技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器ソフトウェア開発のポイントとSRSを始めとする関連文書のまとめ方

医療機器ソフトウェア開発のポイントとSRSを始めとする関連文書のまとめ方

~各開発ステップにおける検証/妥当性検証計画のポイントとは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医療機器ソフトウェア開発のポイントとして、ソフトウェア要求事項獲得から機能展開と実装ソフトウェアアイテムへのマッピングについてわかりやすく詳述いたします。

開催日

  • 2019年11月21日(木) 13時00分16時00分

修得知識

  • IEC62304、JIS T 2304、IEC82304、JIS T 82304-1を駆使する知識
  • ソフトウェア要求仕様書作成のポイント
  • アーキテクチャ設計書作成のポイント
  • 詳細設計書作成のポイント
  • 検証/妥当性検証計画のポイント

プログラム

 FDA、EU、国内の仕向けによらず、医療機器ソフトウェア開発のポイントとして、ソフトウェア要求事項獲得から機能展開と実装ソフトウェアアイテムへのマッピングについてわかりやすく詳述します。
 また、それぞれの開発ステップにおける検証および妥当性検証を組み合わせることでソフトウェア品質保証が実現することを理解していただきます。

  1. はじめに
    1. ソフトウェア関連規格と構成 (ISO/IEC) 1.2 JIS T 2304の改正の扱い
    2. JIS T 0601-1:2014 (T0601-1:2012+追補1) への適合
  2. “システム”を忘れないでください
    1. IEC62304とISO13485との関連
      • ソフトウェア開発プロセス
      • ソフトウェア保守プロセス
      • IEC62304Ed1.1とISO 13485:2003, ISO 13485:2015 との関係
    2. IEC62304Ed1.1のプロセス・アクティビティ・タスク概観
      • IEC62304:2006 (JIS T 02304:2012) ソフトウェア開発プロセス
      • IEC62304:2006 (JIS T 02304:2012) ソフトウェア保守プロセス
      • 用語御呼び定義
      • IEC62304Ed1.1のプロセス・アクティビティ・タスク
      • IEC62304 ED1.1改訂概要
    3. IEC82304-1、JIS T 82304-1:2018とヘルスソフトウェア製品開発プロセス
      • IEC82304-1とは
      • 医療機器ソフトウェアの応用拡大とヘルスソフトウェアの形成
      • 82304-1適用範囲及び適用範囲外のソフトウェアの例
    4. IEC82304-1、JIS T 82304-1:2018要点押さえ
      • ヘルスソフトウェア製品の要求事項
      • ヘルスソフトウェア-ソフトウェアライフサイクルプロセス
      • ヘルスソフトウェア製品の妥当性確認 (バリデーション)
      • ヘルスソフトウェア製品の識別情報と附属文書
      • ヘルスソフトウェア製品の市販後活動
  3. PoC (Proof of Concept:概念実証) からソフトウェア要求事項獲得に向けて
    1. IEC62304で取り上げている開発モデル
      • ソフトウェア開発プロセス-ソフトウェア開発プロセス上の開発モデル
      • Agileの開発モデルはどうなる?
    2. PoCは要求事項獲得のためのプロトタイピング
      • 医療機器 (ソフトウェア) の製品開発-製品開発とソフトウェア開発プロセス
      • IEEE 1220 システムズエンジニアリングプロセス
    3. システム要求仕様書-システムアーキテクチャ設計書-ソフトウェア要求仕様書
  4. アーキテクチャの良し悪しがソフトウェアのライフサイクルを決める
    1. ソフトウェア要求事項のアーキテクチャへの実現機能展開
      • ソフトウェア要求事項分析
      • ソフトウェア要件から機能要求への展開
    2. アーキテクチャ設計
    3. ソフトウェアコンポーネントの構造化設計
      • ソフトウェアアーキテクチャの設計
  5. 書きたくない詳細設計書、でもそれでいいの?
    1. ソフトウェアユニットへの分解
    2. 詳細設計書を作成する
  6. コーディングのお作法、仲間・後世のために
    1. リスク分析ポイント
    2. 共通するソフトウェア不具合の特定と削除 (要求事項5.1.12 IEC62304 Ed1.1:2015)
      • ソフトウェア開発プロセス
      • IEC 80002-1:2009 Annex B.1 ソフトウェア機能領域におけるハザードの潜在的原因の例
