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フィラーの分散・凝集の評価と高分子コンポジットの特性制御

フィラーの分散・凝集の評価と高分子コンポジットの特性制御

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、高分子コンポジットの作製法、溶媒キャスト法および関連する高分子の吸着やサスペンションの分散安定性について解説いたします。
また、フィラーの凝集構造の観測に有用なX線および中性子小角散乱法の基礎、フィラー凝集構造とコンポジット粘弾性特性との関係について説明いたします。

開催日

  • 2023年11月7日(火) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • 高分子コンポジット材料の開発に従事している方
  • 高分子コンポジット材料にこれから従事する方

修得知識

  • 固体粒子の分散・凝集状態と高分子コンポジットの粘弾性特性との関係性
  • 高分子コンポジット材料を設計する上での指針

プログラム

 ポリマー中に固体粒子やミクロ繊維がフィラーとして添加された高分子コンポジットは、タイヤ材料をはじめ、近年、さまざまな用途に利用されている。高分子コンポジットの特性や機能は、それを構成する高分子およびフィラーそれぞれの性質だけでなく、ポリマー中におけるフィラーの分散状態や凝集構造の形成に大きく依存する。これら高分子コンポジットの特性や機能の発現メカニズムを理解し制御する上で、ポリマー中のフィラーの分散状態や凝集構造を調べることが必要になる。
 ここでは、高分子コンポジットの作製法として、高分子溶液を分散媒とするサスペンションからフィルム状試料を得る溶媒キャスト法および、関連する高分子の吸着やサスペンションの分散安定性について解説する。また、フィラーの凝集構造の観測に有用なX線および中性子小角散乱法の基礎とともに、フィラー凝集構造とコンポジット粘弾性特性との関係について説明する。

  1. 溶媒キャスト法による高分子コンポジット作製
    1. フィラーの種類・特徴
    2. フィラーへの高分子の吸着
    3. サスペンションの分散安定性
    4. 散乱法によるサスペンションの評価
    5. フィルム状試料の作製
  2. 高分子中のフィラーの分散状態および凝集構造
    1. 透過型電子顕微鏡観察
    2. X線および中性子小角散乱法
    3. シリカが添加された系
    4. カーボンブラックが添加された系
    5. セルロース繊維が添加された系
    6. 特性を異にする粒子が混合添加された系
    7. フィラーの分散に関するポイント
  3. 高分子コンポジットの粘弾性特性
    1. 動的粘弾性測定
    2. シリカが添加された系
    3. カーボンブラックが添加された系
    4. セルロース繊維が添加された系
    5. 特性を異にする粒子が混合添加された系
    6. フィラーの分散状態および凝集構造と粘弾性特性の関係
  4. 高分子コンポジットの材料特性制御に関する展望
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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