技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP試験検査室管理における異常・逸脱・ラボエラー・OOS/OOT対応の最低限要件とヒューマンエラー低減法

GMP試験検査室管理における異常・逸脱・ラボエラー・OOS/OOT対応の最低限要件とヒューマンエラー低減法

~日米欧3極GMPだけでなく新興国も含むPIC/S GMP対応をふまえたQA体制へ~
東京都 開催 会場 開催

以下、セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2013年4月25日(木) 10時30分16時20分

プログラム

第1部『GMP試験検査室における異常・逸脱・ラボエラー・OOS/OOT対応の最低限要件と過不足判断』

 医薬品開発がグローバル化する中で,品質に関わる試験検査室の品質保証体制は,日米欧の3極GMP対応だけでなく新興国も含めたPIC/S GMPへの対応へと向かっている.
 特に,これからは,一定の品質レベルを有することが大前提であるが,論理的に説明しやすいシステムやSOPを整のえるとともに地道に継続的な改善に取り組むことが重要なポイントと考える.
 試験検査室においては,常にコスト (マンパワー) とのバランスが要求される中でどのように取り組むかについて紹介する.

  1. 試験検査室における異常・逸脱・ラボエラーとは?
    1. 試験検査室における逸脱管理とレギュレーション
    2. 逸脱管理と品質保証体制について
    3. 予期せぬ出来事と逸脱の分類について
    4. ラボエラー,異常,逸脱, OOT 及びOOSの取扱いについて
  2. 試験検査室における逸脱発生時の対応について
    1. 初動
    2. 原因調査と判定
    3. 対策及び再検査
    4. 是正措置・予防措置 (真の原因調査,水平展開)
  3. 試験検査室における逸脱管理について
    1. 品質保証体制と逸脱管理の手順
    2. 試験実施部門が行うべきこと
    3. 品質保証/品質管理部門が行うべきこと

  • 質疑応答・名刺交換

第2部『試験検査室管理業務におけるヒューマンエラー低減法と工夫』

 試験検査業務において,操作ミスや記載ミスまた確認ミスなどの小さなミスにより,再分析やデータ・報告書の訂正,また関係部署やお客様とのやりとりなど,多くの作業が発生し苦労した経験がないでしょうか?個々のミスへの対応はたいした作業ではなかったとしても,積み重なると多くの余計な作業を生みます.
 また,なによりもミスの多い試験検査室のデータは信頼性が損なわれ,申請業務や査察などにおいて致命的な影響を与えるリスクを増加させます.
 「不注意による誤り,軽率な間違い」は,必ず一定の割合で発生してしまうので,その予防策と低減する取組みについて紹介する.

  1. 医薬品の試験検査室におけるケアレスミス
    1. ヒューマンエラー
    2. 試験検査室のケアレスミス
    3. ケアレスミスは何故起きるのか?
  2. 試験検査室でのケアレスミスを減らすために
    1. 作業の習熟化
    2. 文書化と記録
    3. 文書・記録の様式の統一
    4. 確認,確認また確認
    5. 品質システム (継続的改善)

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 小林 弘武
    (株)東レリサーチセンター 薬物動態研究部
    部長

会場

東京流通センター

2F 第5会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/10/7 バイオ/抗体医薬品の品質管理 超入門講座 オンライン
2025/10/8 GMP管理ではない (non-GMP) 原材料供給業者における特有の管理の要求事項と監査ポイント・ (非協力的な場合・監査不適合) 事例 オンライン
2025/10/9 バイオ医薬品・再生医療等製品製造におけるシングルユースのリスク管理戦略・製造設計とE&L評価 オンライン
2025/10/9 ICH Q2 (R2) /Q14・AQbDをふまえたバイオ医薬品の分析法バリデーションと判定基準の設定方法・許容範囲の考え方 オンライン
2025/10/10 ヒューマンエラー・逸脱・GMP違反を防ぐSOP・製造指図記録書の作成とは? 教育訓練とは? GMP記録とは? オンライン
2025/10/10 GCP監査実施におけるQMSの考え方とCAPA作成のトレーニング方法 オンライン
2025/10/10 再生医療等製品の不純物等を含むCMC薬事文書、CTD-Q作成のポイントと製造・品質試験の実際 (2日コース) オンライン
2025/10/10 経口投与可能な核酸を使った肝線維化治療方法の開発 オンライン
2025/10/13 三極 (日米欧) の違いを踏まえた治験薬の設備管理・品質管理の留意点とバリデーション・ベリフィケーションの考え方 オンライン
2025/10/14 医薬品GMP・部外品・化粧品製造現場における「人為的誤り」管理戦略と「ミス削減」の実践成功事例 オンライン
2025/10/15 CTD・照会回答で学ぶメディカルライティング実践と適切なレビューアプローチ オンライン
2025/10/16 GMP実務担当者が最低限知っておくべき必須知識 オンライン
2025/10/16 点眼剤の処方化の基礎と製剤設計時に考慮すべき留意点と評価手法 オンライン
2025/10/17 CMC部門・研究部門での電子実験ノート利用における規制の実務対応 オンライン
2025/10/17 デスクトップで行う医薬品市場/売上予測手法スキルアップ講座 オンライン
2025/10/23 CTD-Q入門 / 外国作成CTD日本申請利用コース (2日間) オンライン
2025/10/23 CTD-Qのまとめ方 (入門講座) オンライン
2025/10/24 抗体医薬品の品質管理 オンライン
2025/10/24 医薬品における3極CTDの記載レベル差と外国で作成されたCTDの日本申請への利用の留意点 オンライン
2025/10/27 GMP基礎 (2日間講座) 東京都 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/2/25 CAPA規程・手順書・様式
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点