技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療用バイオセンサの開発と薬事申請対応

医療用バイオセンサの開発と薬事申請対応

~臨床性能試験を含めた薬事申請についての概略を説明し、開発から販売までの流れを習得~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、バイオセンサの基礎から解説し、事業展開を図る上で重要な「新規項目の開拓」と「センサ基盤技術の構築」のポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2014年7月28日(月) 12時30分 16時30分

修得知識

  • バイオセンサの基礎
  • バイオセンサ開発に必要な要素技術
  • 新規バイオマーカーの探索方法
  • 今後必要とされる要素技術開発
  • 薬事法改正のポイント
  • 医療用途で上市する為に、臨床性能試験を含めた薬事申請
  • 医療用バイオセンサ開発から販売までの流れ

プログラム

 これまで、医療用途や環境計測のためのバイオセンサが開発され、医療用途では血糖センサが大きな市場を形成しています。バイオセンサ市場へ事業展開を図る上で、新規項目の開拓と、センサ基盤技術の構築は重要です。
 本セミナーでは、まず、臨床検査や研究用途で使用されているバイオセンサを紹介し、バイオセンサ開発に必要な要素技術について説明します。医療用途や在宅健康サービス市場で事業展開する上で重要な、新規バイオマーカーの探索方法と、今後必要とされる要素技術開発についても紹介します。
 2013年度に薬事法の改正が行われましたので、改正のポイントについて説明後、医療用途で上市する為に、臨床性能試験を含めた薬事申請についての概略を説明し、開発から販売までの流れを習得して頂きます。

  1. 医療用バイオセンサの開発
    1. 臨床現場で汎用的に使用されている検査項目
      1. 緊急検査室、診療所でのスクリーニング検査、自己検査 (居宅、職場)
    2. バイオセンサ開発の為の要素技術と開発事例
      1. 酵素センサ開発の実例
      2. 検出法の違いによる開発のポイント
      3. DNAチップ開発における要素技術
      4. ペプチドアレイ開発における性能向上のポイント
    3. 新規バイオマーカーの探索 (がんマーカーなど)
      1. 遺伝子の場合
      2. ペプチド/蛋白の場合
      3. 糖鎖の場合
    4. 新規バイオセンサの基盤技術の構築
      1. 今後必要とされる要素技術開発 (主に大学発の要素技術開発の紹介)
    5. これからのバイオセンサ開発の方向性
      1. バイオセンサ市場動向、遺伝子検査市場、在宅健康サービス市場
      2. 新規項目開発
  2. 医療用バイオセンサ薬事申請対応
    1. 薬事申請とは
      1. 2013年度薬事法改正
      2. 製造販売における各種省令
        • GQP
        • GVP
        • QMS
      3. 製造販売業許可、製造業許可手続きについて
    2. 体外診断医薬品の承認申請等の区分
      1. 製造販売承認・認証・届出
      2. 第三者認証制度について
      3. 薬事申請のデザイン
    3. 承認申請資料に必要なデータの概略
      1. 基本要件基準への適合性
      2. 品質保証基準への適合性
      3. 申請書・及び添付資料の要件と記載方法
    4. 新規項目の製造販売承認申請対応
      1. 臨床的意義の確立
      2. 臨床研究と臨床性能試験 (治験)
    5. 薬事申請書類作成の具体的な留意事項
      1. 作成における工夫

会場

江東区産業会館

第1会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/12 ISO 13485:2016が求める医療機器の設計開発における統計手法とそのサンプルサイズ決定方法 オンライン
2025/6/12 再生医療等製品/細胞加工物の製造・品質管理 (GCTP省令) における施設・製造管理とPMDAによる指摘事例を踏まえた査察準備と対応 オンライン
2025/6/13 医療機器業界入門 オンライン
2025/6/13 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2025/6/13 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎と注意点 (Q&A) オンライン
2025/6/13 薬物間相互作用の基礎と臨床薬物相互作用試験における評価手法 オンライン
2025/6/16 PV領域におけるQMSの本質と役割、導入・運用管理のポイント オンライン
2025/6/16 開発候補品の想定薬価検討と有効な薬価申請資料作成・交渉戦略のポイント オンライン
2025/6/16 医療機器と体外診断用医薬品の薬事戦略と関係機関対応 オンライン
2025/6/16 不確実性を考慮した事業性評価の実践 東京都 会場
2025/6/17 医療機器開発のための薬事承認申請と対応 オンライン
2025/6/17 GCP適合性調査に対する社内体制の構築及び査察対象資料に関するSOP活用の留意点 オンライン
2025/6/17 バイオ医薬品における分析法バリデーション オンライン
2025/6/17 臨床開発をスムーズに進めるためのTarget Product Profile (TPP) の作成とPMDAとの交渉ポイント オンライン
2025/6/18 医薬品開発における安定性試験の実施計画と有効期間の設定、データの取り方、まとめ方 オンライン
2025/6/18 薬価算定ルールと費用対効果評価 (医療経済評価) 及び評価手法 オンライン
2025/6/18 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2025/6/18 化粧品薬機法・景品表示法・公正競争規約 基礎講座 オンライン
2025/6/18 ICH-E6 (R3) に対応したQMS構築とQbD・品質許容限界設定の考え方・逸脱対応 オンライン
2025/6/18 メディカルライティング超入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策