技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

短期にソフトウェア品質を良くする「人間重視の品質改善術」

「品質を良くするのは永遠の課題」と諦めるのはまだ早い

短期にソフトウェア品質を良くする「人間重視の品質改善術」

~開発するのは人間です、しかし世界的に著名な改善のモデルには、ヒューマン・ファクターが欠落している、「人間力醸成」を基盤にした人間の「やる気」を引き出す改善が不可欠なのだ~
オンライン 開催 演習付き

このセミナーは2024年8月6日に開催したセミナーのオンラインセミナー:オンデマンド配信です。
オンラインセミナーは、視聴開始希望日より10日間、動画をご視聴いただけます。
お申込は、2025年3月31日まで受け付けいたします。
(収録日:2024年8月6日)

概要

本セミナーでは、品質を直ぐに良くする仕組・デザインのコツ、人を活かし動かす人間重視の仕組考、具体的仕組みの事例、品質保証・レビュー・リスク管理、改善のモデルCMMIの概要について、経験豊富な講師が分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2025年3月31日(月) 13時00分 17時00分

受講対象者

  • プロジェクトの担当者&リーダ、マネージャー、品質改善活動の推進者、品質管理責任者、人材育成担当者、品質担当の経営層の方

修得知識

  • 品質を直ぐに良くする仕組デザインのコツ
  • 人を活かし動かす人間重視の仕組考案の勘所
  • 具体的に考案し実践した仕組みの事例
    • 品質保証
    • レビュー
    • リスク管理 等
  • 改善のモデルCMMIの概要

プログラム

 『直ぐに品質を良くすることは可能です』とお伝えしても俄かには信じがたい。それは技術的側面や管理的側面にのみ目を向けているからなのです。開発しているのは人間ですから「人的側面」に目を向けなければならないのです。「人間重視の品質改善の仕組」が現場の人々の「やる気」を引き出し品質効果を上げるのです。
 本セミナーでは「人的側面」に照準を当て、「人を活かし動かす人間重視の仕組考案のコツ」や「改善活動への動機付け、更に「現場で実践して効果を上げた品質改善活動の事例」等について、ミニ演習も取り入れ分かりやすく解説致します。
 講師は、独自に考案した人間重視の品質改善により、約10年間、品質問題に苦しんでいた赤字体質の本部組織をわずか1年で品質を確保できる組織に導き、SI分野で日本初のCMM® (CMMI) レベル5 を達成した経験を保有しております。改善を実践した時の状況や仕組みを考案した考え方の経緯や実践した結果である品質効果などについても丁寧に登場させます。

  1. 第1章 人間重視の品質改善
    1. 品質を良くする根源
    2. 人間重視の組織活動とヒューマン・ファクター
    3. 「わくわく」感と人間力醸成の構図
    4. 品質改善と人間重視の仮説
    5. 品質効果を得るための推奨導入ステップ
  2. 第2章 「人間重視の品質改善活動の仕組」
    1. プロローグ:「品質問題地獄からの脱却」
    2. 人を活かし動かす仕組の考案
    3. 人を活かし動かす「品質保証の仕組」
      1. 演習1:「第三者検証」の仕組考案
      2. 「第三者検証」の仕組考案のプロセス
      3. 人を活かし動かす「第三者検証の仕組」事例
      4. 品質を良くするための早道1
    4. 人を活かし動かす「レビューの仕組」
      1. 演習2:「レビュー実施にやる気を出す」
      2. 「やる気を出すレビュー実施の仕組」
      3. 上流からの「レビュー実施」による品質確保事例
      4. 品質を良くするための早道2
    5. 人を活かし動かす「リスク管理の仕組」
      1. 現場の思いを重視した「リスク管理の仕組」
      2. 演習3:「リスク意識の高い集団」
      3. 人を活かし動かす「ポストイット活用のリスク管理」事例
      4. 品質を良くするための早道3
    6. 人を活かし動かす「定量的品質管理の仕組」
      1. 「定量的品質管理」と「指標値」
      2. 演習4:「定量的品質管理の仕組デザイン」
      3. 「データ測定に動機付けする」事例
      4. 品質を良くするための早道4
  3. 第3章 「不具合を生成しない」全員参加型改善活動
    1. 演習5: 「品質&改善マインドの醸成」
    2. 品質を良くする為の「品質&改善マインド」の醸成
    3. 人を活かし動かす「全員参加型改善活動」の事例
    4. 品質を良くするための早道5
  4. 第4章 「人間重視の品質改善」の効果
  5. 第5章 まとめ&質問