      • IEC 80002-1:2009 Annex B.2 ハザードの潜在的ソフトウェア原因の例
      • ハザードの潜在的ソフトウェア原因およびリスクコントロール手段への検証ルール
  7. テストをしないで出荷!?
    1. ソフトウェアユニットの検証
    2. ソフトウェア結合の検証
    3. ソフトウェアシステム試験 (妥当性検証)
    4. ソフトウェア問題解決プロセスの利用
      • ソフトウェア結合及び結合試験
  8. 文書間の総合インデックス
    1. トレーサビリティマトリックス
      • ソフトウェア開発プロセス
      • 文書間トレーサビリティ表現
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/28 ChatGPTを使ったPythonプログラミングの実践講座 オンライン
2025/8/28 医療用粘着剤・テープの開発に学ぶ皮膚適合性と薬事対応の勘所 オンライン
2025/8/29 新条例下での中国NMPA申請の留意点と 改正後の最新動向 オンライン
2025/8/29 医療機器におけるユーザビリティエンジニアリング (UE) 適用のポイント オンライン
2025/8/29 医療AIが変える画像診断の未来 オンライン
2025/8/29 医療関係者に響くプレゼン術 速習編 東京都 オンライン
2025/8/29 体表面から得られる生体情報の基礎と計測技術および解析精度向上・低消費電力化への取組 オンライン
2025/9/5 医療機器プログラム (診断支援用から治療用アプリまで) の法規制と実務のポイント オンライン
2025/9/9 ASEANにおける医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント オンライン
2025/9/16 医療機器・診断薬企業のための薬機法超入門講座 オンライン
2025/9/17 医療機器、医薬品容器等における滅菌前製品の微生物汚染菌 (バイオバーデン) 管理要求と微生物試験のバリデーション オンライン
2025/9/17 グローバルに伝わる英文メディカルライティングの基礎と頻出表現 東京都 会場・オンライン
2025/9/18 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者の製造・品質管理の要求事項/監査 (書面・実地) のポイントと監査時のチェックリスト・着眼点 オンライン
2025/9/18 新医療機器監督管理条例の実施に伴う中国NMPAへの申請のポイント及び実務対応 オンライン
2025/9/18 改正QMS省令に伴う滅菌製品製造における外部委託先管理/施設監査の注意すべきポイントと滅菌バリデーション基準の要求事項 オンライン
2025/9/19 医療機器・診断薬企業のための薬機法超入門講座 オンライン
2025/9/24 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の管理の要求事項と監査ポイント・ (非協力的な場合・監査不適合) 事例 オンライン
2025/9/24 2030年に向けた医療機器マーケティング戦略と今すぐ始める海外新規事業開発 オンライン
2025/9/25 体外診断薬における開発から販売・サービスまでの構築実務とノウハウ オンライン
2025/9/25 医療機器研究開発・事業化の全体像と成功に導くための実務秘訣 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/15 暗号化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/15 暗号化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/15 暗号化技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/8 PAT3によるモデル検証
2013/2/20 消臭・脱臭・除菌機器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/20 消臭・脱臭・除菌機器 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/31 JCSPプログラミング技法
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック
2012/3/24 高機能急性期病院にとっての2012年度診療報酬改定の影響と対策
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/6/30 医療機器 技術開発実態分析調査報告書
2011/1/20 コンタクトレンズ 技術開発実態分析調査報告書
2010/8/20 マッサージ機 技術開発実態分析調査報告書
2009/4/22 MEMSデバイス総論 【新装版】