技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオセンサ開発の進め方と薬事申請対応

バイオセンサ開発の進め方と薬事申請対応

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年6月26日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • バイオセンサの基礎
  • デバイスや検出の効率的な開発方法と新規バイオマーカー探索
  • 医療用途で上市する為の治験を含めた薬事申請
  • 医療用バイオセンサの開発から販売までの流れ

プログラム

 これまで、医療用途や環境計測のためのバイオセンサが開発され、医療用途では血糖センサが大きな市場を形成しています。
 本セミナーでは、まず、臨床検査や研究用途で使用されているバイオセンサの現状を説明し、今後医療用途や在宅健康サービスで必要なバイオセンサを実用化する上で、デバイスや検出の効率的な開発方法と新規バイオマーカー探索について紹介します。
 次に医療用途で上市する為に、治験を含めた薬事申請についての概略を説明し、開発から販売までの流れを習得して頂きます。バイオセンサ市場にこれから参入予定の企業の方にもわかるよう、バイオセンサの基礎から応用までを細かく解説致します。

Ⅰ.臨床現場で汎用的に使用されている検査項目

緊急検査室、診療所でのスクリーニング検査、自己検査 (居宅、職場)

Ⅱ.バイオセンサ開発の為の要素技術と開発事例

  1. 酵素センサ開発の実例
    • グルコースセンサ
    • 酵素の固定方法
    • 使い捨てバイオセンサ
  2. 検出法の違いによる開発のポイント
    • 電気化学検出
    • 蛍光検出
    • SPR/LPR検出
    • イムノクロマト
    • 次世代二次元電気泳動
  3. DNAチップ開発における要素技術
    • DNAチップ形状
    • μTAS技術
    • ナノ粒子/磁性粒子
  4. ペプチドアレイ開発における性能向上のポイント
    • ペプチド固定方法
    • 非特異的吸着対応ブロッキング剤
    • 非特異的吸着対応洗浄方法

Ⅲ.臨床検査に必要な新規バイオマ-カ-の探索 (ガンマ-カ-を中心に)

  1. 遺伝子の場合
  2. ペプチド/蛋白の場合
  3. 糖鎖の場合

Ⅳ.これからのバイオセンサ開発の方向性

  1. バイオセンサ市場動向
  2. 遺伝子検査市場
  3. 在宅健康サービス
  4. 要素技術の開発
    • 半導体原理によるバイオセンシング
    • カーボンナノチューブ
    • ウェアラブルセンサ
  5. 項目開発
    • ニオイセンサ
    • ストレスセンサ
    • アレルギーセンサなど

Ⅴ.医療用バイオセンサ薬事申請対応

  1. 薬事申請とは
    • 改正薬事法
    • 製造販売における各種省令 (GQP、GVP、QMS)
    • 製造販売業許可、製造業許可手続きについて
  2. 体外診断医薬品の承認申請等の区分
    • 製造販売承認・認証・届出
    • 第三者認証制度について
    • 薬事申請のデザイン
  3. 承認申請資料に必要なデータの概略
    • 基本要件基準への適合性
    • 品質保証基準への適合性
    • 申請書・及び添付資料の要件と記載方法
  4. 新規項目の製造販売承認申請対応
    • 臨床的意義の確立
    • 臨床研究と治験
  • 質疑応答・名刺交換

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/4 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/2/5 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/2/5 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/2/5 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/2/6 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/2/7 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/7 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/2/7 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 オンライン
2025/2/10 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/2/10 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/10 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/2/17 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/2/21 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策計画書 (サイト毎)
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策ガイドライン
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策ポリシー
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害時システム対策本部行動基準 (サイト毎)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発