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医療機器プロセスバリデーションの進め方と統計的手法及びそのサンプルサイズの考え方

改正QMS省令、ISO 13485:2016対応に必須となる

医療機器プロセスバリデーションの進め方と統計的手法及びそのサンプルサイズの考え方

~設計から工程バリデーション、それぞれの局面での統計手法とサンプルサイズ計算法~
オンライン 開催

視聴期間は2024年2月19日〜29日を予定しております。
お申し込みは2024年2月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医療機器プロセスバリデーションを取り上げ、ガイドラインだけではわからない具体的なプロセスバリデーションの実施方法について、統計手法、サンプルサイズの計算方法、サンプルサイズの根拠の必要性も含めて解説いたします。

開催日

  • 2024年2月27日(火) 12時30分 2024年2月29日(木) 16時30分

修得知識

  • 統計学の基礎
  • 統計学的許容範囲 (ISO 16269-6:2014)
  • ISO 16269:2014の方法と従来から知られている方法との違い

プログラム

 本セミナーではISO 13485:2016の要求事項に基づいた、医療機器のプロセスバリデーションの実施方法、統計的手法及びそのサンプルサイズの計算の仕方について説明する。但し、ソフトウェアバリデーションについては取り上げない。
 プロセスバリデーションはどんな場合に行うかについてはよく知られたように次の場合である。ISO 13485:2016 の「7.5.6 製造およびサービス提供に関するプロセスのバリデーション」項目の最初の”shall”として、「製造及びサービス提供の過程で結果として生じるアウトプットが,それ以降の監視又は測定で検証することが不可能であるか検証を実施しない場合、組織はそのようなすべての製造及びサービス提供のプロセスについてバリデーションを行わなければならない。」とされている。この内容は、米国のQSRとほぼ同様の内容である。
 しかし、実際にプロセスバリエーションをどう行うかについては、 ISO 13485:2016 (改正QMS省令の文言も含めて) の要求事項である3つの “shall” から具体的な方法はよくわからない。米国QSRも「その後の試験で検証できないプロセスは、高い保証レベルでバリデートされ、確立された手順で承認されなければならない。」としているだけである。
 このような状況であるが、幸い ISO 13485:2016 には、このISO制定者である ISO/TC 210委員会が書いた実践ガイドがあり、この実践ガイドには、どのようにプロセスバリデーションを行えば良いかについて具体的な手順・統計的方法についてかなりの程度例示されているので大変参考になる。例えば、プロセスに対して検証が適しているかバリデーションが適しているかのプロセスの例。さらにはどのような統計的手法があるかなどについてアドバイスが記載されている。しかし、実はこれらは全てプロセスバリデーションのGHTFガイダンスに書かれている内容の抜粋である。さらに実践ガイドは、さらなる情報としてこのGHTFガイダンスそのものを唯一引用している。結局のところ、プロセスバリデーションのGHTFガイダンスに沿って行うということがISO/TC210委員会の実践ガイドのアドバイスであることがわかる。
 本セミナーではこのようなISO 13485:2016の実践ガイドの内容に基づき、プロセスバリデーションの実施の方法についてGHTFガイダンスに沿ったプロセスバリデーションの実施方法について説明する。
 さらにプロセスバリデーションには「適切な場合サンプルサイズの根拠を伴った統計的手法」について手順書に書くことが要求されている。この統計的手法についてもGHTFガイダンスには非常に具体的に目的に応じた統計的手法が多数例示されている。本セミナーではこの統計手法についてそのサンプルサイズの計算方法、サンプルサイズの根拠の必要性も含めて手法ごとに説明する。
 特に、ISO 16269-6のサンプルサイズ計算は、FDAや米国企業が、近年“Reliability“として要求している手法のサンプルサイズ計算である。

  1. ISO 13485:2016のプロセスバリデーションに対する要求事項 (shall)
    〜何が要求事項か、何をやらなければならないのか〜
    1. そもそも、プロセスバリデーションとは、その要求事項は何か
      〜米国QSR、ISO 13485:2016、改正QMS省令の文言から
    2. ISO 13485:2016におけるプロセスバリデーションの位置づけ
      • 工程設計から製造移管
      • 是正予防措置その他品質システムでの役割
    3. ISO 13485:2016 の実践ガイドに書かれた具体的なアドバイス内容
      ≒プロセスバリデーションのGHTFガイダンス
  2. プロセスバリデーションGHTFガイダンスに沿ったプロセスバリデーションの方法
    1. バリデーションの実施体制
    2. バリデーションマスタープラン
    3. バリデーションの IQ,OQ,PQで達成するべき事項とそのプロトコールのポイント
    4. リバリデーション
    5. 製造移管と日常管理
  3. プロセスバリデーションの各フェーズ (IQ, OQ, PQ) で有効なGHTFガイダンス記載の統計的手法と、そのサンプルサイズ
    〜Excelによるサンプルサイズ計算方法、とその根拠〜
    1. 工程設計における統計的手法とそのサンプルサイズ
    2. IQ におけるツール
    3. OQで必要となる統計的手法とそのサンプルサイズ計算
      • OQにおける、ISO 16269-6 の方法とそのサンプルサイズ
      • 信頼性試験においても求められるISO 16269-6
    4. PQ の統計的手法とその散歩売るサイズ計算
    5. 製造移管後、日常管理での統計的手法
    6. プロセスバリデーションにおけるシンプルサイズの根拠とは

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
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    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

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  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • 視聴期間は2024年2月19日〜29日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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