技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

適格・適切・効率的・効果的な医療機器品質マネジメントシステム (QMS省令) 構築・運用とリスクマネジメントの手法

適格・適切・効率的・効果的な医療機器品質マネジメントシステム (QMS省令) 構築・運用とリスクマネジメントの手法

~QMS省令の構造とISO13485:2016の関係性を抑えて設計開発・購買・製造各フローにて正しくリスクマネジメント活動を行うために~
オンライン 開催

視聴期間は2025年5月13日〜27日を予定しております。
お申し込みは2025年5月13日まで承ります。

概要

医療機器を上市する上で、QMS省令 (ベースはISO13485:2016) ) に従う必要性があり、QMS省令では、ISO14971:2019に準拠したリスクマネジメント活動を要求しています。
QMS省令とリスクマネジメントの連携を正しく理解しすることにより、有効・安全な医療機器の上市に繋がります。
本セミナーでは、QMS省令の基本事項を俯瞰しながら、リスクマネジメントがどのように関与するかご説明致します。

配信期間

  • 2025年5月13日(火) 10時30分2025年5月27日(火) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年5月13日(火) 10時30分

修得知識

  • QMS省令の構造とISO13485:2016の関係性と要求事項
  • 医療機器を上市するための製造業、製造販売業の要件
  • リスクマネジメント (ISO14971:2019) の構造と要求事項
  • QMS省令とリスクマネジメントの関与・連携
  • 各プロセス (設計開発・購買・製造) とリスクマネジメント活動

プログラム

 国内市場において医療機器を上市するには、厚生労働省令169号 (QMS省令 (ベースはISO13485:2016) ) に従うが、そのQMS省令では、ISO14971:2019 (JIS T14971:2020) に準拠したリスクマネジメント活動を要求している。医療機器の企画・開発・購買・製造の各々の活動はQMS省令への適合が必須となるが、QMS省令とリスクマネジメントの全体的な連携を理解し、活動することが、有効・安全な医療機器の上市に繋がる。
 今回は、QMS省令の基本事項を俯瞰しながら、リスクマネジメントがどのように関与するか学習する。

  1. 国内医療機器業界の概要
    1. 医療機器の分類と参入パターン
    2. 医療機器事業のビジネスモデルと体制要件
  2. QMS省令の構造とISO13485の関係性、及び引用法令
    1. ISO13485の成り立ちとQMS省令
    2. QMS省令の概要
  3. QMS省令の要求事項
    1. 品質管理監督システム
    2. 管理監督者の責任
    3. 資源の管理監督
    4. 製品実現
    5. 測定、分析及び改善
  4. リスクマネジメント (ISO14971:2019 (JIS T14971:2020) ) の要求事項
    1. リスク分析 (ハザード特定、リスク推定)
    2. リスク評価
    3. リスクコントロール
    4. 残留リスク評価
  5. 設計開発活動とリスクマネジメント
    1. 各設計開発プロセスとリスクマネジメントの実施事項
    2. リスクマネジメント計画書
    3. ハザード特定
    4. リスク分析・評価
    5. リスクコントロールの実施
    6. リスクマネジメント報告書
  6. 購買活動とリスクマネジメント
    1. リスクベイストアプローチ
    2. 供給者評価と購買情報
    3. 購買製品の検証
  7. 製造活動とリスクマネジメント
    • 設計開発移管とリスクマネジメント
  8. リスクマネジメントとその他留意点
    1. ユーザビリティエンジニアリングとの連携
    2. サイバーセキュリティとの連携
    • 質疑応答

講師

  • 菊地 康博
    株式会社MDAコンサルティング
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年5月13日〜27日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/25 医療機器プロセスバリデーションの進め方と統計的手法・サンプルサイズ オンライン
2025/11/25 医療機器の梱包箱に対する輸送、保管試験 (試験方法を含む) などの要求事項 オンライン
2025/11/25 体表面における生体信号の低侵襲・非接触計測技術と応用 オンライン
2025/11/26 生成AIを使用した市販後安全監視・副作用報告 オンライン
2025/11/27 「寄り添いロボット」開発の舞台裏と医療介護から住宅・街づくりへの展開戦略 東京都 会場・オンライン
2025/11/28 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンスのプロセスと実務対応 オンライン
2025/11/28 GMP適合性調査で指摘を受けやすい試験室管理の要点と文書・記録管理に起因した指摘削減のポイント オンライン
2025/12/1 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンスのプロセスと実務対応 オンライン
2025/12/2 医療機器の承認申請書・添付資料作成のポイント 基礎講座 オンライン
2025/12/3 局所止血材の使用法と今後の開発ニーズ オンライン
2025/12/4 Z世代へのGMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/12/4 医薬品製造現場におけるコスト削減と人材不足のためのQC/QA業務効率化 オンライン
2025/12/5 医薬品製造所における逸脱対応とCAPA効率化/終結判断 オンライン
2025/12/8 GVP情報の収集・自己点検・教育訓練における日常業務の効率化と信頼性確保 オンライン
2025/12/8 GMP省令/行政査察対応を踏まえた変更/逸脱管理と処理手順書作成 オンライン
2025/12/9 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2025/12/9 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン
2025/12/9 医療機器の梱包箱に対する輸送、保管試験 (試験方法を含む) などの要求事項 オンライン
2025/12/10 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2025/12/10 コンピュータシステムバリデーション (CSV) で要求される各規制・ガイドラインの理解 オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/6/23 非侵襲性血液検査〔2025年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/30 体外診断用医薬品開発の進め方と薬事規制・事業性評価手法
2024/9/30 タンパク質、細胞の吸着制御技術
2024/9/30 最新GMPおよび関連ICHガイドライン対応実務
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2024/4/22 トプコングループ
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)
2021/3/15 体温計