講師

  • 関 弘充
    ヒューマン&クオリティ・ラボ
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)

受講者の声

  • 品質向上活動に携わり、自分の会社で品質を検査するのに足りていない観点を理解することができ、有意義だった。
  • 欧米的な管理手法に特化したものでなく人間の行動心理に根差した品質向上活動であり組織活動として定着が期待できる。
  • 「わくわく」感、人間重視が品質を向上させるというのはもっともなことで,それを具体的な手法と効果で示していて良かった。
  • ソフト開発の品質を良くするコツは人間の「意欲」と「やりがい」であるという話が共感出来た。良くするコツにレビューを工程に取り入れる方法が自分でも取り入れたいと思いました。
  • 実例が沢山あり興味深かった、楽しめましたし、勉強になりました。経験豊富な講師の方からのメッセージが沢山いただけ、伝わってきた、自分のありたい姿に向けて気づきも得られた。

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

オンデマンドセミナーの留意点

  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • ビデオ会議ツール「Vimeo」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト から動作確認をお願いいたします。
  • 視聴期間は視聴開始希望日より10日間です。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料が製本テキストの場合、視聴開始希望日より実働2営業日前に届くように発送いたします。
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
    • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
    • サンプル動画が閲覧できるかを事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
  • 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/24 品質とトラブル時のコストを考慮した「開発時の安全係数」と「量産時の検査基準」の決め方 オンライン
2025/4/24 信頼性試験に役立つワイブル解析の基礎と実践 オンライン
2025/4/25 ヒューマンエラー (ポカミス) の未然防止・撲滅の考え方と効果的なポカヨケの進め方 オンライン
2025/4/25 信頼性の基礎知識と寿命目標をクリアするための加速試験・寿命予測のポイント オンライン
2025/4/28 医療機器開発のための事業化戦略とプロジェクトマネージメント オンライン
2025/4/30 ヒューマンエラー対策と生成AI新技術による保全の展望 オンライン
2025/5/7 R&D領域のデューデリジェンスで確認すべき (した方がいい) ポイントとリスク対応の考え方 オンライン
2025/5/12 信頼性物理に基づく故障解析技術 オンライン
2025/5/13 実務に役立つQFD (Quality Function Deployment:品質機能展開) の基礎と活用に向けた具体的ポイント 東京都 会場・オンライン
2025/5/13 適格・適切・効率的・効果的な医療機器品質マネジメントシステム (QMS省令) 構築・運用とリスクマネジメントの手法 オンライン
2025/5/13 異常検知への生成AI活用と判断の標準化、高精度化 オンライン
2025/5/15 経済的リスクを元に算出する「検査基準・規格値と安全係数」決定法 速習 オンライン
2025/5/15 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2025/5/19 技術者・研究者向けのプロジェクト進行における異文化教育・コミュニケーション能力向上のポイント オンライン
2025/5/20 設計プロセスでの生成AIの活用法 オンライン
2025/5/21 化学プロセスにおける設備スケールアップとコスト試算・設備投資採算性検討 オンライン
2025/5/21 信頼性物理に基づく故障解析技術 オンライン
2025/5/23 開発・技術・研究部門における中堅・リーダーに求められるビジネススキル オンライン
2025/5/23 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/5/26 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/6/30 加速試験の実施とモデルを活用した製品寿命予測
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2022/11/21 ソフトウエア業界20社 (CD-ROM版)
2022/11/21 ソフトウエア業界20社
2022/3/31 研究開発部門の新しい "働き方改革" の進め方
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/15 QRコード決済
2021/3/15 QRコード決済 (CD-ROM版)
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2015/10/22 FMEA・DRBFMの基礎と効果的実践手法
2013/6/3 プラスチックのタフニングと強度設計
2013/4/15 暗号化技術 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/15 暗号化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/15 暗号化技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)