技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化学吸収法による二酸化炭素 (CO2) 分離回収技術の最前線

化学吸収法による二酸化炭素 (CO2) 分離回収技術の最前線

~新規吸収液、水素や冷熱利用による省エネルギー化~
オンライン 開催

視聴期間は2024年7月16日〜26日を予定しております。
お申し込みは2024年7月24日まで承ります。

概要

本セミナーでは、カーボンニュートラル実現において必須となるCO2回収技術について、近い将来想定されるCO2回収規模や、様々なCO2分離回収技術の特長を解説いたします。
そのうえで、燃焼排ガス中や大気中のCO2といった低濃度CO2の分離回収法として、講師らが化学吸収法に着目しているかについて解説いたします。

配信期間

  • 2024年7月24日(水) 13時00分2024年7月26日(金) 17時00分

お申し込みの締切日

  • 2024年7月24日(水) 13時00分

修得知識

  • CO2分離回収技術の基礎
  • 各種CO2分離回収技術 (化学吸収、物理吸着、膜等) の特長
  • 大気中CO2を含む低濃度CO2の分離回収に適した技術
  • 水素を用いたCO2分離回収とCO2利用プロセスの統合
  • 冷熱を用いたCO2分離回収の取り組み紹介

プログラム

 CO2の隔離や利用を考えた場合、CO2の濃縮、分離回収が必須である。
 本講演では、まず、カーボンニュートラル実現において必須となるCO2回収技術について、近い将来想定されるCO2回収規模や、様々なCO2分離回収技術の特長を述べる。そのうえで、燃焼排ガス中や大気中のCO2といった低濃度CO2の分離回収法として、演者らがなぜ、化学吸収法に着目しているかを語りたい。
 加えて、化学吸収法の省エネルギー化に向けて、新規吸収液開発、水素による再生促進、冷熱を利用圧力スイング型アミンプロセス開発に関する演者らの取り組み状況を紹介したい。

  1. CO2分離回収の未来
    1. IEA (国際エネルギー機関) の持続可能な発展シナリオ
    2. CO2分離回収の商用化例
    3. 想定される市場
    4. カーボンニュートラル達成における低濃度CO2分離回収の必要性
  2. CO2吸収液の開発
    1. 化学吸収法によるCO2分離回収
    2. 相分離型CO2吸収液
    3. 分離対象ガスや運転条件に適合した吸収液の開発
  3. 水素を用いたCO2分離回収の省エネルギー化
    1. CO2分離回収とCO2利用プロセスの統合
    2. 様々なケースでのエネルギー評価
  4. 冷熱を用いたCO2分離回収
    1. 液化天然ガスの未利用冷熱
    2. プロセスのコンセプト
    3. 低濃度CO2分離回収への適用検討
    4. 大気中CO2直接回収への適用検討
  5. まとめ

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年7月16日〜26日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/25 膜分離技術の基礎と膜濾過プロセスの設計および膜ファウリング対策 オンライン
2025/9/25 膜分離技術 2セミナーセット オンライン
2025/9/29 CO2の電解還元技術における基礎と有用化合物への変換および将来展望 オンライン
2025/10/3 MOF/PCPを利用したCO2の分離・回収技術 オンライン
2025/10/10 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/10/14 結晶化による分離精製・粒子群製造の基礎とプロセスでの実践、スケールアップ、トラブル解決事例 オンライン
2025/10/14 ケミカルループ法による水素製造・カーボンリサイクル技術 オンライン
2025/10/15 ガス分離膜の特性、作製方法と膜分離プロセスの開発 オンライン
2025/10/16 CCUSとそれを支える水素の2日間総合セミナー オンライン
2025/10/20 分離工学の基礎、各種技術とシミュレーションによる簡単解析 (蒸留・抽出・吸着・膜分離) オンライン
2025/10/22 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/10/24 CO2を活用した水素酸化細菌のバイオ製品生産と社会実装に向けた課題・将来展望 オンライン
2025/10/28 分離プロセスの工業化スケールアップ及びプロセス工業の省エネルギー オンライン
2025/10/28 光触媒による水素製造とCO2資源化 オンライン
2025/10/29 光触媒による水素製造とCO2資源化 オンライン
2025/10/29 住友大阪セメント株式会社が取り組むCO2削減困難産業の脱炭素戦略 東京都 会場・オンライン
2025/11/6 カーボンニュートラル (CN) ・化学プロセスにおける分離膜と膜反応器の技術および実用化動向 オンライン
2025/11/6 CO2の有用物質変換技術とその最新動向 オンライン
2025/11/7 CO2原料メタノールの合成技術と社会実装の展望 オンライン
2025/11/18 吸着剤の適正な選定・利用のための吸着分離技術の基礎と応用技術 オンライン