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CO2を活用した水素酸化細菌のバイオ製品生産と社会実装に向けた課題・将来展望

CO2を活用した水素酸化細菌のバイオ製品生産と社会実装に向けた課題・将来展望

~微生物によるカーボンリサイクルの可能性と国内外の動向~
オンライン 開催

概要

本セミナーにおいては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、特に水素とCO2を原料として増殖する水素酸化細菌の特徴と、その特徴を活用したCO2からのバイオものづくりの可能性を紹介いたします。

開催日

  • 2025年10月24日(金) 13時00分15時00分

修得知識

  • CO2固定微生物、特に水素酸化細菌の特徴に関する基礎的知見
  • 特徴を活用したバイオものづくりに関する国内外の取り組み

プログラム

 2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指し、CO2を活用するカーボンリサイクル技術の開発が国内外で進められています。国内においても、カーボンリサイクル技術のひとつとしてCO2固定微生物の機能を活用するCO2を原料としたバイオものづくりが注目されています。
 本セミナーにおいては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、特に水素とCO2を原料として増殖する水素酸化細菌の特徴と、その特徴を活用したCO2からのバイオものづくりの可能性を紹介します。水素酸化細菌を使ったプロセスは将来的なポテンシャルは見込まれるものの社会実装に向けては多くの課題も存在するため、それら課題に対する現在の国内外での取り組みおよび、今後の展望についても紹介します。

  1. カーボンリサイクル技術としてのバイオものづくりの動向
    1. CO2を資源として活用するカーボンリサイクル技術の位置づけと役割
    2. カーボンリサイクル技術としてのバイオものづくりの特徴と国内外の動向
    3. CO2を直接原料としたバイオものづくり
  2. CO2固定微生物、特に水素酸化細菌を使ったバイオものづくりのポテンシャル
    1. CO2を固定する独立栄養微生物の特徴と分類
    2. 水素酸化細菌とは
    3. 水素酸化細菌の特徴とそのCO2固定・排出削減ポテンシャル
    4. 水細酸化細菌を使ったバイオものづくりの可能性
  3. 海外における水素酸化細菌を使ったバイオものづくりの動向
    1. 海外での取り組みのコンセプトと最新動向
    2. 水素酸化細菌を使ったタンパク質生産の利点と可能性
    3. 海外スタートアップ企業の取組事例の紹介
  4. 水素酸化細菌を使ったバイオものづくりの国内での取り組み
  5. 社会実装に向けた課題と将来展望
    1. 水素酸化細菌を用いたバイオものづくりにおける技術開発課題
    2. 社会実装に向けた技術開発以外の課題と将来展望
    • 質疑応答

講師

  • 平野 伸一
    一般社団法人 電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部 生物・環境化学研究部門
    上席研究員

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)
複数名
: 17,500円 (税別) / 19,250円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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