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PIC/S Annex1を踏まえた環境モニタリングで知っておくべきこと

PIC/S Annex1を踏まえた環境モニタリングで知っておくべきこと

~アラート・アクションレベルの考え方 / 汚染管理戦略 (CCS) の検討例と環境モニタリングの位置づけ~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2023年6月9日〜22日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2023年6月9日まで承ります。

開催日

  • 2023年5月31日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • PIC/S GMP Annex1 (2022年改正) の概要
  • 無菌環境構築時に考慮すべきハード/ソフトウエアの概要

プログラム

 医薬品の汚染・交叉汚染を防止するためのハードウェア/ソフトウェアの設計の適切性、および維持活動の有効性を検証する一手段として環境モニタリングが実施される。しかし、環境モニタリング時の注意事項とデータの弱点をしらなければ、ハード・ソフトの不備を検知できないばかりか、不適切・不十分な環境モニタリングデータを拠り所に製品品質の適切性を訴える可能性もあり得る。
 信頼性のある、有効な環境モニタリングデータにするための留意点について具体例を交えて分かりやすく解説する。

  1. 医薬品品質システム (PQS) 、品質リスクマネジメント (QRM) とは
    1. GMPの進化を再確認
    2. 現実世界 (VUCA) にはQRM (OODAループ思考) が必要
    3. PQSの実践で医薬品事業者の責務を遂行
    4. PQSの実践を具体的にいうと
  2. 汚染管理戦略 (CCS) とは
    1. CCSとPQSの関係
    2. CCSの検討例
    3. CCSでの環境モニタリングの位置づけ
  3. 要請される無菌環境清浄度 (浮遊微粒子数)
    1. グレード A、B、C、Dとは
    2. 作業内容毎に要請される環境清浄度
    3. 清浄度認証時および日常モニタリング時の許容微粒子数
    4. 日常モニタリングの留意点
    5. 施工後 (As built) 、非作業時、作業時の検証項目
  4. CCSは適切な施設設計から始まる
    1. 建屋・内装等の留意点
  5. 空調システムの留意点
    1. 差圧の設定
    2. 空気流速の留意点
    3. スモークスタディの要請
  6. ヒトが一番の汚染源
    1. 動作発塵は微小粒子だと侮れない
    2. 無菌室作業者の適格者と不適格者
    3. 更衣時の留意点
  7. 微生物のモニタリング
    1. 日常的なモニタリングポイントの例
    2. アラート/アクションレベルの設定
    3. アラートレベルからの逸脱があれば
    4. モニタリングの頻度
    5. 浮遊菌数のモニタリング方法と留意点
    6. 付着菌数のモニタリング方法と留意点
    7. 落下菌数のモニタリング方法と留意点
    8. 微生物迅速測定法
  8. 環境モニタリングを過信しない
    1. 環境モニタリングの対象は浮遊異物のみ
    2. モニタリング作業で汚染するかも
    3. 日常の環境モニタリングの考え方
  9. 作業者保護の視点
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

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1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
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  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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  • 他の割引は併用できません。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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  • 視聴期間は2023年6月9日〜22日を予定しております。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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本セミナーは終了いたしました。

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