技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

食品包装用樹脂・印刷インキ・接着剤のPL・NLとその安全性評価を巡る国内外の最新動向

食品包装用樹脂・印刷インキ・接着剤のPL・NLとその安全性評価を巡る国内外の最新動向

~樹脂・印刷インキ・接着剤のPL化と安全性評価方法を巡る最新動向~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、食品包装に係る法規制の国際的な最新動向と、企業としての対応・留意点を詳しく解説いたします。

開催日

  • 2016年3月30日(水) 13時00分16時30分

修得知識

  • 食品包装材料に含まれる化学物質と健康影響要因
  • PLとNLの実態
  • 日本と欧米との相違点
  • 日本のPL制度化新方針
  • 毒性学的懸念の閾値
  • 業界自主基準の今後の見込み
  • 企業としての対応とリスク管理の進め方

プログラム

 食品包装・容器の法規制に関しては、ここ数年世界各国で食の安全向上と国際的整合化を目指した法食品包装の法規制に関しては、ここ数年世界各国で食の安全向上と国際的整合化を目指した改正が急ピッチで進展している。この中核を成すのは、PL化である。日本では、2015年6月、厚生労働省は約2年後に自主管理ガイドラインの通知を決め、これに業界団体の添加剤PLが添付されることになった。
 又、食品安全委員会は、毒性学的懸念の閾値 (TTC) を審議中であり、これが今後日本の安全性評価の基本と成りそうである。しかし、印刷インキと接着剤は、業界団体のNLのみである。米国は接着剤のPLを持ち、国内メーカーも参考とすることが多いようである。
 又、EUの印刷インキは、業界団体がNLを制定しているが、独がスイスのPLを参考としながらPL化を審議中であり、近い将来EU全体の規則に採用されそうである。接着剤のPL化も審議中であり、日本への影響は必至であろう。
 本講では、樹脂・印刷インキ・接着剤のPL化と安全性評価方法を巡る最新動向、及び企業における対応、リスク管理の進め方と留意点をご紹介する。

  1. 初めに:包装を取り巻く環境
  2. 食品包装材料の種類と使用割合
  3. 包装材料に含まれる化学物質と健康影響要因
  4. 日本のPL・NLの現状と厚生労働省新方針
    1. 食品衛生法と業界自主基準方式
    2. 次回改正に向けた検討状況 (乳等省令統合、告示第370号の改正案等)
    3. 厚生労働省のPL制度化方針 (2015年6月) と進捗状況
  5. 米国のPLの最新動向
    1. 規制方式と接着剤のPL
    2. 印刷インキの業界ガイドライン
  6. 欧州連合 (EU) のPLの最新動向
    1. 食品接触物質の規制状況とプラスチックの新ガイドライン
    2. 印刷インキと接着剤のPL化進捗状況 (業界団体、独、EU)
  7. 毒性学的懸念の閾値 (TTC) の検討状況 (食品安全委員会、EU)
  8. 国内外の最新動向のまとめ
  9. 企業としての対応とリスク管理の進め方
  10. 情報入手先と参考資料
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/29 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/7/29 バイオフィルム形成の要因解明に向けた解析技術と除去・形成防止 オンライン
2025/7/30 食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所 オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/7/31 グラビア製版・印刷の基礎と応用およびトラブル対策 オンライン
2025/7/31 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 (2日間コース) オンライン
2025/7/31 包装プロセスに関するバリデーション オンライン
2025/8/1 グラビア製版・印刷の基礎と応用およびトラブル対策 オンライン
2025/8/4 機能性表示食品届出基礎知識および届出資料作成のポイント オンライン
2025/8/4 ISO 11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 (2日間コース) オンライン
2025/8/4 設計プロセスに基づいたバリアシステム要求事項抽出と対応、開封時のユーザビリティ評価 オンライン
2025/8/5 フィルムへの塗工技術とプロセス最適化、トラブル対策 オンライン
2025/8/5 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2025/8/5 におい (匂い/臭い) の官能評価と機器分析 オンライン
2025/8/5 食品検査の基礎を徹底解説 オンライン
2025/8/6 プラスチックスのリサイクルやバイオマス利用などの環境対策の現状と技術動向、今後の展望 オンライン
2025/8/6 におい (匂い/臭い) の官能評価と機器分析 オンライン
2025/8/7 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2025/8/7 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/8/8 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/30 ウェブハンドリング、Roll to Rollを利用した生産技術とトラブル対策
2024/11/13 東南アジアの食品包装材料・日本とアジアのバリアー包装材料 実態と将来展望 2023-2025 (書籍 + PDF版)
2024/11/13 東南アジアの食品包装材料・日本とアジアのバリアー包装材料 実態と将来展望 2023-2025
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版)
2024/7/22 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026
2024/7/17 世界のリサイクルPET 最新業界レポート
2024/5/30 PETボトルの最新リサイクル技術動向
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/2/29 プラスチックのリサイクルと再生材の改質技術
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望 [書籍 + PDF版]
2023/9/1 プラ容器 vs 紙包装 vs パウチ包装市場の現状と展望
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2022/12/31 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術
2022/11/21 食品添加物 (CD-ROM版)
2022/11/21 食品添加物
2022/10/5 世界のプラスチックリサイクル 最新業界レポート
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例