインセラミックスの成形プロセス (概要、長所、課題、製品)
    1. 鋳込み成形
    2. テープ成形
    3. 押し出し成形
    4. 射出成形
    5. プレス成形
      • 金型プレス
      • CIP
      • 粉末圧延
    6. その他成形プロセス
  3. テープ成形における高分子の役割
    1. 分散安定性
    2. 造膜性 (乾燥時)
    3. 加工性 (柔軟性)
    4. 易熱分解性
  4. バインダー設計がサスペンジョン、テープ特性に及ぼす影響
    1. 官能基
    2. 分子量
    3. ガラス転移点 (Tg)
    4. 分子構造、形態
  5. サスペンジョン、テープに関する諸因子の影響、考察
    1. 溶剤蒸発後のテープの内部応力
    2. テープの動的粘弾性と接着性
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)

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  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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