技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年7月11日〜18日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年7月16日まで承ります。
本セミナーでは、日本における現ポジティブリストと改正ポジティブリスト (2025年6月1日施行) について解説いたします。
また、欧州においては、材料・製品を定めた法律、ポジティブリスト対象物質、溶出量の規格・基準、溶出試験法、プラスチック規則への適合性確認手順について、
アメリカにおいては、各素材の規格及び安全性試験、FDA登録制度、FCN届出制度、及び安全性の判断基準等について詳解いたします。
日本では、改正食品衛生法が2018年6月13日公布、ポジティブリスト制度が2020年6月1日に施行された。施行後5年間の経過措置を経て2025年6月1日に完全施行となる。食品衛生法改正に伴い器具・容器包装事業者に次の義務が追加された。(1)合成樹脂の器具・容器包装は、ポジティブリスト収載の原材料のみを使用し、リストにない原材料の使用を禁止(2)合成樹脂器具・容器包装の適正製造管理 (GMP) (3)販売・製造・輸入者は、器具・容器包装がPL制度に適合していることを利用者に説明 (情報伝達) (4)合成樹脂製の器具・容器包装製造事業者は自治体に届出を行う。
ポジティブリスト制度は2020年6月1日施行され、施行後5年間の経過措置を経て2025年6月1日に完全施行となった。2020年6月1日以前に使用実績のある器具容器包装の原材料がポジティブリストに収載され、ポジティブリストにない物質は新規申請が必要となる。
完全施行後は、使用合成樹脂の新ポジティブリストでの適合確認及び各樹脂の構成モノマーの適合確認を行うこととなる。新ポジティブリストの収載物質名は重合体の特徴に応じた物質名による名称に変更となったため、新旧ポジティブリスト収載物質の対応について説明する。食品衛生法では、合成樹脂に一般規格と個別樹脂規格 (溶出量等) を設けて管理している。ポジティブリスト収載物質も対応する樹脂の規格基準値及び一般規格があるので、ポジティブリスト物質の規格基準値について説明する。
欧州でのプラスチック材料・製品の市場投入の要件は、枠組み規則、適正製造基準、プラスチック規則に適合し、適合宣言書を発行することである。枠組み規則は、一般原則、表示トレーサビリティ、適正製造基準規則は食品と接触する材料および製品を対象に定め、プラスチックチック規則は、ポジティブリスト対象物質 (主にモノマー) 、溶出量の規格・基準、多層材料の扱い、溶出試験方法等を定めている。
米国では、食品接触材は「間接食品添加物」とみなされ、連邦規則 (CFR) の第21条の規定に基づき管理されている。米国市場投入においては、使用している包装材が連邦規則に適合していることを確認し、連邦規則にない新規の食品接触物質はFDAに届出をする必要がある。規格・基準を定めた連邦規則集により、接着剤・コーティング剤、紙・板紙、プラスチックポリマーの個別規格、添加剤等の規格を説明する。FDA登録制度、FCN届出制度、及び安全性の判断基準につい述べる。
日本、欧州、米国のポジティブリスト制度における、対象物質、GMP、情報伝達、新規物質申請制度の比較を行い、安全性に関する考え方の違いについて説明する。
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
---|---|---|---|
2025/6/9 | アジア諸国における食品包装規制の最新動向 | オンライン | |
2025/6/10 | 安全で安心な食品をお客様に届けるための食品工場の品質管理 (点検・監査など) のポイントとトラブル対策 | 会場・オンライン | |
2025/6/13 | 食品開発研究者のためのHACCPの基礎と関連規格及び適用方法 | オンライン | |
2025/6/16 | 食品開発研究者のためのHACCPの基礎と関連規格及び適用方法 | オンライン | |
2025/6/17 | 味覚センシング技術の開発動向と定量評価、製品開発への応用 | オンライン | |
2025/6/17 | ヒートシールの基礎と応用・不良対策 | オンライン | |
2025/6/18 | アジア諸国における食品包装規制の最新動向 | オンライン | |
2025/6/20 | ヒートシールの基礎と応用・不良対策 | オンライン | |
2025/6/20 | 医薬品・医療機器における日欧米の包装規制の最新動向 | オンライン | |
2025/6/20 | 注射剤 (凍結乾燥製剤) 内服固形剤 (PTP錠剤包装) 外用軟膏剤 (チューブ包装) の製剤・包装工程の適格性評価の進め方 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/6/24 | 再生プラスチック (Recycled plastics) 利用に向けたシール技術動向と対策 | オンライン | |
2025/6/25 | 食品工場における異物混入の原因究明と防止対策 | オンライン | |
2025/6/25 | バイオフィルムの制御・評価・対策技術および最新の研究動向 | 東京都 | 会場 |
2025/6/25 | ポリウレタンフォームの材料設計と機械特性の解析、予測 | オンライン | |
2025/6/26 | 食品工場における異物混入の原因究明と防止対策 | オンライン | |
2025/7/4 | 製薬用水入門講座 | オンライン | |
2025/7/4 | ポリウレタンフォームの材料設計と機械特性の解析、予測 | オンライン | |
2025/7/4 | 医薬品・医療機器における日欧米の包装規制の最新動向 | オンライン | |
2025/7/4 | 注射剤 (凍結乾燥製剤) 内服固形剤 (PTP錠剤包装) 外用軟膏剤 (チューブ包装) の製剤・包装工程の適格性評価の進め方 | オンライン | |
2025/7/11 | 食品衛生法と海外における容器包装の法規制動向 | オンライン |
発行年月 | |
---|---|
2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 (書籍版 + CD版) |
2024/7/22 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの実態と将来展望 2024-2026 |
2024/1/31 | 不純物の分析法と化学物質の取り扱い |
2023/10/20 | 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ |
2023/8/31 | ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物 |
2022/12/31 | 容器包装材料の環境対応とリサイクル技術 |
2022/11/21 | 食品添加物 |
2022/11/21 | 食品添加物 (CD-ROM版) |
2021/12/24 | 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例 |
2021/10/29 | マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略 |
2021/9/29 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版) |
2021/9/29 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版) |
2021/9/29 | 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版) |
2021/6/30 | 日本と海外グローバルブランド40社のSDGs環境戦略 |
2021/4/26 | 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析 |
2021/2/10 | 食品包装産業を取り巻くマイクロプラスチック問題 |
2020/10/28 | QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方 |
2020/9/30 | 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応 |
2019/4/24 | 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019 |
2017/8/31 | きのこの生理機能と応用開発の展望 |