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レオロジーの基礎と測定法

レオロジーの基礎と測定法

~樹脂、分散系、ゲル、粘着剤、UV硬化材などを例に~
オンライン 開催

視聴期間は2025年4月10日〜17日を予定しております。
お申し込みは2025年4月15日まで承ります。

配信期間

  • 2025年4月15日(火) 10時30分2025年4月17日(木) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年4月15日(火) 10時30分

修得知識

  • レオロジーの基礎
  • レオロジーの測定方法

プログラム

 レオロジーは、物質の変形や流動を取り扱う比較的新しい科学分野です。原材料から最終製品、石油化学から食品や医薬品など、物質が関与するあらゆるサイエンスやエンジニアリングを横断的にカバーする一般的な概念といえます。使いこなせればレオロジーほど万能で心強い武器はありませんが、一方で専門書には数式が多く、難しく見えて手が出せないという声や、思い切って測定してもデータの妥当性や考察に迷うという意見をしばしば耳にします。
 本講演では数式を極力抑えた上で、講師がメーカーの技術者として経験してきたノウハウや事例を多数示し、即戦力レオロジストの育成を目指します。

  1. はじめに
    1. 実は身近なレオロジー
    2. フロー、静的測定、動的測定の理解
    3. レオメータの仕組みと冶具の使い分け
  2. フロー測定
    1. 様々なフローカーブ
    2. 降伏値の求め方
    3. チクソトロピックループとステップフロー
  3. 熱硬化性樹脂
    1. 典型的な硬化挙動における最低溶融粘度とゲル化点
    2. プロセスウインドウの考え方
  4. 分散系
    1. 代表的なエマルションの挙動
    2. 代表的なサスペンションの挙動
  5. ゲル
    1. 身近な食品の粘弾性挙動
    2. ゲルのレオロジー的分類
  6. 粘着剤
    1. 設計と物性評価の考え方
    2. 温度依存性測定のコツと事例
  7. 熱可塑性樹脂
    1. 平均分子量、分子量分布と周波数依存性の関係
    2. Cox-Merz則とは
  8. その他
    • UV硬化
    • 界面レオロジー
    • マスターカーブなど

主催

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受講料

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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