技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

原薬の変更管理・同等性評価と製造法の一変・軽微変更の判断基準

Zoomを使ったライブ配信セミナー

原薬の変更管理・同等性評価と製造法の一変・軽微変更の判断基準

オンライン 開催

開催日

  • 2021年1月15日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 医薬品の製造における変更はグローバル化の時代、安価な原材料の入手により少しでもコスト削減に繋がる方策として行われている。しかし、GMP管理下においては同等性評価が求められ安易な変更はかえってコスト高となるケースがある。製造法の改良は必須であるが変更管理に関する情報も極めて重要である。そのポイントについて解説する。

  1. 原薬の変更とは
    1. 原薬変更の原因と目的
    2. 原薬調達のルート
    3. 改正薬事法のポイント
  2. 原薬変更時の問題点とは;GMP上の留意点
    1. 原薬変更の時期
    2. 医薬品開発のスケジュールの流れ
      • 先発品とジェネッリック医薬品
    3. POCとは
    4. 原薬のGMP管理
      • GMPに適合した原薬調達
    5. GMPとは
      • GMPの歴史
    6. GMPの主要な項目と目的
      • GXPとGDPについて
    7. 経営者の責任と従業員の責任
    8. ICHとは
      • ICHの歴史とQ9,Q1,Q11,Q13について
    9. PIC/Sについて
      • 日本の加盟に伴う変化
    10. PIC/Sの今後の動向
    11. サイトマスターファイル
    12. PIC/S GMPガイドライン
  3. 同等性評価の問題点と留意点
    • 同等性とは
  4. 同等性評価のポイント
    1. 同等性評価とは
    2. 同等性評価のポイント
    3. 不純物とは
    4. 不純物プロファイルとは
    5. 不純物の取り扱い方;規格に設定すべき不純物と同等性評価
    6. 不純物プロファイルの確立手順
    7. 遺伝毒性 (変異原性) 不純物
      • Q11対応
      • バルサルタン問題
    8. 残留溶媒
    9. 結晶多形
      • 結晶多形の要因と原薬への影響
  5. 製造設備の変更と同等性評価
    1. 原材料を含む製造方法の変更と同等性評価
    2. 製造場所変更に伴う同等性評価
    3. 自社内での変更
    4. 委託先への変更
    5. 製造スケールの変更と同等性評価
      • DQ
    6. 規格の変更
    7. 工程試験を含む分析方法の変更に伴う同等性評価
    8. スケールアップにおける問題点
      • プロセスパラメータと重要工程パラメータの特定
    9. 医薬品製造方法の確立と許容範囲の決め方
  6. 製造方法変更の一変・軽微の判定
    1. 製造方法変更の留意点
    2. 原材料の変更
    3. 出発物質の変更
    4. 中間体を含む工程の変更
    5. 中間体を出発物質として再定義された変更
    6. 試薬・試材の変更
    7. 溶媒の変更
    8. 工程改良に伴う変更
    9. 製造方法の変更
  7. GMP対応の品質保証体制の在り方; 出荷をスムースに行うために
    1. GMP対応の品質保証体制の在り方
    2. 品質部門の責任
    3. QAと医薬品製造管理者
      • GMPとGQP
    4. データ保存とデータインテグリティ
  8. 当局への対応:変更管理申請
    1. 変更管理とは
    2. 変更管理の目的、内容
    3. 変更管理の手順
    4. 変更ランク付けと規制当局への変更申請
    5. 変更管理と対応策
      • 日米EUの場合
    6. 変更管理フロー図
    7. 教育訓練の留意点
    8. 教育訓練の実施
    9. 逸脱処理法と留意点
    10. 苦情処理対処法;社内ルールの明確化
  9. 原薬輸入のリスクと回避策
    1. GMP適合性調査における留意点
      • GMP適合性調査実施の流れと添付資料
    2. GMP適合性調査における指摘・指導事項
    3. コスト;真の経済性とは
    4. 偽造医薬品被害;GDPの必要性
  10. 製薬業界の動向
    • 新薬開発とジェネリック医薬品
  11. まとめ

講師

  • 橋本 光紀
    医薬研究開発コンサルテイング
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/1/14 医療機器プログラムにおける該当性判断のポイントと事業化への留意点 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/1/16 滅菌、無菌性保証関連のPMDA回収情報分析およびQMS等外部立入り審査時の注意点 オンライン
2025/1/17 遺伝子治療薬の開発・薬事戦略と承認取得 オンライン
2025/1/17 洗浄バリデーションでの洗浄方法選択、残留限度値とホールドタイム設定 オンライン
2025/1/17 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文ライティング入門 オンライン
2025/1/20 GMP業務の前に最低限知るべき12の重要事項 オンライン
2025/1/21 不具合発生の可能性を予測し、未然に原因を排除するための変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) 東京都 オンライン
2025/1/21 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/21 相場観をふまえた医薬品ライセンス契約とライセンスフィー設定の課題 オンライン
2025/1/22 洗浄バリデーションの基礎と残留許容値、回収率設定の科学的根拠の示し方 オンライン
2025/1/24 GMP対応工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/1/24 GMP対応工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/1/24 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場